このレビュー書くためにちるちるアカウントを取りました。
攻めの朝日くんが本当にたまらなくて。
朝日と葉二のストーリーをもっと読みたくなってしまいました。
設定が気になった&表紙イラストに惹かれて発売日前から予約していました。
商業BLは普段漫画ばかりで小説は読んだことがなかったのですが、普段小説をほとんど読まない私でもスルッと読めてしまうくらい読みやすい文章です。本一冊一晩で一気に読んだのは初めての体験でした。
丁寧な心理描写が好きで、潤一と別れるシーンは本当に美しくて、何回も思い出して後から読み直してしまいました。
朝日と葉二はもちろん魅力的ですが、脇役のキャラ立ちがとにかく半端じゃない!
ちなみに一番好きなキャラクターは葉二の元カレの潤一でした。潤一が主人公のスピンオフが読みたいなと感じます。
くっついてからの展開が少し急に感じた部分もあるのですが、きっとBLのお約束を踏んだような感じなのかな?それでも最後の締めくくりはスタートから想像もできなかったような前向きさで終わり、胸に残りました。
紡がれるシーンの美しさ、迷いながら進んでいく人間らしさを描いた力強い素敵な小説だと思います。
次回作を楽しみにしています。