これを読む前に「かりそめビッチ南くん〜つづきの話〜」を読んだ方がいい。単体では読めなくもないけど(?)ってなることもあるかも。(〜南くんの方に付き合うまでの過程が収録されてる)
タイトルにひねくれ〜とあるけど、南くんを読んでる時はひねくれに見えたけど小野寺くん(主人公・受)視点で見るとそこまでひねくれてないし、むしろサバサバしてて思ったことはなんでも言っちゃうのがむしろ漢気があって気持ちよかった。今回はモデルの仕事のせいで田辺(攻)との時間が取れなくなってわだかまってしまう部分もお互いがお互いを尊重したいからこその事だったし、小野寺くんも田辺にきちんと謝ったり居酒屋に迎えに行ったりしているところが真っ直ぐで好きだった。漫画によくある(なんでここで喧嘩になっちゃう〜?!)的あるある展開がなく、そこが好感を持てる。とても好きだった。
同棲編。新入社員だった受けが徐々に仕事を任されて切磋琢磨する姿がカッコ良い。企画が上手く通らなくて落ち込む受けを上司としても彼氏としても勇気づける攻め最高。一巻の時はお互いセフレみたいな関係で一線引いてたけど恋人になって同棲してからは受けを甘やかしたい攻めの会社と家でのギャップがめっちゃいい。あと二巻もそうだったけどサブキャラに芯があって脇役にも好感が持てる。受けが恋愛面も仕事面も落ち込みながらも前向きに捉えようとする姿勢が好きだった。(私も攻めも)灰田先生は紳士攻めが毎回ドストライクで作家買いしてる。四巻もたのしみです。