BL要素は2巻も少しで焦らせすぎ〜!となる部分もありますが、宵星を天涯孤独の身にしてしまった罪の意識からグイグイいけないという圧倒的な理由があるので直ぐ攻めていくよりむしろ良い!となりました。
誰が黒幕なのかは1巻からあの人じゃないかな〜?と思ってたらここから二転三転しない限りあの人っぽいのでそうだよねと。でもお話の展開が上手くてお話自体が面白かったです。
宵星は恋愛自体に疎いだけなのか?申鳳がどストレートに愛を行動で示していったら宵星もちゃんと意識していく様子がとても可愛かったです。
申家のことはけっこう明らかになってきたのですが宵家のことも次巻は深掘りしてくれたらいいな?と思います。特に宵家の中での宵星の立ち居振る舞いが気になってるので。
芸能物が好きなので読了。
受けの暁は芸能界にいるけども売れてるとは言えずもがいている状態。
そんなときに子供のころの初恋?攻めの大前に再会したと思ったら!名前も覚えてないのにムキーっとなって逆に思い出させてやる!と意気込む暁。
本人は怒って強気にいってるつもりでも傍から見ればなんか結局健気な行動に思えていじらしい。
攻めが全くツンというか響いて無さも相まって。
暁が掴みかけたオーディションに事務所の力で選ばれず。やるせなさとしんどさの極致で海で黄昏れてたところから大前が迎えにきてくれたシーンが一番グッときました。
いつもは強がって本音を出さない暁が大前に弱さをさらけ出すことができてよかった。捨てられた子犬みたいな暁の表情。保護です
大前は本当は憶えているor途中で思い出してるんでしょ?もっと合間合間に受けが愛されてる描写が欲しかったな〜と思ったら本気で憶えてないパターン!?というのが新鮮でした。
次巻からは攻めから受けへのらぶらぶ愛されの様子がみれるかなと期待してます!
相変わらずラブラブなふたり。人前でも無自覚いちゃついてしまうという個人的にはたまらないシチュです。柴崎くんと淳子ちゃんの反応が良い!
えっちシーンは無いんですけどその中でも色気たっぷりの表情や間接的な表現が素敵。キスした後に絡まった唾液がツーと滴るのが官能的でした。
何気にサラーっと志筑のお家にもふたりで行っちゃうし。何事も無く受け入れられてるどころか逆に矢野の方が心配されるのには笑いました。
そして!なんといっても当て馬?が登場するのが嬉しい!恋愛的意味ではないけど。当て馬キャラ好きなんですよねー!まさにわからせたくなる当て馬キャラです。
ちなみ過去のセフレ時代の変遷が。
描き下ろしの上下問答がめちゃくちゃ良いです。
いきなり同棲するのでドキドキらぶらぶなお花畑話かと思ったら意外とそうはならず良い意味で予想の展開と違って面白かったです。
しょっぱな志筑のデレがかわいくて……
矢野が本当は帰らないでって引き留めて抱きしめたい~!ってぺしょぺしょした会話を覚えていてしばらくした後。一旦そのまま帰ろうとしたのに志筑から矢野をぎゅっとしてから帰るのかわいすぎてうあ~としばらくそのコマをみつめ続けてしまいました。しかも後ろ姿だけでもわかるくらい真っ赤になってるのが尊い。
最初はセフレから始まったけれど変にピュアなのが大変味がしますね。
順風満帆な関係を築いていけそうだけども、矢野父という不穏な予感も出てきて続きが気になります。
司之介の成長物語でとても良き。
今回も司之介は香さんに見合う自分になれるよう頑張っちゃうのが愛らしい。前回の刹那的なしんどい気持ちとは違い、今回は精神的に前向きに頑張るので心配にはなっても水を差したりしたらとストップをかけられない香の気持ちもわかり。
そんなこんなでの呪縛からの解放にじ~んときました。
らぶらぶカップルになったその後でもこんなに読み応えがあるのが嬉しい誤算。
ただラブラブしてるのをみるだけでも嬉しいのにね。
あとあの感動的なシーン。
香さんからじゃなく司之介の方からっていうのも良いですよね…守るべき存在からの対等、いや下手したらそれ以上?な関係になって。
これからも揺るぎなく一緒に寄り添ってくんだなあと感動しました
もちろんらぶらぶえっちはもう凄かったです。色気がばーん!です。ただ電子で読んだので白抜きが無いのも読みたいなぁ…と思ったところ!(標準的な修正ですけどなにせ構図がえっちなので勿体無く)
電子で温泉回のR18バージョンもあるそうなのでそちらも後で読んでみたくなりました。
はじまりがあんなになし崩しだったのが嘘のようにちゃんと恋愛してるな〜!という巻でした。好き!
楪に影響を受けて受験を決めた常磐。受けに影響されて変わっていく攻めが大好きなので周りの声に傷つくことが減っていったらいいな…としみじみ。
夏といったらやっぱり夏祭りは行かないと!
楪はもちろん常磐も両方浴衣なのが良いですね。
らぶらぶタイム炸裂かと思いきや亀裂がはしり…上手くいかないね、とやきもきしてたら。
あの見開きシーンがバーン!っとお出しされて。
本当に美しくてしばらく次のページにいけなかったくらい。
そして浴衣で仲直りえっち、しかも外っていうのが癖もりもりだあ!と言いたくなる内容でした。
他にも番外編の猫ちゃん楪も好きな人にはたまらないえっちさです。
表紙のきらきらに惹かれて読んでみたのですが、中身も絵が綺麗でとてもきらきらほわほわ♪少女漫画みたいなかわいい作品でした。
主人公の陽依(ひより)と凌(しの)。同じバイト先から始まる恋物語。
一軍で住む世界が違う人だなと思っていた凌だけど実際に接すると内面も素敵な人で。陽依がコンプレックスに思っていたことを何気なく肯定してくれたりするところや他にもちょっとした優しさが描かれていて。
そんな人から好きな人は自分だと告げられた陽依は驚き、内心喜ぶのだけれど自分とは釣り合わないのではと悩むシーンはなんか可愛いらしいとも思ってしまいました。
凌がどうして陽依のことを好きになったのかも少しではあるのですが判明もするし丁寧な作品でした。人に優しくするのはただでさえ素敵だけどそれをひけらかさずに気づかれないほどの謙虚さを持っている。気づいてしまったらその人が損をしていないか気になっちゃうのわかるなと。
BLならではの同性を好きになってしまった葛藤やら悩みが最近読む作品と比べるとびっくりするほど無く、逆にファンタジーなんだからこういった作品もいいかもな~と思います。
ハッピーな気分になりたいときにおすすめ
ああしんどい、はあ〜しんどいと一気読みする気になれず少しずつゆっくりと読みました。
アルトとエルヴァの行く末を見届けたい、幸せな結末を見たい!の気持ちももちろんストーリー自体が気になってなんとか。面白いんだよな~
アルトの秘密によってふたりに亀裂が入ってしまったら、ただてさえしんどい展開なのに苦しい〜!と不安に思いながらもなんとか通じあったのが本当に良かったです!そう言えばBLだった!と涙しました。
そしてエルヴァからのアルトへのお手紙で奥歯を噛みしめながら耐えていた涙がこぼれてしまい。
けして感動的な文章では無いんだけど、だからこそ胸にジーンときました。
またどうやら不穏の気配を残しての次巻……もういっそのこと早くひとおもいにやってくれ!
アルトの父親についてのおはなしはある意味救いを感じられて(この漫画にしたら?)少し光が見えた気がしてまた泣きそうになりました。
ついに誠が東に告白するのですが、いろいろな思いもあって咄嗟に断ってしまう東。
落ち込む誠を見るともお~っとこちらはやきもきするのですが、まつ毛バシバシでかわいいな……とつい脱線してしまいました
普段は誠も言うとおりスマートでかっこいい東がひとりになった後、ださいなと呟くところはほんとにな!と共感しながらも(笑)でもそのださいところが垣間見えるのが好きなのでこれはこれで良いのかも。すぐに挽回したしね。
あと東の意外な事実にテンションがあがりました。他の作品だとさすがにそれはリアリティが無いよ!と言ってしまいそうですがこの作品だとなぜか納得感がでる不思議。
すべてがハッピーエンドで読み終わった後は幸せな気持ちになりました!