ハラハラドキドキのアクションシーン満載の映画みたいな本でした。
設定がしっかりしていたから、偽物チックでなくて、大満足。
主人公のキャラがまた秀逸。
受けちゃんが姫と呼ばれるわけがよくわかります。本物のお姫様って、お城に住んでる身分の高い人じゃなくて、こういう真っ白な人です。
真っ白な理由も受けちゃんの心の障害と、ちゃんと納得いくし。
そしてナイト役の攻め君。
最初っからフォーリンラブしてないから、余計にリアリティあり。
攻め君の言葉に傷つく受けちゃんの言葉や行動が、もうジンとくる。
攻め君のそばで数を数えだしたときは、こちらも涙ぐんでしまいました。
最後に攻め君が「愛というんですよ」って受けちゃんに教えたとき、涙腺が崩壊。
マジでおもしろかった。