1冊目の三日月から心を持って行かれました。
今話題の政治や行政のお話が背景にあって
もちろん物語だしファンタジーだし現実とは比較にならない事はわかっているけど、
主人公エルンストの民に対する姿勢が今、
国を統べる全ての方々に少しでもあれば変わっていくことあるよなぁ…。と
思って読んでいました。
決して難しい内容ではなく
伴侶ガンチェとのラブラブっぷりは蕩けそうなくらい甘いし、エルンストを取り巻く人々とエルンストの会話が斜め上で外れてるところに笑いがあったり、
ガンチェのエルンストへの慈しみがほんとに年下なの?ってくらい包容力豊かで頼りがいあって。
もうひとカップルのお話も優しさに包まれてました。
私は個人的にティスねぇさんと呼ばさて頂いてます。ティス母様でも良いかも。
心が辛くなったら何度でも読み返したいお話です。