初読み作家様。電子書籍の特集で知り、俺様な執着攻めが好みのタイプだったので読んでみました。電子で233ページ。
作画は平成っぽさというか少し古風な感じを受けました。そんなに好みではないですが、アステラ(受)が側室になってから艶っぽくなるのは好きです。攻めのドルクはがっしりした男前ですが、髪を結ぶ髪型があまり好みでなく…。ずっと降ろしてた方が良かったな。アステラはほっそりで体格差あり。
ドルクは俺様で傲慢な年下執着攻め、アステラは強気な美人受けで、どちらも好みのタイプです。
アステラが側室になった途端、寝室で我が物とするドルク。子供の頃からずっと好きで諦めていた相手なので、もう夢中になって一晩中抱き潰す濡れ場がかなり長めに描かれていて、ゾクゾクさせられます。身体中につけるキスマに強すぎる執着を感じて良きです♡
アステラは初めは抵抗感を持っていたけど、どんどん気持ち良くなってグズッグズにされてしまうのがエッッロいです。
かなり好きな感じの濡れ場で、そんなエロエロな濡れ場が数回あるので楽しかったですw
ストーリーは、アステラの父王がドルクの兄の王を殺して自害する、という謎解き要素のあるお話で、なかなか面白かったです。
気になる点があって、明らかにアステラに気がある下男がいて、ドルクが解雇や配置換えしないのがちょっと変に思いました。ドルクあんなに嫉妬深いのに。その男が下男とはいえ簡単にアステラの寝室に入れるという、ゆるっゆるの警備体制にも?でした。
初めは攻めの一方通行でしたがラストはしっかり両想いになってよかったです。
あと序盤は俺様でしたが、どんどん溺愛強めになっていく攻めも良きでした♡
エロ度標準ですが、濡れ場のボリュームが結構多いのでエロエロに感じました。
シーモア 白短冊修正(短冊の下は筋や血管などしっかり目の描写でエロ〜いです)
大好きな作品『スメルズライクグリーンスピリット』のスピンオフ。元作とはまた違った、もはやBLを超える重い作品…。
ずっと読み続けていますが初めてレビューします。約1年振りの新刊。数巻を読み返して拝読しました。電子で136ページ。以下ネタバレありますのでご注意ください。
渚から壮絶な過去の全てを聞いた柳田。ずっと一緒にいたいという渚に、どうしたら一緒にいられるか考えていこう、と前向きに話し渚は帰宅する。しかし帰りの遅い渚の部屋を荒らし、溜め込んだ金を見つけ激怒する父に詰問された渚は、全てを告白し島から男と出ていくと訴える。父は渚の首に手をかけ…。というのが5巻の内容でした。父が鬼のようになり恐ろしかった…。
冒頭、幼い頃から不自由な足のために劣等感が育ち陰気な性格となっていった、父の過去が語られる。妻と子を持ち自分は幸せを感じていたが、妻は違っていた、男の哀しみがつらい…。「哀しいバケモノ」と化し、妻と同じように渚の首も締める…。
柳田によって渚はなんとか一命を取り留める。それをきっかけに柳田は渚の友達の真理達と友人のような関係になる。
真理が一人で柳田の家に来るので、柳田にその気はないけどドキドキしてしまった。JCが一人で男性の家に行っちゃいかん。変な噂が立つかとハラハラした(汗)
渚の父が首の長いバケモノとなって、泣きながら渚の首を絞めるシーン。これは渚の夢だろうか。彼なりに愛情を持ったこともあったであろう妻と子を手にかけて死ぬ…。哀しいバケモノになるしかなかった男の生涯に身につまされました…。
一方の柳田、だいぶ毒気が抜けてきた感じでしたが、目を覚ました渚が自分を求めていると聞き薄暗い笑みを浮かべるあたり、やはり闇を感じます。これが共依存でしょうか。
目は覚ましたが、誰とも目を合わせず虚ろだという渚。ラストは柳田が渚の病室を訪れたところで終わり。
父がいなくなり、今後の二人の関係はどうなっていくのか…。母についての秘密はどうするのか…。この後の展開も気になります。
今後の二人も見守り続けたいと思いました。
(ここ数巻はラストに『スメルズ〜』の三島夢野CPのほっこり小話が収録されているので、最後に癒されますね☆)
大好きな作品です。約1年ぶりの新刊!心待ちにしていました。4巻も怒涛というか目まぐるしい展開で大変面白かったです!
あまり決定的なネタバレはしないよう感想を綴ってみます。(とはいえ少々ネタバレありますのでご注意ください)
3巻ラストで絶境鬼王の生まれる銅炉山が開いてしまった続きから。
まずは冒頭、花城がある人物を入れ替わるところ、面白かった!すぐにわかっちゃうw
そしてこれまであまり出てこなかった武神、奇英(チーイン)が謝憐と行動を共にする。空気の読めない少年神で面白い。
奇英と一緒に盗まれた法宝を探すことに。しかしこの騒ぎで、ある神官が天界から去るという展開に!ここのくだりは驚きました。3巻で水師が死に、風師は黒水と共に行方不明になって驚いていたのに、また主要な登場人物がこんなことになるとはびっくり!
銅炉山の影響で、花城が子供姿になって謝憐と行動するくだりも楽しかった。事あるごとに謝憐が小さな花城を抱っこするのが可愛い。花城も嬉しいだろうなw
後半は謝憐と花城が一緒に銅炉山に向かい、絶(最強の鬼)が生まれるのを防ぐ任務を。
ここでは裴茗(ペイミン)や裴宿(ペイシュウ)、半月(バンユエ)と合流して行動を共に。
過去に色々あってギスギスした関係の面子だけど、一緒に行動するうちに打ち解けてきて、コミカルなシーンも多くて面白かった!裴茗の女好きでお調子者なところ好きになってきたw
花城の部下下弦月師の正体とか、風信の意外な過去とか、霊分(リンウェン)のあれこれとか…とにかく内容盛りだくさんな4巻でした!面白かった〜!
謝憐と花城の関係は、あのキスによって謝憐は自分の心の奥にある感情に気づいて、以前よりも少し相思相愛な雰囲気に。若干イチャイチャした感じで裴茗も呆れ顔w
3巻ではキスしたけど4巻ではなしで残念!でも二人の親密さを感じるシーンはたくさんあるので、萌えを摂取できました♪
BLとしての進展はゆっくりだけど、壮大なストーリーに驚く展開が目白押しで、本当に面白い作品!あとちょこちょこコミカルなシーンがあるのも楽しいです。
4巻は銅炉山にかつてあった国の太子と、謝憐との共通点という、大きな謎を残したまま終わってしまい、またまた続きが気になる!!
5巻発売はまた来年でしょうか。既刊を読み返しつつ、またのんびり待とうと思います。
(原作は完結していて、翻訳アプリを使えば読むことも可能なんですよね。チャレンジしてみたい気持ちも…)
1巻を再読したら、攻めのハクの強すぎる執着愛にグッときたので2巻も読んでみました。3年ぶりなんですね。電子で298ページとすごいボリュームにびっくり!以下ネタバレあります。
まずは本作も水彩の表紙が素敵ですね。綺麗なブルーだなぁ♡
1巻で再会してとうとう恋人になれた二人。恋人編なのでとにかくイチャイチャするシーン多いですw
1巻で普通の大学生だった桜海が、2巻ではモデルデビューしていてびっくり。桜海も身長高めのイケメンだもんな〜。フレッシュな魅力で可愛い♡
ハクが相変わらずのド執着で、桜海を抱き潰して寝不足に追い込んでるので、彼氏失格!と思ってたらきちんと反省してお泊りを減らす。エライ!w
2巻では中1の頃のハク(めちゃ可愛い♡)がたくさん読めたのも良かった。桜海にブロックされて涙するシーン、切ないなぁ。
桜海のトラウマが発動してパニックに。それをきっかけに離ればなれとなった時のことを話し合う。ちょっと驚いたんだけどこの二人、過去のハクが桜海を避けた理由とか、桜海がハクをブロックした理由、話してなかったのね!?なんで〜って思ったけど、怖くて話せなかったのか、納得!理解しあえてよかったなぁ。
ハクはモデルとしてなりたい自分を見つけて努力して、桜海はそんなハクを支える道を見つけて、そうして二人一緒に生きていく、という美しい展開でした。
ラストには10年後の二人!モデルとして活躍するハク、仲睦まじい二人が素敵でした♡
新キャラの売れっ子モデルヤブリュさんは、当て馬か?!と思っていたら、実は悩める二人に助言してくれる、素敵なキーパーソンでした♪ 外見も中身もかっこいい方なので、ぜひスピンオフ読んでみたいです!
1巻よりさらに二人の人物像や関係性に深みを感じる、素敵な続編でした。
カバー下の後書きを読んだら、描き始めるまでの1年間準備を頑張っている様子が描かれていて、先生の作品への意気込みを感じてほっこりしました。素敵な作品をありがとうございました♡
電子 白抜き(ライトセーバー)修正(tnは白抜きですが、エロエロな描写であまり気にならなかった。画力でしょうか)
先生の『お前のほうがかわいいくせに』が好きな作品。こちら試し読みして、狐目の策士攻めの手腕に興味を持ち、読んでみました。「当て馬BL」がテーマの作品のようです。電子で174ページ。(以下少々ネタバレあります)
優等生キャラだけど実は腹黒な策略家の一縷(いちる)(攻)は、惚れっぽいゲイの親友勇気(受)に片想い中。勇気がゲイの同級生を好きになり、邪魔するために策を練るが…というお話。
ビジュアルは一縷が高身長の狐目でたまにしか目が開きません。勇気は小柄で元気で可愛らしい感じです。15cmの体格差CPです。
勇気がノンケを好きになっては失恋しているゲイで、一縷も勇気に片想いしているゲイです。
一縷は親友ポジが便利だからあえて勇気に告白しない。一縷は自分もゲイってことも隠してるんですが、なんでそこを明かさないのか、ちょっとよくわからず…。
一縷は勇気への片想いを「不毛だ」と考えてるんですが、ゲイ同士なんだから全然不毛じゃない。逆になんで告白しないのか理解できないです。勇気は惚れっぽいチョロい子なので、一縷が告白したら絶対落とせると思うんですよ。一縷が策略家ならなおさら簡単なはず。う〜ん…。
このように導入からつまずいて、一縷の行動に共感できず、心の中でずっと「いや、好きって言えばいいじゃん!」とツッコミながら読んでました。
「選ぶのは勇気じゃないと」ってことで、勇気に自分を選ばせたいんだけど、そこも理解できませんでした。なんでそこまで選ばせることにこだわる?
終盤勇気が一縷に「好きかもしれない」と伝えるシーンも、散々焦らしてやっと一縷が「好き」と言ったり、その後も勇気に選ばせたりするんですが、ここも全く萌えを感じられなかった。
策士攻めで好きな作品もあるのですが、一縷の行動は好きになれませんでした。
理由を考えてみたのですが、相手がノンケなら策を弄して落とすという行為に納得がいきますが、相手がチョロいゲイなので、一縷の行動に意味を見いだせなかったのかもしれません。
とまあ、ちょっと一縷の行動は???という感じでしたが、いいなと思うところもありました。
一縷が時々悪〜〜い顔をするシーンは好きです。
キスの練習シーンはえっちで良きです。でも練習でディープキスしないでしょ、勇気チョロすぎる!と思ったけど、この時は結構一縷に気持ち傾いてたかな?
濡れ場は本編ラストと描き下ろしに2回。勇気が一縷を誘うシーンや、ドロッドロにされちゃう勇気がえちえちで良きでした♡
あと当て馬のタイガのビジュアルがめっちゃ男前で好きです。今回だけではもったいないので、ぜひスピンオフ描いていただきたい!救済を〜!
評価はちょっとおまけで萌です。
電子 白抜き修正(真っ白で残念!)
デビュー作『虎に四目屋』が素晴らしかったので、本作も楽しみにしていました!電子で206ページ。(以下ネタバレありますのでご注意ください)
ユイ(受)は王子で子供を宿せる「肌の君」。なかなか発情しない為、幼馴染で庭師のヨリ(攻)が「当ての者」として夜伽の練習をすることに…というお話。
虎に〜は江戸時代でしたが、本作はファンタジー!中世ヨーロッパみたいな雰囲気ですね。
本作もまずはとにかく作画が美しいですね!人物もですが、お城とか庭園とか薔薇とか、細部まで丁寧な描写が素晴らしいです。
ヨリはクールな黒髪男前でかっこいい!ユイは目がクリッとして可愛らしいお顔。身長差は少々、体格はユイがほっそり。攻めは前作の方が雄みがあって好みかも。
ユイは妊娠できる身体で伴侶を得なくてはいけなくて発情もするので、ちょっとバースっぽいですね。でも発情を促す「当ての者」、いわば当て馬をあてがうというのは独特で面白いです。
(本作は「当て馬BL」というテーマだそう)
ユイは神性を持ち伴侶も神性が必要。でもヨリは神性がないので伴侶にはなれない。
しかし1ページ目に、例外として最高の相性を持つ「さだめの者」とは結ばれることはできるとの記載が。正直この1ページ目でストーリーが見えてしまうわけですが…。
読み終わってみて、期待していたほど作品から大きな萌えを感じとれなかった自分がいて、なぜだろうと再読してみました。
まずはストーリーが、読み始めに想像したような身分違いの恋だけど最終的には「さだめの者」として結ばれる、という想像していた通りで、それを上回る展開がなかったです。もうちょっとお話に捻りが欲しかった気がします。
主従ものは好きだし、ヨリもずっとユイを密かに想い続ける一途な攻めなのですが、ちょっと真面目で正統派すぎるというか…。個人的にはもうちょっと執着強すぎたり、拗らせてたり、意地悪だったりと、一癖ある攻めの方が好みかも…。
あとヨリはユイを好きなのに、当ての者としてユイの身体を触る時の表情がスンとしていて、忍耐力強すぎる。従者の鏡だ!少しは耐えてる表情見せて欲しいw (あ、でも後半からは表情出てきてた)
つまるところ、二人の愛があまりにもピュアで美しくて正統派すぎて、ちょっと捻くれている私には刺さる部分が少なかったのかもしれません、う〜ん…。
とはいえ良かった部分もありまして、祭りの後の夕暮れの高台でのキスシーン。こちらは本当にロマンチックで美しくて素敵でした。まさに『宵のきみにキス』♡
あと後半ユイが強く発情してしまって、それをヨリが引かせようとする濡れ場は、ヨリの本音が語られ雄みも出てきて、エロチックで良きでした。ユイの泣き顔も可愛い。
あと短いですが、描き下ろしの欲望を解放して抱き潰すヨリ、良かった〜!こういうのもっと読みたいw
とてもピュアでロマンチックな幼馴染&主従ラブストーリーで、作画も大変美しかったです。そのような作品をお求めの方にはぜひおすすめしたいです!
電子 白抜き(ライトセーバー)修正(真っ白で残念ですが、ピュアな作風には合ってるかも?う〜ん)
初読み作家様。『スイセイを追う』は気になりつつ未読です。
こちらは以前1話試し読みして、意地悪な攻めがどんなふうに受けと仲良くなるのか気になったので読んでみました。電子で202ページ。以下少々ネタバレあります。
好きな子を泣かせた先輩の多々良(攻)に、抗議しにいった泣き虫な有海(あみ)(受)。泣き顔を気に入られ多々良に付きまとわれるようになり…というお話。
有海が本当に泣き虫でちょっと泣きすぎなんですが、泣き顔はとても可愛いです。
多々良は高身長で目つきの鋭いイケメン。少々人相悪いですがかっこいいです。あと犬歯が特徴的、吸血鬼みたいw
1話で多々良が有海に「これからはお前が俺の為に泣け」なんていうから、めちゃくちゃ泣かされちゃうのかとドキドキしてたら、なんだか普通に優しくてかっこよくて、思ってたんと違うw
受け視点なので多々良の気持ちは語られないけど、表情から有海への好意が伝わってきてキュンとします。
有海も優しくてかっこいい多々良に絆されて好きになってきちゃう。ちとチョロいですが、真っ赤になってカワユイです♡
後半には多々良の意外な本心が明かされるんですが…。一点「?」と思ったのが、有海の泣き顔がきっかけで、他の人の泣き顔を見たくなって泣かせてたというくだり。これはちょっと共感できなかった。好きな人の泣き顔だからこそ可愛いんじゃないのかな〜?
後半で気持ちが通じ合いお付き合いすることに。結構長めにお付き合いしてラブラブな二人を読めて嬉しかったです。
濡れ場は本編と描き下ろしの2回。二人の表情に大変色気があり良きでした。特に事後の有海の泣き顔がすごく可愛かった♡
多々良が想像してたよりも有海に執着していて、愛が重めなのがとても良かったです。有海もナヨナヨな泣き虫ではなく、ツンデレなところもあって可愛かったです。
できれば続編も読んでみたいです!
濡れ場は修正不要な描き方
(かなり色気を感じる濡れ場なのに、修正箇所ないのは驚きでした!ストレスなくて良きですが物足りなく感じる人もいるかも?)
続編が発売されたので、久しぶりに再読したためレビューしてみます。アワードランクインの人気作ですね。電子で248ページ、ボリュームあります。以下ネタバレあります。
発売当時読んだ時、なんとなくしっくりハマらなかった記憶があります。なのでどうかな〜と再読したのですが、かなり楽しめました。
攻めと受けの視点を行き来する両視点。
初めは受けの桜海(おうみ)が幼馴染で疎遠となっていたモデルの映空(ハク)への気持ちを拗らせていて、ハクオタクみたいになってるな〜、なんて思ってたら…。
すぐに攻め視点になり、ハクも桜海を昔から大好きで、こっちもかなり拗らせていることが明らかに。焦ったい両片想いだ〜。
中盤、「これからはまた一緒にいられる?」と訊ねるハクの切ない表情好きです。
本作は、桜海の健気な想いも可愛いですが、なんといってもハクの重すぎる執着愛にギュンとなりました。
外見はこんなに爽やかイケメンなのに、内面は桜海へのドロドロした欲望や独占欲が渦巻いている、というギャップがすごくいい!
桜海を抱き潰すエロエロな夢を見ちゃったり、ぐちゃぐちゃに泣かせる妄想しちゃったり…ちょっとヤンデレ入ってますね、好きです!
お互い、相手には気持ちを絶対に隠さないと!みたいな状況がどうやって打破されるかと読み進めたら、終盤すごくロマンチックな展開に!
しかし衝動とはいえ、大勢の前でキスするとは大胆ねw
桜海の気持ちを知り、撮影で愛の溢れる表情ができたハク。その場ではハクの表情をあえて出さず、ラストに持ってくるという演出は粋だな〜と思いました、素敵♡
以前読んだ時はそんなに刺さらなかった記憶がありますが、再読したらとても良かったです。
特に重たい攻めは大好物なので、ハクのヤンデレスレスレなド執着は大変良きでした♡
付き合ってもハクは重たい彼氏になりそうですね〜。続編も読もうと思います。
(星は以前に4つにしましたが、再読したら4.5くらいに上がりました)
電子(DMM) 一応白抜きやライトセーバー修正ですが、修正少なめな描き方で、いかにも白抜きという感じではなく、ストレスの少ない修正で良きでした)
初読み作家様。鈴本先生の『獣王子は運命の恋を離さない』が気になりつつ未読です。
こちらはWEB小説のコミカライズ。表紙のインパクトがすごいww
1話試し読みしたらめっちゃ面白かったので読んでみました。1巻てついてないけど続き物です。電子で169ページ。以下少々ネタバレあります。
オメガバースで人間と獣人が共存する世界。
Ωだけどノンケで出産したくない鳩羽は、3年も結婚相談所で婚活してるけど振られてばかり。犬獣人のαとのお見合いを勧められて会ってみたらなんと男性で…というお話。
1ページ目、犬塚の写真が完全に犬で吹いちゃいます。なんで犬化した写真だけなの?!ww
初めてのお見合いの時も、しっかり犬のお顔でスーツに身を包んで、尻尾フリフリしながら現れる犬塚!も〜笑わせにきてるでしょ〜!ww
とまぁ楽しい出だしで一気に引き込まれます♪
犬塚が、犬になったり、犬の顔の人型になったり、犬耳の人間になったり、3パターンの外見に変化するのが、あまり読んだことのないタイプで面白いと思いました。
鳩羽はノンケで、相手を女性と思い込んで会ってしまったので、断ろうと思っていたのに、犬塚と過ごす時間が思いのほか楽しくて、ずるずる会ってしまう。
公園デートも笑ってしまった。
犬塚が完全に犬になって一緒に遊ぶとか…ww
二人ともすごく楽しそうなんだけど、鳩羽くん、お見合い相手ってことを忘れてるよ〜!ww
だんだん犬塚のスパダリな姿に絆されて、惹かれていく鳩羽。
でもデート中にある出来事で、穏やかな犬塚がやきもち焼いて拗ねちゃうんだけど…。
シャワー室で話をするうちに犬塚がキスしてきて…。このキスシーンがかなり長めにエッチに描かれていて、二人の感情の昂りにゾクゾクさせられました♡ 犬塚は雄みがあり、ノンケの鳩羽も気持ち良くなっちゃって、んもうえちえちにでした♡
犬塚が時々鳩羽に寄り添った素敵なことを言ってくれるのが、本当にスパダリ感あって素敵でした。イケメンだし、性格いいし、料理もできるし、もう完璧だな〜。
ラストには鳩羽の不憫な過去が明かされ切なかった…。犬塚と幸せになってほしい!
最後二人が少しいい雰囲気になってきたところで終わり。続きも楽しみです♪
おまけSS(小説)は攻め視点。漫画は受け視点なので、犬塚視点で面白かったです。電車の中で頭の中そんなことになってたんかいww
原作のWEB小説(無料で読めます)も気になって少し読んでみたら、読みやすかったです。こちらは本編完結済。後書きによるとコミカライズで削ったシーンもあるとのことなので、こちらも読んでみようかと思いました♪
コミカルさもありつつ、キュンとしたり、ちょっと切なかったり、とっても楽しくて面白かったです!2巻も楽しみに待ってます♪
電子 白抜きorトーン修正(形はだいたいわかる修正)
初コミックスおめでとうございます♪発売早々高評価ですごいですね!
ダンス漫画が好きなのと素敵な作画に惹かれて読んでみました。電子で219ページ。以下少々ネタバレあります。
まずは作画が本当に美しくて素晴らしいですね!これで初コミックスとはすごい。
人物のビジュアルが好きです。特に攻めの淳がシュッとした高身長の黒髪イケメンでかっこいい!脇役の拓海も男前で好き!受けの晃介も美人だし、目が潤います♡
初めはダンスに惹かれて読み始めたのですが、読み進むうちにストーリーに引き込まれました。ノンケの二人がダンスを通して出会って、交流していくうちに惹かれあって、お付き合いする様子が、大変丁寧に描かれています。
本作で特に印象的だったのは、ノンケの淳が晃介から告白されて真剣に悩む姿です。
ノンケが同性と付き合うことにここまで真剣に悩む作品て、あまり読んだことがない気がします。BLファンタジーで、ノンケでもあまり悩まずスルッとくっつく作品が多いかなと。
お付き合い開始の理由も、上手くいくかはわからないけど試してみたい、というのがリアルでいいです。
初めてのキスシーンがすごく素敵です!
軽いキスして「ごめん」と言っちゃう晃介に、「何回でもしてあげる」と淳が深くキス。淳がかっこよくてギュン!となりました♡
付き合い始めても、特に淳は慎重で、すぐに体を繋げたりはしない。ノンケ同士で、別れることになるかもしれないからセックスしないとは…。ちょっと珍しいくらい真面目ですね!
淳が開き直って晃介を抱こうとするシーン。
晃介に覆い被さり「脱がせて?」!とてもエロティックで素敵です!!が、晃介も淳の気持ちを尊重してしないとは!なんて真面目な二人なの〜!でも焦ったい〜!
晃介が父と会話して流れでカミングアウトするシーンは、一言「愛してるよ」という父の愛にキューーンとして、ちょっとうるっとしてしまった。なんて素敵なお父さんだろう…!
最後、悩みを乗り越えてとうとう結ばれる濡れ場は、とても長く丁寧に描かれていて素敵でした。
とにかくノンケの二人が同性と惹かれあってお付き合いする戸惑いや悩ましさが、とても丁寧に描かれていて、その心情の描き方が素晴らしいなと思いました。ちょっと読んだことのないリアルさを感じました。
これからも色々悩みながらも真剣にお付き合いしていくんだろうなと思ったら、続きも読んでみたい気持ちになりました。
晃介が教師になって、一人暮らしして…みたいな続編をぜひ読みたいです!
素晴らしいデビュー作でした!
今後の作品も楽しみにしています♪
シーモア 白抜き修正(修正箇所は少なめ。形はわかる白抜きで作風にもマッチしており、ストレスを感じない修正で良きでした)