ほえ〜すごかった、オメガバースでこう来たかみたいな。
第二の性によって虐げられ自分の性が原因で母まで失うことになった受けと、その身分が一度も揺らぐことなく位高き身が保証された攻め。
現代にはない雅さと、オメガバースが上手く融合してて面白かった。
女房がいたりとか、身分によって直接顔を合わせることもできない現実とか。その人の身分がはっきりとわかる描写がたまらない。
思ってたよりも東宮も翠玉も若くて、一瞬年の数え方が今と昔では違うのかと思ってしまった…。昔はそれぐらいか。
翠玉が東宮の精液を口で受け止めるのが間に合わなかったところの絵がえろ過ぎて、えっっろ…って呟いてしまった。
夕映先生の文章すごく好きなので、古典的な作品もっと読んでみたいな。好み分かれると思うけど。