こちらドラマCDからハマった作品。6巻も小冊子付特装版を読んでみました♪以下ネタバレあります。電子で198ページ。
5巻はラブラブ交際中の2人でしたが、ラストに「あんなことになるなんて思わなかった」という匂わせなモノローグで終わった続きです。
仕事が多忙でなかなか会えない2人。ラブラブなメッセのやり取りにほっこり。合鍵渡してるのになかなか来ない虎谷に、犀川ちょっと寂しそう。
休日に鳥野や犬丸たちとフットサル。夜に「犀川さんに会いたいな」と思う虎谷。いや、会いたいなら会いに行けばいいじゃない?忙しい犀川に気を遣ってるんかな〜?電話でフットサルの話を聞いて、ため息の犀川。自分と会わずに鳥野に会ってるんだからそりゃな〜w
後日犀川宅へ来た虎谷。「おやつより俺を食べてください!」w いつでもできるように後ろほぐしてたとか、可愛すぎて頭抱える犀川、気持ちわかるぞ!ww
鳥野から虎谷に「大事な話がある」と夕飯のお誘いが!それを目にした犀川が心配するけど、何もないとキリッと言う虎谷に、「もういいよ」と立ち去る犀川。暗雲か〜?!
犀川の態度を心配しつつ鳥野と食事する。これまで頑張ってきた虎谷について話す、鳥野の優しい表情が印象的。頑張り屋の虎谷に恋したのね。先に見つけたのに、犀川にとられちゃったって思う気持ち、わからなくもないな…。
鳥野もめっちゃ男前でいい人だから、振られちゃって可哀想な気持ちになりました…。幸せになってほしい〜!
その後犀川の部屋へ。犀川ときちんと話そうとする虎谷。しかし言いたくない犀川。犀川の気持ちを知りたいと食い下がる虎谷に、犀川の気持ちが爆発!いつもクールなのに、こんな犀川初めてだ〜!
自分が「相当嫉妬深い面倒くさい人間」と言う犀川。いやー、そりゃ好きな子に気がありそうなヤツに嫉妬するって、当たり前のことじゃない?そんな言い渋ることでもないやん。犀川真面目だな〜。でもずっとクールで大人だった犀川の、重めの独占欲と嫉妬は良きでした♡
お互いの気持ちを腹を割って話した2人、ますます絆が深まった様子にほっこり。犀川の幸せそうな笑顔、可愛すぎるな〜!男前で可愛いってずるくない?ww しばらく犀川宅にいてほしいとおねだりも可愛い♡
終盤の犀川と鳥野の絡みも好きです。後書きにあったように、鳥野さんにはこれからも犀川をからかいに来てほしい、ぜひ!!
本編ラストはあまあま〜な恋人の時間がたっぷりと。やっとあまあまだ〜。「全部 俺のだ」最後も犀川の独占欲が♡
ラストは2人でお出かけデートのプラン立ててるから、次巻はデートかな?
特装版の小冊子は20P。えちえちあまあま〜な深夜を過ごす2人でした。えっちで可愛い2人が堪能できました♪
5巻ラストの「あんなことになるなんて」は、今回の犀川の嫉妬のことだったのかな?
だとしたら、BL界に数多いる執着攻めの猛者たちに比べて、犀川の独占欲は可愛らしいものでしたねww
犀川の誠実さを感じる6巻でした。
後書きによると「犀川の嫉妬もまだまだ、ふたりの恋心も成長途中」ということで、まだまだ続くようです。次巻も楽しみにしています。
電子 白抜き修正(いつもと同様、白抜きでも濡れ濡れなのでえっちです)
初コミックスおめでとうございます♪
本のそでに「オメガバースが好き」と書かれていて、1話を試し読みしたら緻密な設定に興味を持ったので読んでみました。以下ネタバレあります。電子で221ページ。
まずは作画が大変丁寧で美しいです。これで初コミックスとは素晴らしいですね。
序盤で、葦原(攻)が高城(受)からΩのフェロモンを感じてラットになるんですが、この時点では高城は劣性αなのに、なぜ葦原はΩフェロモンを感じたんだろう?高城は治験薬で軽いラットにはなってたけど、Ωになったのは治験薬無関係だったし。2回読んだけど、この部分がちょっとわからなかった(読解力が…涙)
葦原はΣ(シグマ)(先天性多αフェロモン症)という優性α。初めて読んだ気がするけど、本作の独自設定かな。Σだから劣性αの高城からΩフェロモンを感じてしまったのかな?
二人の恋愛については、葦原の気持ちが明かされる前から、多分高城を好きなんだろうなと態度で伝わってきます。1話でラットになり高城を抱くことになる、葦原の高城を見つめる眼差しとか、キスする必要がないのに深いキスをしたりとか。
「俺のΩ」なんてセリフは、高城への執着が感じられてドキドキします。
医師の話から、葦原の高城への想いが明らかになる。その後葦原が「好きです」と告白するシーンは、葦原の真っ直ぐな眼差し、ひたむきな気持ちにキューンとしました。素敵♡
こんなに真剣に告白されても、高城は頑な。「いっときの気の迷いだ」「捨てられる前に葦原との関係を精算する」とか、かなりネガティブ。何かトラウマが?と思ったけど、劣性αのコンプレックスが影響してるのかな。
中盤に攻め視点。
過去に強すぎるα性のせいで苦労したが、シグマ用抑制剤に救われる。その薬の会社に就職し、開発者の高城に感謝の気持ちを抱く。
葦原の高城への気持ちは、感謝と尊敬がやがて好意へと変化していった、生半可な気持ちじゃないのだなと感じられます。
二人が少しいい雰囲気になったところで、高城の元彼(Ω)が登場して、ちょっとハラハラ。当て馬かと思ったら、普通に友人思いのいい子でホッ。
バース病院の先生が、恋バナの予感にワクワクしててちょっと可愛いw でも高城がまたネガティブになっちゃって切ない感じに、クスン。
Ωになった高城にヒートが。ヒートを一人で乗り越えるΩの姿って切ないな…。
ヒートに気づいて駆けつける葦原。ラットにならないように多量の抑制剤を飲んでまで、高城を助けようとする真摯な気持ちに尊さを感じます。
葦原を秘書から外し遠ざけようとする高城。ほんと頑なだなぁ。とうとう葦原も一瞬キレちゃった!高城を大切に想う気持ち、やっと伝わってよかったなぁ。
とうとう両想いになってからの濡れ場は、すごくあまあまで良きでした♡
この二人はすぐに番になりましたね。作品によって番になるまでのスピードがまちまちでオメガバって面白いな。
噛んだ時、葦原の目に涙が。この一途さにはキューンとしました。
最後はあま〜い二人に多幸感を感じる、素敵なラストシーンでした♡
描き下ろしはその後の二人。同棲をおねだりする葦原がワンコになっちゃって、めちゃ可愛いっ。そして夢がえっちえちでしたww
オメガバースがお好きなだけあって、設定などかなり作り込まれてるなと感じました。正直ちょっと難しく感じる部分もありました。
でも作画やストーリーなど、初コミックスとしてすごい完成度だなと感じました。
今後の作品も楽しみにしています。
電子 枠あり白抜き修正(白抜きでも枠ありで形がわかるので、煩わしさが少なくて良きでした)
初読み作家様。試し読みで、バリタチの受けが形勢逆転されるとこで終わって、下剋上か?!と興味を持ったので読んでみました。以下少々ネタバレあります。電子で201ページ。
ゲイでバリタチの喫茶店店主の市井は、声優の初谷みきとのファン。ある時店の常連のイケメン深月が初谷とわかり、仕事のために試してみる?と押し倒そうとしたら、逆に気持ちよくさせられてしまい…というお話。
試し読みして、深月というキャラが、外面はいいけど実はSっ気のある人物で、元タチの市井がいじめられちゃうようなお話を期待してたのですが、だいぶ違ってました。
確かに深月は意地悪な面もあるんだけど、それほどでもなくて、数回の濡れ場のうち、市井がSっぽくなって深月に可愛い顔させちゃうシーンもあって、ちょっと自分の好みからは外れました。(その直後に深月がイラマチオしたけど、唐突感あってしっくりこなかった)
脇役で蓼原という深月の声優仲間が、2人の間を引っ掻き回すキャラとして登場。深月が市井と蓼原に嫉妬するシーンも数回あるんだけど、ちょっと深月の態度が中途半端に感じました。
ここでもっと激しく嫉妬して、深月が市井をいじめるくらいのド執着とか独占欲の強さを見せてくれたら、もっとよかったなと思いました。
後半に、市井と蓼原が仲良さそうにしてるのを深月が目撃、その後深月と市井が腹を割って話し合う⇒晴れて両想いに、というシーンがありますが、ここで2人がくっついて、残りのページはイチャイチャする2人を堪能したかったんだけど、終盤にまた新キャラ(深月のファンの♀)が登場して一悶着あります。
個人的にはこの新キャラ登場のくだりは、要らなかったなと思いました。この人が登場して、終盤もわちゃわちゃすることにより、読んでいてちょっと胸焼けというか、疲れてしまいました。もうちょっとストーリーがシンプルな方が好みでした。
深月がえっちなシーンで形勢逆転して、意地悪になる感じは好きだったので、もっとそういうシーンをたくさん読みたかったです。
キャラデザは結構好きでした。特に深月の黒髪男前で、市井と少し体格差ある感じが好きです。深月の性格にもうちょっと雄みがあったらもっとよかったな。
電子 白抜き修正
電子で1巻無料で読んでみたところドハマりした本作。交際編の5巻も読めて嬉しい♪ 以下ネタバレあります。電子で159ページ。
4巻ラストで体を繋げるには時間がかかりそうだった2人。交際から3ヶ月経つけどキスまでで焦る青柳。イチャイチャはしてるんだけどな〜w
そんな青柳に近づく新キャラが!
ドラマで共演する、黒宮と同じアイドルグループの明楽。「俺と寝てください!」と青柳に迫る!年8回のお泊まりデート(全員別の女w)をスクープされる遊び人らしい?あれあれ、ここに来て当て馬〜?!
一方赤藤は、青柳のドラマ撮影を遠くから双眼鏡で監視ww付き合ってからストーカーみたいになるって何?www
描き下ろしで赤藤の初えっちへの想いが語られる。「付き合って1年目の記念日とかに」って!青柳との温度差!ww
青柳はなんとか赤藤と先に進もうと、一緒にお風呂に入るとこまで漕ぎつける。誘惑しようと頑張る青柳だけど、赤藤がへタレすぎて撃沈、ダメだこりゃww
赤藤のアレを見て固まる青柳。赤藤は巨根だった模様ww 後日紫に相談する青柳であったwww
お風呂事件(?)から半年。
テレビドラマ大賞授賞式。「恋おさ」は優秀作品賞、赤藤は主演男優賞を受賞!俳優としては順調な2人だけど、恋人関係は滞ったまま。赤藤は大事な時期だと我慢する青柳が健気(泣)
ここで青柳と目が合った赤藤が、満面の笑顔でカワユイっ!しっかり愛はあるけど進まないんだよな〜w
目つきのヤバい明楽が登場!青柳が見つかってどうなる?!…と思ったら、意外な展開に。まさかそんなオチだったとは!いや可哀想だけども。事務所はもうちょっとなんとかしてあげられないのかな〜?ww
赤藤も駆けつけてドタバタになったけど、黄島の大人の対応、かっこいいな〜!紫ちゃんは拗ねちゃったけどw
ホテルの一室でお互いの本音を伝え合えてよかった〜。赤藤も青柳とキスの先に進む覚悟ができたみたいだし、とうとう!!と思ったら、あれれ〜?このキスの先は?w
最後は数ヶ月後、「恋おさ」続編が決まり、ほっこりなラストでした〜。しかし2人の関係は…赤藤、へタレが過ぎるぞ!!www
おいおい赤藤!と思ってたら、描き下ろしでやっと結ばれました♡ てかマジで付き合って1年くらい経ってるんじゃ…ww でもやるときゃやる赤藤、さすがでした☆
「きじゆか」カプもちょくちょく登場しました。なんだかんだで仲良く過ごしててほっこり。こちらも好きなカプなのでたくさん読めて嬉しかったです♪ 電子限定描き下ろし漫画はきじゆかで、キスマについての4ページ。
そういえば、明楽と山田谷がどこまでいってるのかもちょっと気になりました。添い寝だけなのか、その先に進んでるのか?山田谷は小悪魔っぽいし、どうなんだろ〜?w
あと本作は各話の間にある小ネタ漫画も面白いんだけど、赤藤や青柳のドラマ詳細とか、黒宮のアイドルグループのメンツが変な人ばっかとか、今回も内容が凝ってて面白かったです♪
後書きによると恋人編はこれで完結、残念!
でも7月に「あかはじ」「きじゆか」の描き下ろしを配信予定とのこと。5巻のボーナストラック的内容で、スケベもあるかも?らしく楽しみです!
ページ数は少ないけど読み応えのある作品でした。1巻から5巻まですごく楽しませていただきました!読めてよかったです。
先生の今後の作品も楽しみにしています♪
電子 修正箇所なし(濡れ場の描写は数コマあるけど修正不要な描き方)
先日1巻を読んでドハマリした本作。やっと4巻を読んだのでレビューしてみます。以下ネタバレあります。電子で139ページ。
3巻で「萌さんが好きだ」という赤藤の言葉を、寝たふりした青柳が聞いてしまった続き。
赤藤をめちゃくちゃ意識し出す青柳。
そんな中、青柳の誕生日にお祝いのホールケーキを買ってきて「生まれてきてくれてありがとう」なんて言っちゃう赤藤、普通にかっこいいな〜。とうとう青柳も赤藤への気持ちを自覚するのだった!
自覚したら、今度は意識しすぎて赤藤を避けちゃう青柳。恋する乙女(男)ww
赤藤は青柳の「赤藤といると落ち着かない」発言を聞いてしまい、同棲解消をすることに!う〜ん、じれったい〜!!
ここで青柳の、親の愛に恵まれなかった生い立ちが出てくる。青柳ぽやんとしてるのに、こんなに不憫な過去があったのね(泣) そりゃあ赤藤の誕生日祝いは嬉しかったろうな…。赤藤、青柳を幸せにしてあげてくれ〜!。゚(゚´ω`゚)゚。
同棲解消で寂しい青柳は黒宮宅に居候。でも寂しさは埋まらず、黒宮が知恵を貸す。一方の赤藤も寂しくて、リンゴロウを迎えに紫宅へ行く。
この2人の行動が功を奏して、赤藤宅で青柳と赤福が対面!てか赤藤のガチのオタク部屋がすごい!自作ポスターに自作等身大パネルてwww
とうとう赤藤が告白!(やっとだよ〜w)
それを受けて青柳も告白する。この青柳の告白シーン、自分の気持ちを真摯にストレートに伝える青柳が、なんかかっこよくてキュンとしました。赤藤嬉しくて泣いちゃう、よかったね〜♡
最終話の2人もすごく可愛くて、キュンとするラストでした♡
一方きじゆかカプもちょくちょく出てきて嬉しい♪この2人は相変わらずの距離感というか、たいてい紫が塩なんだけど、たま〜にデレる、ツンデレ可愛いw 黄島も安定の溺愛が大変良きです♡
描き下ろし1では、紫が「桐生譲」(=黄島)の大ファンなことがバレちゃった!はがき500枚送ったYさんwww
このカプもほんとに大好きです♡
描き下ろし2はその後のあかはじ。
寝る前のキスで、青柳がグイグイ求めるのがギャップ萌え!青柳、肉食系だったのね!!
そしてその先までお誘いしたのに…赤藤〜!
赤藤のヘタレが別のギャップでした、残念!
4巻はとうとう!という内容で感無量でした〜。今作も楽しかった〜!!
あとがきによると、4巻で一旦完結だったんですね。確かにキリよく終わってますね。でももうちょっと描きたい気持ちになったそうで、今月5巻が発売されてありがたい!
5巻も読んだのでそちらもレビューしてみたいと思います♪
修正箇所なし(あかゆうはキスまで。きじゆかのベッドシーンが1コマありましたw)
元作は2021年に発売されたシリアスでダークな作品。4年ぶりに番外編が配信され、しかもコミカルな作品ということで、気になっていたので読んでみました。全21ページ。
元作はだいぶ前に読みましたが、かなりシリアスでしたよね。
こちらは試し読みしたら、冒頭から赤嶺がぬいになってて吹きましたw
あ、これ本編とは全く別物として楽しんでいいんだなと思い、本編は読み返さず読みました。
内容はほぼあらすじに記載の通りですね。
赤嶺が突然ぬいになってしまい、約束してたデートを推し活風で強行するお話w
赤嶺はぬいなので話せなくて、内海が一方的に話しかけ、赤嶺が無表情(ぬいなので)に心の声でツッコミする、みたいなシュールなお話です。
内海が推し活風デートに手慣れすぎてんですが、元々ヲタの素養があったんでしょうか。推し活を満喫しすぎて目がハートになってるしww
初めはそんな内海に、スンとなってたぬい嶺も、幸せそうな内海の様子に「悪い気しねえな」と楽しくなってきて、ドヤ顔みたいになるの可愛かったww
短いながらもずっと楽しくて、最後はしっかりオチもある番外編、面白かったです!読んでよかった♪
先生の作品は全て読みましたが、シリアスな作品が多いけど、『出張ホスト NYU BOY』はシュールさもある作品でしたよね。
シリアスもギャグも描ける作家様、またコミカルな作品も読んでみたいな〜、なんて思いました☆
こちら好きな作品。アニメイトセットの小冊子が電子化されたので読んでみました。いつもながら小冊子の電子化はありがたい♪
【変わらぬ愛】
まだ申鳳が幼い頃のお話。心を寄せる宵星に、花をプレゼントする申鳳。
頬を染めて、宵星の目の色に似た花を贈る、幼い申鳳がカワユイ。
宵星のある言葉にちよっとしゅんとしちゃったけど、そのあと嬉しい言葉ももらえて、思わずギュッと抱きついちゃった!その申鳳の表情がとっても可愛らしくてキュンでした♡
申鳳が小さい頃から宵星を大好きだったのが伝わってくる、ほっこりな小編でした。
【懐かしい味】
こちらは2人が再会した後の話。
一緒に檸檬の収穫をする2人。
宵星が檸檬の効能を語りながら、立派な檸檬をたくさん収穫する描写に、こちらにも檸檬の清々しい香りが香ってきそうです。
大きく成長した申鳳が、宵星の手の届かない高さの檸檬を取って、よろけた宵星をしっかり支える。そんな大人になった申鳳に、ちょっとドキッとする宵星の複雑な表情。おやおや〜、宵星の心にも、何か芽生えるものがあるのかな、と少し期待させられます。
最後、檸檬と蜂蜜のお湯割りを飲んで、遠い平和だった昔を懐かしむ2人の表情にほっこりしました。
2人の過去と現在を描いたとても優しい2編でした。
レビューを書くにあたり、1巻も再読してみました。まだまだ2人の関係はこれからというところで、現在は申鳳の片想い。でも宵星も申鳳を弟のように可愛く、またいとしく想っている様子。
7月に2巻も発売されるので、今後の2人の進展を楽しみにしたいと思います。
修正必要なシーンなし
こちらは2020年から2話のみ配信された作品の新装版。大好きな作品で、続編を心待ちにしてたので嬉しい!
初めに旧版と新装版の比較について、その後内容についてレビューしてみます。
今月こちらが発売されて、1話無料中だったので読んでみたら、全く作画が異なるので驚きました!2話の最後に先生のコメントがあって、「1話配信から4年が経ち、そろそろ連載を再開しようと思ったけど、漫画家を始めた頃に描いた作品なので、描き直さないと心が引きちぎれる」とのことで、描き直しされたのだそうですw
ということで全面的に描き直しされていて、旧版と比較してみましたが、作画が別物となっています。主人公2人のお顔も変わっていて、特に攻めの夏目がかなりイケメンになっていて嬉しいです♪ 受けの八ツ橋の顔も旧版よりほっそりして可愛いくなっています。
先生のコメントによると、描き直すにあたり、1話は構成や演出、セリフを変更しているそうです。2話以降もプロットを練り直しているそうです。確かに1話と2話を比較してみたら、かなり変更されていました。特に2話は、旧版で描かれなかったホテルの濡れ場まで描かれています。
ということで旧版をお持ちの方も、新装版は作画をはじめ色々と変更されているので、重複購入しても楽しめると思います。読み比べも楽しいです。ちなみに一部の電子書籍で、数週間は1話無料中です。
ここからは新装版の内容について書いてみます。少しネタバレあります。(ちなみに2話まで読みました。)
人相が悪くて人から距離を置かれてしまうリーマンの八ツ橋(受)。陽キャ営業の夏目(攻)だけは気さくに接してくれる。実は八ツ橋は夏目の声が大好きな男声フェチだった。
ある時職場で泣いているのを夏目に見られ、宅飲みに誘われる。慰められるうちに、実は夏目が泣き顔フェチであることがわかり…というお話。
フェチ×フェチのお話です。
八ツ橋は夏目の声で射精してしまうほど大好き。夏目は泣き顔で欲情してしまう泣き顔フェチ。そんな2人なので、1話からえっちな濡れ場に。特に夏目はSっ気があるので、戸惑う八ツ橋にちょっと意地悪にグイグイ迫るのがエロいです。とはいえ無理やりではなく、八ツ橋もMっ気があるので、困惑しながらもしっかり受け入れています。トロンとした泣き顔が可愛い。
2話は、1話よりもさらに夏目のドSな責めの濡れ場に(というか八ツ橋からSっぽくしてとの要望がw)。S攻め、M受けが好きな自分にはゾクゾクしてしまう濡れ場でした。
あと夏目が単にいじめて泣かすだけでなく、しっかり可愛がって溺愛する側面があるのも、大変良きです♡
2話がすごくいい雰囲気で終わったので、3話以降も楽しみです。
新装版になって、ますます大好きな作品になりました!連載を再開してくださるだけでなく、さらに素晴らしい作品に描き直ししてくださった先生、担当様に感謝を!!
続きも楽しみにしています♡
(既述の通り、一部電子書籍でしばらくは1話無料中です。気になる方はぜひ読んでみてください☆)
電子 ライトセーバー修正(美しい作画なのに形が見えないライトセーバーで残念!)
原作は好きな作品。梅田さんは一般のアニメでよくお聴きしていて好きな声優さん。たまたま試聴したらとてもよかったので購入してみました。
【キャストについて】
● 熊井陽翔役の梅田修一朗さん
梅田さんの初メインのBLCDですね。
高音で優しげな声で聴き心地がよくて、ずっと聴いていたくなる感じです。可愛らしくて優しい雰囲気が陽翔のキャラにぴったりと感じました。梅田さんの感情豊かな演技がとても好きなので、モノローグなどでたくさん聴けて嬉しかったです。
濡れ場では、声を抑える役なので、我慢してる感じというか、控えめな声量で聴きやすかったですし、お上手に感じました。
もっと色々なBL作品に出演してもらいたい方です。本作のようなピュアな学園ものなどにはぴったりなお声だと思います。
(キャストトークで知りましたが、この方は素の声がとても綺麗な高音なんですね、驚きました。)
● 笹原碧役の増田俊樹さん
増田さんの声に苦手意識があったのですが、本作は落ち着いた中低音で、とても聴きやすくてよかったです。普段は淡々とした感じですが、照れたり拗ねたり、感情が出てくる時の演技が可愛かったです。さすがの安定した演技でした。
その他では、陽翔の友人役の新祐樹さん(アニメ東リベの主人公役の声優さん)が、出番は少ないですが、コミカルな演技で楽しかったです。
【作品についていろいろ】
2枚組(約61分+約65分)
音声のみで数回と、原作も時々読みながら聴いてみました。原作からのカットは無いようです。本編と描き下ろしがまるまる音声化されていて嬉しい。巻末に短いですがキャストトークもついています。
ウブな陽翔(はると)と、イケメンで遊んでそうだけど中身は普通の高校生の碧(あおい)、奥手で真面目な2人のピュアでほのぼのしたラブストーリーです。全体的にアオハルな雰囲気で、少しすれ違いの切なさもありつつ、可愛らしいお話です。聴きながら何度も「可愛いな〜♪」ってキュンキュンしてました。
原作通りエロ少なめで、濡れ場は2枚目に2回(本編と番外編)で尺は短めです。キスは時々しています。エロよりはピュアで可愛いストーリーを楽しむ作品です。
特に好きなシーンが2枚目トラック1、お祭り後に本心を伝え合うシーン。
二人の初々しくて可愛らしいやり取りが、アオハル‼︎という感じでキュンキュンしました。BGMも雰囲気にとてもマッチして、何度も聴きたくなります。とても素敵なシーンです。
番外編は2編。1つは通常盤の原作の書き下ろしで、もう1つはおそらく電子限定版の描き下ろしの音声化かと推測されます。2つめの番外編は濡れ場もちょっと長めです。
時々音声だけだと物足りなくて、原作と一緒に聴きたくなる作品があるのですが、本作は音声だけでも楽しめました(主観ですが)。
巻末にキャストトークは約4分。
梅田さんはBLCDのメインは初ですが、ボイコミ等含めるとBLは4作目とのこと。梅田さんと増田さんががっつりお仕事するのは初めてとのことでした。
原作は人気作ですし、こんなに評価が少ないのはぜだろう。原作好きとしては、とても丁寧に忠実に音声化されて嬉しかったですし、好きな声優さんの演技を堪能できました。梅田さんにはぜひまたBL作品に出演してもらえたら嬉しいなと思います。
ピュアな高校生のほっこり可愛いストーリーをお求めの方におすすめしたい作品です。
リブレスポーツが舞台のシリーズ3作目ですね。『マウンティングが止まらない同期のセフレ事情』『発情キスが止まらない野獣の愛人契約』は既読。どちらも執着攻めで結構好きだったので、本作も読んでみました。以下少々ネタバレあります。電子で231ページ。
前2作未読でも読めると思います。でも本作にもそれぞれのCPが登場するので、読んでいた方がより楽しめるかも?
今回は営業企画部若手の水谷と九条が主人公。元大学バレー部の先輩後輩、シゴデキ&イケメンの人気者。仕事上でもいいコンビの2人。水谷が彼女に振られて弱っていたら、九条がいきなりキスしてきて…というお話。
九条が後輩で、年下溺愛執着寡黙攻め、水谷はノンケの絆され受けですかね。2人とも元スポーツマンなので脱ぐと筋肉がすごい。特に九条は190cmでガタイがいいので体格差あります。
大学時代からの彼女に振られて、私生活はボロボロの水谷。仕事は頑張ってたけど、うっかり九条の前で倒れてしまう。水谷宅で甲斐甲斐しくお世話をする九条、健気だな〜。
彼女に振られたと聞いた途端、九条が水谷にキス!展開早w 水谷も真っ赤になって満更でもない様子。チョロインだな〜w
本シリーズはお仕事描写も多め。本作も2人が協力してプロジェクトに取り組む様子が紙面を割いて描かれます。お仕事BLが好きな方にもおすすめかも。
仕事のトラブル対応で終電がなくなり、2人で九条の部屋へ。シャワーの後、見つめ合ってキスしてベッドへ!このキスから濡れ場へのシーン、かなりエロティックでゾクゾクしました。欲情する九条がエッロい!キスしながらの兜合わせ、えっちだ〜♡
中盤に攻め視点が。
大学時代からの回想で、九条の長くて重い恋情が語られる。スカウト蹴って同じ会社に来るド執着!良きですね〜。
「この笑顔は誰にも渡さない」
「俺から二度と離れられなくなればいい」
九条の寡黙の奥にたぎる、重た〜い執着に萌えます♡
最後は水谷が気持ちを自覚して、九条の部屋に行きたいと。九条、長年の片想いがやっと実ってよかったな〜。
その後の濡れ場は、両想いになった九条がめちゃくちゃ言葉に出して水谷への想いをたくさん伝えて、あまあま〜な溺愛攻めになるのがまた良きでした♡ 九条がこれまで抑え込んできた熱情を吐き出すように、「好き」をくり返すシーンにはグッときました。
描き下ろしは二作。
『大好きだった人へ』は、水谷の元カノががっつり出てきます。爽やかにお別れするお話。『九条の嫉妬』はそれに嫉妬した、ちょっとSになる九条でしたw
九条の長年の重た〜い執着はかなり好みでした。このシリーズ全員執着攻めですねw
ただノンケのはずの水谷が、序盤から九条にドキドキしてて、ちょっとチョロすぎる感じを受けました。
電子 ライトセーバー修正(かなり真っ白に発光で残念!)