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これは…!

いきなり率直な感想ですが、面白かったです!

帯や裏表紙のあらすじを見た限りでは、一冊丸ごと標題作かと思ったんですが、短編集でした(笑)
作者さんの初コミックスだそうです。

コミカルからシリアスまで、全部で8作品収録されています。

私は特に、
書道教室の先生と学生(高校生かな?)の生徒が、付き合い出したその後のやりとりのお話の『愛があれば!』と、作家と担当編集者のちょっとファンタジーなお話の『明日きみの夢をみる』が特に好みでしたv

シリアスな作品でも、全く救いがない訳ではなく、希望の光が指す感じの終わり方で、痛々しいお話が苦手な私には嬉しかったです。

全編レビューしてしまうと長くなってしまうのですが、どのお話もセンスがあって、お腹いっぱいになれました(*^o^*)
ストーリー重視で短編集が読みたい方にオススメだと思います。
絵は、これからもっと綺麗になっていきそうで、次回作も楽しみな作家さんです!

吸血鬼なのにヘタレ…!?

吸血鬼というと、オレ様でクールなイメージがあったのですが、
表題作に出てくる吸血鬼・直幸は、なんと弱虫で優しくて…
へたれ好きーには嬉しい設定でした。

二人の関係も可愛くて和みます。
お屋敷にありそうな高級長机から、普通のダイニングテーブルに買い替えたり(笑)
二人の距離が縮まっていくのが伝わってきて良かったです。
可愛いけど、「お食事」シーンは何とも色っぽい。
ごちそうさまでした…!


『狼男は満月の夜に苦悩する』は、狼男・静一郎と直幸の兄・幸人のお話。
この二人は、大人テイストな関係でした。
耽美な絵柄がマッチしてて素敵…v
吸血鬼さん、実は4人兄弟なんですが、この人が一番吸血鬼らしいかも(笑)

吸血鬼さんファミリーも、楽しそうだった(笑)

この二組の、その後があるなら、ぜひ読みたいです!


読み切りは、特に『ほんとうはやさしい』が好き。
同棲していた二人が別れる所から話は始まるんですが、二人の家のベランダで育てていた「豆の木」をキッカケに、歩み寄っていくお話。
この「豆の木」の正体が明らかになるシーンが、また可愛らしいです。

全体的に、優しい雰囲気で癒されました。

小物や家具の描写が美しいのも見所です!

ユーレイと居る毎日。

ちるちるさんの「オススメBL」を拝見して、あらすじと表紙に惹かれて購入してみました。

過去に大切な人に裏切られたトラウマを持つ主人公・前田が、マイペースなユーレイ・育郎に出会い、翻弄されていく中で、育郎やお隣さんの桜(ダメンズ好き)に少しずつ心を開いていくお話。

その他に、
前田が高校時代に、先輩・英一と付き合っていた頃のお話
大人になった英一メインのお話
が、収録されてます。

読後の感想ですが…まだ続きが読みたい!

元に大きな一つのお話があって、その中に出てくる登場人物のオムニバス形式な短編集といった感じでしょうか…
こういう感じも好きなんですけどね(笑)

まだまだ、前田と育郎が今後ラブい関係になっていくのか!?とか、唐沢(通称クマ)は英一を諦めてしまうの?とか、桜にまとm…良い恋人は出来るのか?!等々、その辺のお話も読んでみたいです!

登場人物は、おっさん(笑)からワイルドなお兄さんへと変貌を遂げた唐沢が個人的に気になりました(笑)
前田は眼鏡ない方が好みかも…(高校時代、めっさ可愛いです。)
前田と育郎は、漫才みたいなやり取りしながら、ほのぼのラブラブしてて欲しいなぁと思いました。
どちらかと言えば、育郎×前田でしょうか?
それにしても、育郎の眼帯は最後まで謎のまま…

絵のタッチは、帯にも書いてあるように、どこか懐かしい香りがしましたが、随所に四コマちっくなオチがあったりして楽しい所は楽しく、シリアスな所はじんわり来て、好きな作風でした(´`*)
秋の読書にピッタリだと思います(^-^)

こんな地獄なら行ってみたい!?

綺麗な表紙絵と、お話の舞台が「地獄」というファンタジーな匂いに惹かれて購入しました。

役所勤めの瀧群が、退職する上司の代わりに地獄での仕事を任され、その仕事先の閻魔王に日々口説かれていく内に…というお話。

「地獄」が舞台なだけあって、難しい話かな?と思って読み始めましたが、地獄のシステムや瀧群の過去や閻魔王の心情などが、うまく合わさって展開されていくので分かりやすかったです。

笑いありシリアスあり。
閻魔王の趣味がガーデニングなので、地獄なのに緑がいっぱいだったり…(笑)

閻魔王を取り巻く地獄の住人達も個性的で楽しい。

その中でも、鬼の阿傍と吽傍コンビが可愛くて…!!
通常の姿の時、阿傍は馬頭・吽傍は牛頭なんですが、人型にも変身出来るという、なんとも美味しいキャラです。しかもスーツ着用(笑)

カバー下に、この二人の四コマとイラストが載ってるんですが、大変萌えました。

もちろん、本編も面白かったです。
瀧群の閻魔王に対する気持ちが見えないまま、関係を持ってしまった場面では少しモヤッとしてしまったのですが、描き下ろしのお話で、何故瀧群が閻魔王に惹かれたのかが描かれていて、スッキリしました。

まだ、迷いがありそうな二人が今後どうなっていくのか…
閻魔王の過去や、人間から閻魔王になったキッカケなどが、下巻で読めるのを楽しみに待とうと思います。

これは願望ですが…阿傍と吽傍メインな話も読んでみたいです。
あぼう×うぼうで一つ…(笑)