同性しか好きになれないことを悩んでいた真野未直は、高校最後の夏に新宿二丁目へ行く決心をする。しかし妙な連中に絡まれ、危ないところを強面の三田村明義に助けられ…。強面と威圧的な態度に反し、不器用な優しさを覗かせる明義に惹かれる未直。
しかし必死のアプローチも全く相手にされず、明義はその正体すら教えてくれなくて―――。 出版社様より
切ない→あまあま な展開運び。
言葉が足りなくてぶっきらぼうだけど優しい明義を一途に待ち続ける未直。
タカツキ先生の絵柄が未直のかわいさを存分に引き出しています。
「助けてくれたから好きになった」というのはBLによくあるシチュエーションかもしれませんが、お約束な展開からぐいぐい読者を引き込んでいく崎谷先生のストーリー運びはほんっとすごいですよね。
また、細かな人物設定はもちろんですが2人を取り巻く人物が効果的に使われています。
未直のお兄ちゃんは…こういう人実際にいそうでうよね?誰かに食べられればいいと思います(笑)
そして濡れ場描写のこってり濃厚さはいうまでもありません。
とにかく、未直の一途さと泣き虫なところがかわいいっ!
こういうぶっきらぼうな明義はもっと萌える!!