普通ならお兄ちゃんがゲイビに出てたら、気持ち悪がるか無視かだと思う。
この序盤の発覚のシーン、事が起きる前でも既に愛があることが分かる。
そして弟ヒロのファーストアタック。
フェラで寝かしつけのシーンですが、普通なら拒んで終わりなんだろうな…と思いきや。
ここで何かあったおかげでその後のページが充実というか終始早足にならなかったというか…潔くて最高です。
その後もアタックが続き、お互い愛を伝え合うと共にお兄ちゃんの葛藤が始まります。
2人が見せる涙が複雑すぎて綺麗すぎて、何回読んでも胸がぎゅーっとなる。
兄の決意と弟の決意で物語は終わるので、続編…!続編…!と鼻息荒く興奮していたせいか、最初読んだ時には気づかなかったラストのその後を描いたであろうイラスト。
5回目読んだくらいで気づいた…気づきたくなかった…続編ない…?の暗示…。
こうなると1巻で完結というものすごくよいまとまり方というか終わり方というか、その後は読者の想像におまかせという醍醐味、余韻を残したとても素晴らしい作品だと思う。
でも…欲張りなので続きを読みたい…。(小声)
ぷっ!と吹き出し笑ってしまう面白シーンも満載で。
だからこそ残酷だ…。自分が面白くて泣いてるのか悲しくて泣いてるのか分からなくなる。
2人がとても大好きになり、そしてとても大好きな作品になりました!
良かった所
・全体的にえちなシーンがとてもいい具合(私好み)のえちえちでとても良かった…。
・最初、瀬野ちゃんの声に慣れなかったけれど、ラブラブごっこの所が面白かったり、何より喘ぐシーンがとてもリアルで、好きになってきました。
残念だった所
・瀬野ちゃんがガーンってなるシーンで、SEがまんまピアノの「ガーン」なのは私もがーんってなりました…。
・1番聴きたかった所、2巻で1番好きなシーン。
「彼だけ、彼だけ」が解釈が違った。
声だけで伝えるドラマCDとなると、漫画よりも感情豊かになってしまうからでしょうか。
・蒼士の声もイメージと違った…。
最後の凌介の執事と兼役?んむぅ…。。。
私の中のBL史上、もっとも大好きな作品。
何回も何回も読んだがために、固まってしまったイメージが邪魔して、残念だと感じてしまう所もあったけれど、大好きな方々が演じてくださっていると思うと、心躍るものがあります。
全体的に1巻よりも違和感なく聴けると思います。
3巻もとても楽しみにしているんです。
とうとうコミックも1000円を超えてきたか…と震えながら、つた子先生のこのご本を手に取り、相変わらず(?)分厚い…!いつも読み応え十分で嬉しい限りです!
前作を読まなかったので、今回は絵柄に惹かれて久しぶりに先生のご本。
相変わらず(?)兄貴に群がるちみっ子達がかわゆい…!もうそれだけできゅんが大満足。
そして号泣ポイント多数…。
かのんとネイロの出会い、ネイロの過去、健気さ、それをまるごと愛していくかのん、お互いの最後の未来について…死してもなお愛す…みたいな。
もうっ!涙無しでは読めない!
そんな素晴らしい作品です。
お財布事情やマンネリ化などなかなかたくさん読めなくなってしまった今日この頃な私。でもこの作品に出会えて本当に良かったです。
日々いろんなストレスを抱える心が、少しふんわりします。