三毛の天真爛漫さがとにかく可愛くて、登場するたびに頬がゆるみっぱなしでした。
素直で距離感バグ気味なところが愛嬌たっぷりで、見ているこちらまで明るい気持ちにさせてくれます。
一方の蓮木は口数少なめでクールなのに、ふとした仕草や選ぶ行動の端々から三毛を大切に想っているのが伝わってきて、その不器用な優しさに何度も胸を撃ち抜かれました。
正反対に見えるふたりですが、並ぶと不思議なくらいしっくりくる相性の良さ。
三毛の無邪気さが場を和ませ、蓮木の誠実さが関係をしっかり支えていて読んでいて安心感があります。
コミカルなやり取りに笑いながらも、気持ちが近づいていく場面ではちゃんとときめきが加速して感情が忙しい…!
周囲のキャラクターや獣人設定も魅力的で、世界観にすっと入り込めました。
楽しくてあたたかくて、読後は心がふわっと軽くなる作品。
元気をもらいたい時に手に取りたくなる一冊です!