依田沙江美先生の作品の中でも、このシリーズが最も好きです
作中の印象的なセリフ
「同じ人間にニ度も恋するなんてあるんだろうか」
「二人とも最初から恋におちた」「世界中が彼でいっぱいだった」
「2度も同じ人間を・・・・そんなことがあるのかどうか」
「いずれおまえは俺に飽きる いつかそうだったように
その時俺はどうしたらいいんだろう?」
光の腐女子にも、夜明けの腐女子にもみんなに読んでいただきたい
闇は少なめですが、ちょい闇もあります
1冊の中に、初恋の光と影、初恋の終わり 再開 と、主人公をとりまく友情ともジェラシーとも言えないブロマンス的な展開もあり
1冊のなかにLOVE以外の要素をかなり盛り込んでるのに、消化不良にもならず、むしろ詩的な情景さえ感じさせてくれます。なのにちょっとコミカルな一面も
ずっと前に読んだのに、今読んでもまた胸が熱くなります。
初恋は実ったらハッピーエンドなの?その先は?
二人だけの世界はそんなに永遠のものなのか?
そんな気持ちを1冊の中で一つの答えを出してくれます