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女性まふにょさん

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青と陽炎 2 コミック

ドンドン 

全然安心できないこの感じ…

三角関係二巻目、真琴と北斗がイイ感じになったっぽいけど、全然安心できないこの感じ…なんなの。ラストに、全然違うとこから不穏な気配が迫ってきて、ええぇーってなりました。平和が壊れちゃうのかなあ。
今回印象的だったのは、あの定番セリフ!「俺じゃだめか」って、あれをそんな使い方するなんて!とシビれました。「俺にしろよ」って野球の話してるのに、めっちゃ萌える三角関係になってて、もうすごい。熱すぎて眩しくて溶けそう…。
で、やっぱり一番の見どころは真琴の瞳。ホラーじゃないのに光のない目でずっと気になってましたが、なるほどこの瞬間のためか、と納得して感動しました。その瞳の向かう先が北斗なのも泣けるし、鷲介のサポートあってこそってのも良い!
鷲介と北斗はこれでやっと一緒のラインに立ったんじゃないかと思いました。真琴が北斗の告白に応えても不安が残るのは、真琴の中で二人が同じくらいの比重を占めているように見えるからかな、と。
めちゃくちゃ引き込まれる作品。この三角関係をぜひ最後まで見守らせて欲しいです。

青と陽炎 1 コミック

ドンドン 

爽やかすぎてキラキラ眩しい

野球を絡めた三角関係のお話。元バッテリーで幼なじみの真琴と鷲介、そして真琴の現相方の北斗、この三者の設定が良い!しかも1巻じゃ終わらない。めちゃくちゃ萌えるストーリーが期待できそうでわくわくします。
1巻の時点では、北斗→真琴→鷲介っていう一方通行で、おや…鷲介?ってとこで終わります。真琴の想いは強そうだし、年季入ってるし、人格変わるくらい鷲介に影響されてるので、どんな形であれ鷲介への気持ちは持ち続けるんだろうと思います。
鷲介はすごくワケ有りっぽい。ケガで辞めたことも最初は隠してたし、後出しで衝撃を与えてきそうな気配がすごい。でもだからこそ面白い物語になっていくんでしょっていう諦め?があり、心構えをしてから見たくなります。
北斗は爽やかすぎて眩しい!一人で青春度を爆上げしてくる!BL目線で見ると北斗の立場が一番泣けます。追いかけて追いついて、やっと隣にいられるようになったのに。個人的には北斗を推したい…頑張って欲しい…。
最高にきゅんきゅんさせてもらえる三角関係の作品、続きが楽しみすぎます!

この二人にしか出せない空気感

めちゃくちゃツボな作品でした!好きなとこがいっぱい詰まってて、全ページじっくり眺めていたい感じ。絵もストーリーもキャラも全部好き。最後にほろっと泣かせてくるのもズルいです(良い意味で)。二人とも可愛すぎでした。
こっくりさんに会いたくて教師になった夢望と、こっくりさんの二葉。
二人ともビジュアル最高だし、独特の色気を醸し出しながら会話してくれるので、引き込まれてしまいます。シリアスとコミカルが行ったり来たりの、この二人にしか出せない空気感が素敵。
二葉が消えたことで見えた夢望のこっくりさんへの執着はものすごいもので、たぶん二十年くらい?の年季が入った感情で、こんなん萌えるしかないやんて、あてられました。
再会は夢望の執念ゆえの必然だったのかな。二葉の純粋さにほっこりしつつ、切ないエピソードに泣いて、こんなに可愛いまま夢望の前に現れてくれてありがとう~ってなりました。
たぬきにしか見えない猫又と凶悪な顔した夢望の組み合わせに、妙に癒やされます。描き込まれた背景も、見応えがあってとても良かったです。

いなくては生きていけない相手

7巻は、ついに山寺が吸血鬼になっちゃった!って始まり。相変わらずのヤバ行動で、命で脅して強引に咬ませる安定の山寺。そして理想と書いてゆめと読む世界で生きてる小夜も、ブレない純粋無垢な善人ぶり。なんともクセになる組み合わせです。
山寺の壮絶な過去は読者には明かされていましたが、小夜は初めてその内容を知り、必死に寄り添おうとします。自分のことのように傷付き泣いて、子供返りしてしまった山寺の支えになろうと頑張っています。
小夜の行動は行き過ぎた善意に見えなくもないし、押し付けに感じるところもあります。でも山寺ほど歪んで捻くれてどこかが壊れてしまった相手には、これくらいの光をぶつける必要があるのかな、と思いました。
上司と部下から秘密の共有者となり、吸血鬼と血液提供者の関係からまた一つ進んで、いなくては生きていけない唯一無二の相手になったんじゃないかな。
後半は伊達とその父?の物語。ナハトの考えがあっさり変わって拍子抜けだけど、山寺の一言が命の継続に影響を与えたと見れば感慨深いかも。
お互い吸血鬼として生きることになった小夜と山寺の今後がどうなていくのか、とても楽しみです。

辛くても幸せすぎても泣いちゃう

本編は付き合うまでの高校生編で全11話、外伝は大学生カップルのエロエロ初H編で全4話。心の声が聞こえるイケメンと、無表情だけど心の中は騒がしいイケメン大好き委員長のお話。美人攻めの泣き顔が見られます笑。
顔が良い男子を見ると、無愛想を超えて怖い顔になっちゃうドゴン。でも実は内面ではオタクばりに叫びながら喜んでます。そんな心の声を聞いた超イケメンなリョスがドゴンを気に入って、あれやこれやで恋に発展していきます。
お話としてはさらっとしてるかなあと思いますが、雰囲気が明るくて楽しいです。リョスは嫌な声も聞いてるけどスレてる感じじゃないし、ドゴンはむっつりで初心で素直。二人で何度も真っ赤になりながら必死になってて可愛い~。
大学生になってからは、リョスはキラキラ彼氏度が上がってて、ドゴンはエロ方面の想像力が上がってました。ちょっとしたすれ違いを乗り越えてのハピエン。それにしてもドゴンの計画はダサすぎて面白い…あれ本気なんだろうか…。
嫌われたくなくて泣くリョスと、初Hで幸せ過ぎて泣くリョスがとても好きでした。

最後までブレなかったってことかなあ

ふわふわした二人が、ふわふわした場所に着地したお話。こういう二人こそ、はっきりした決断や明確に名前の付いた関係を築くところが見たかったので、読後感は微妙です。でもキャラとしては最後までブレなかったと思うと納得できるかな。
小豆は本人的には芯を持って生きてるんだろうけど、傍から見れば流されまくりで危うい印象。ちょろっと愛を語るシーンから、こういう性格になった背景に何があるかまで描かれるかと思いましたが、特に深掘りはなくて残念でした。
真澄は真面目に好きになったらダメなタイプのキャラって感じかなあ。本音がどうであれ、付き合っても真澄に愛されてると感じることはできないみたいな。小豆とは友達としては最高、恋人としては相性最悪な気がします。
逆に言うと、お互いに今までとは違うタイプで、そういう相手だからこそ!と思えるところがあるのかも。踏み込んだら終わり、お互い最後の相手になってしまう確信があるとか。
まあ分かりませんが、本編最後の真澄の笑顔が本当に可愛くて、何でも良くなってしまいました。なんとなくハマる魅力を感じるので、次回作も読んでみたい作家さんです。

この二人に迎えて欲しいエンディング

終わり方が最高に好き!昇華しきれないぐるぐるした感情が残される、このなんとも言えない余韻が好き。関係性を明確に言葉にしない、でもちゃんとつながってて温かい、この二人に迎えて欲しいエンディングがまさにこの形!静かな雰囲気も好きでした。
高校時代から恋を自覚していた八千代と、八千代の結婚でやっと自分の気持ちに気づいた藤次のお話。一度振った事実があるせいか、二人は決定的にすれ違ってしまい、想いを残したまま別の人と生きていこうとしています。その結果、相手を傷つけてしまうのが切ない。
でも藤次も八千代も、相手の方から去っていくので、四者とも表面上の傷は浅いのかな、と。都合が良い気がしなくもないし、相手の気持ちをもっと知って欲しいと思うけど、特に藤次は無意識に自分を傷付けない相手を選んでいたのかな。聖人がイイ奴すぎて泣ける…。
最後は関係の修復をして、学生時代から続く友達以上恋人未満?な二人に。ここですっきりはっきりカップルエンドじゃないのがすごく良い!もう他の人を巻き込むことはせず、あとは二人で存分に愛について語れば良いと思います。気付けば家族になってるんじゃないかな、と感じる空気も良かったです。

かわいいかわいいかわいい

とーっても可愛かったです!最初っから両想いなのが分かってるので、ずっと二人のもだもだを楽しめます。最高でした!
特に好きだったのはドウンのキャラ。美人で俳優なのが設定だけじゃなくて、絵的にも綺麗で見惚れてしまいます。デフォルメ顔も多いけど、普段は一人だけ作画が違うのでは!?ってくらい顔が良い!キラキラの芸能人オーラ出まくり。
表情も豊かで、嬉しくても悲しくても大泣きしちゃって、ピュアで応援したくなります。
そんなドウンがチャンに告白し、信じてもらえなかったけど、逆に酔ったチャンに告白されます。そこからの浮かれまくるドウンが可愛すぎてもう!とはいえすぐにまたどん底に突き落とされるわけですが…チャンも悩んでぐるぐるしてるから仕方ない。
付き合い始めてからのお話(外伝)も、相変わらず可愛すぎる二人で安心しました。たまに見せるチャンの素直さの破壊力たるや。ドウンの好き好きオーラもすごくなってて、良きばかっぷるでした。

感動的なラスト

人間との混血バンパイアが主人公のお話。最初と最後で絵も作品のトーンもかなり変わります。最初はコミカルな印象が強く、独特の妙なテンポが楽しくてクセになる感じ。最後の方は生きるか死ぬかのシリアス展開。主人公と親代わりのバンパイアとの関係性がとても素敵でした。
生きるために精気を吸おうとセフレ探しを始めた桃也は、なぜか社長と付き合うことに。社長はストーカーみたいに片思いする姿を見せたり思わせぶりなことを言ったり、ちょっと謎なキャラ。地位と経済力が確かで心の余裕は十分なのもあって、包容力を感じられます。
一方桃也は生きるのに必死。バンパイアなのに血が飲めず、精気を吸うことで命をつないでいたのが、ついにそれもできなくなってしまいます。
そんな桃也のために奔走するのが親代わりの永介なんですが、この永介の事情が切なくて。しかも桃也のために大きな決断をしたのに、無意味になってしまって、あまりに不憫。永介の相手が腹黒な建虎なのは微妙だけど、幸せになって欲しいキャラです。
そして社長も桃也のために、死ぬかもしれないことをあっさり選択。正直、命をかけるほどに強い愛情が育つまでの描写がないので、ここはあまりしっくりきませんでした。とはいえ、ここから感動的なラストに一直線になったのは確かかな。
外伝は社長のエロ夢がいっぱいで、初期の変なノリが戻ってきていて楽しめました。Hシーンは体格差が際立つ感じで、めちゃくちゃエロかったです。

午後の光線 コミック

南寝 

この感情をなんと言い表せば…

どれだけ言葉を尽くしても、読後のこの気持ちを表現できる気がしない、そんな漫画でした。強く思うのは、衝撃的な出来事からの展開が、前向きなものだったのが本当に良かったということ。どんな大人になるのかな、と明るく考えることができるって嬉しいことなんだな。
淀井と村瀬、同じクラスで自然に友達になっていそうなタイプの二人で、関わり始めてからはすぐに濃い関係に。村瀬にとって淀井は救世主であり神様で、淀井が村瀬の全てになっていくのが伝わってきます。
でも淀井は村瀬に自分が必要で、だからしてあげたいという。常に無表情で自分の感情に鈍感な淀井が、そうなるに至った背景も描かれていて、とても切ない。二人ともが心に抱えるものがあり、だからこそ共鳴し合ったのかな。
淀井のその後は、事前に淀井自身が言った通りになってしまって、そんな伏線回収要らなかったよ…と思いました。村瀬の一生の心の傷になったことを、淀井の望みが叶ったと見れば少しは救いになるのかもしれないけど、やりきれない。
友人二人がイイ奴で泣けました。村瀬のその後が幸せだと良いな、と思います。