崎谷さんの原作、葉芝さん作画でとっても楽しみにしていました。
ただ、読後感はちょっと物足りない気もします。
受さまは新社会人で、上司の攻めさまに誘われるように恋人関係に。
受さまは初めての恋人で凄く幸せで、でもなぜ自分と?と不安な日々を送っていたときに攻めさまの婚約を知らされる。しかも、社内メールで。
それからお互いすれ違いの日々をおくり、攻めさまはあっという間に結婚し新婚旅行へ。
受さまは上司の攻めさまが新婚旅行中に会社を辞め姿をけして自分の道を歩いていく。
5年後に偶然再会したときからまた攻め様に口説かれて・・・
正直この攻めさま理由あるんですけど腹立ちます(笑)
崎谷さんの作品って受さま悪くないよなぁと思ってても受さまが折れることで関係修復する話おおくて、主人公を納得させ、気持ちを成長させる意味で必要なのかもしれませんが、私は個人的にもやもやしました。
ここで受に折れさせず、攻めさまが縋って(ある意味縋ってますが)くれる方が良かったぁ。
もしくは攻め視点の短編でもあればちょっと納得できたかも。
でも、攻めさまの結婚した理由がぶっ飛んでて、これは崎谷さんの作品だなと思いました(笑)
きっと本格派小説をご希望の方にはまったく物足りないと思われるお話。
でも、個人的にはこんなお話が好きなのでおおむね満足の内容でした!
よくある双子の入れ替わりもの。
個人的にはこういう入れ替わりもの好きなんですよね~。
双子の兄 航くんが主人公。
双子の弟 翔と大学進学を期に上京して二人暮らし。ものすごく仲の良い双子で顔そっくりなのにお互いを一番可愛いと言って憚らない、傍から見たら『大丈夫!?』って感じなんだけど、かわいい。
翔は友達も多く、陽気で勝気の明るい性格でブラコン。始めは兄ちゃんが好きなのかな?って思うくらい。主人公の航は真逆の性格で全体的にポワポワしてる。でも、イラっとさせられる感じではなかったので読みやすかったです。
攻めは駆け出しの俳優で翔と同じ大学に行ってる藤堂櫂。
物語は航と藤堂がであった一年前から始まってて、双子(航と翔は違う大学)が入れ替わったのをキッカケに動き出す、けど・・・読んでてだいたい想像つくラストです。
私個人は安心して読んで、わかってるけど切ない時にキュンとさせてくれるお話大好きなのでよかったです。
今度は翔バージョンもあるのかな・・・店長気になるけど、もう出来上がってるCPだから・・・どうだろう。
ヤンチャ受は興味ないから、私的にこっちのCPでよかったです。
最近は雑誌掲載も再開され、『D.G』に会えるのは嬉しい!!
今回は70話目ということで、カップル達のお惚気大会と化してます(笑)
こんなお話が許されるのは43巻も続く『D.G』だからこそだなぁと思います。
70話『NEXT』
石川隊長はじめ主要カップルの受け様(って言っていいのか悩むけど)、旦那&恋人に意識しまくって困る!!という内容。
石川隊長は出会って3年以上の自分のSP兼旦那さま(人前式で結婚式済)が女性に告白されまくってるのが気に入らない。でもかっこいいし自分もこんなに意識してドキドキしてるから仕方がない・・・と悶々となってるところにDr.やらウサさん、クロウ、池上、副隊長篠井さん、マーティまで参戦しそれぞれのパートナーの惚気を回想しながらしていきます。
ここまでは、最後のオチ(?)のための布石なんですが、みんながラブラブでクリスマスだし、微笑ましいやら呆れてしまうやら・・・読者は幸せな気持ちになれます。
70話という事で、お祭りのようにオールキャストなお話です。
71話『新生』
次年度の入隊予定訓練生のイザコザを訓練校の寮に侵入したテロを捕まえるためD.Gが関わることで、訓練生の態度を見直させるお話でした。
訓練生のなかに、ある方の親戚さんが(笑)
次世代の主役になりそうな面子が出てきました!今後が楽しみ。
今後も続いてくれそうで、読者としては嬉しい限りです。
これからも幸せな気持ちになれる『D.G』をお願いします!!!!
森本先生の作品は以前はチェックして読んでいたのですが、ここ最近はとんでも設定の鬼畜な攻めが受を好きなあまりにいろいろ画策しすぎな感じで・・・正直、キャパオーバーを起しまったく読まなくなったのですが、今回は私の好きな『料理男子』『餌付け』ワードと共に普通の大学生のお話のようだったので読んでみました。
作品はとっても読みやすく、大学の入学式で新入生代表で挨拶をしていた藤田八雲に一目惚れしてしまった新が、男である八雲を振り向かせるために一生懸命がんばっている内容です。
読書が好きな新は、趣味は両親が共働きの為に夕飯を作るようになって以来上手になった料理で、これだけ聞くとおとなしい子をイメージしそうですが、結構普通に男の子でアタックするときは暴走機関車と例えられるくらい真っ直ぐな設定で好感がもてます。
攻めの八雲は、理工学部の主席で入学してるけどおっとりした変わり者であまりかっこよくない設定(みたい)。大学も散歩サークルがあったから決めたような子でした。
内容は新の視点で進むので、いつもの恋と違う!不安で怖いと思いながらも、どうしても手にしたいから友達として認識されるだけ進歩と奮い立たせる・・・まんま少女マンガのような心情。
(まぁ読書が好きで漫画もジャンルを問わず読んでいたみたいなので)
しかし、この状況が一冊の3/4を占めてて・・・正直『長くない!?』とツッコミそうでした。
他にも、新の親友として朝日という幼馴染の子がいるんですが親友の設定がオバちゃんの私には納得しにくかったし、この朝日が男の恋人がいるという設定の為に出てきたとしてもあんまりいらなかったように思う。だって朝日と会話してるほうが前半にガッツリ出てくるから、八雲の印象が薄い。
あと、二人の想いが通じていざ!!というまでの展開がすっごく早い上に森本先生のかわいいエロシーンがあっさり終わったことに物凄く残念感が・・・。
だって帯にも攻めがエロいってあったのに、抱きしめた時に勃起してた。という攻めの告白の部分だけのあおり!?みたいで、欲を言えばもっとラブラブしてる部分ほしかった。
月村先生の原作・樹先生の漫画というので、何の予備知識もなく購入。
高校生という多感な時期に、学校の寮という・・・私たち大人からすると少し閉塞的な感じが青春って感じで甘酸っぱさと胸キュンがつまったお話でした。
主人公の小松くんは自分がゲイであることで一生恋愛が出来ないだろうと悩み、そっち系の出会い系サイトを見てたのを同室の中嶋くんに知られる。
中嶋くん。彼がとってもいい子で、小松の親友として良き理解者として小松の側にいてくれたのは小松にとって生涯の友人を得たんだろうなぁと親心で読み進めました。
本題の恋愛は、入寮時から周囲にいい顔する寮監の進藤先生が気に入らない小松は何かと目のかたきのようにしてきたが、中嶋くんの紹介で同性のお見合いをセティングしてもらったときに来た相手が進藤だった。
ここから、小松くんはゲイであることがバレて何かと気にかけてくれる(自分もバイであることをちゃんと小松に言ってくれた)進藤先生を無自覚に意識しまくってます。本当に初心な高校生で、視てる方はキュンとしてしまいます。進藤先生もきっと同じ気持ちだったはず!!
そして自分の気持ちを自覚してからの小松はさらに可愛くて、そしてかわいそうだった。
初めての恋愛なのに、望みのない先生を好きになり、なのに学校にも寮にも先生がいて自分を気にかけてくれる・・・凄く嬉しいけど、同時に凄くつらい。
そんな小松の気持ちが樹先生の美しい絵で表情が描かれてて素敵です。ほんとにかわいい。
受験勉強にも身が入らないし、自分の心を守るために再度、中嶋にお見合いのセティングを依頼します。この時の小松のセリフ「壊れる」「もう、人間の男なら誰でもいい」に切なくなりました。
そのお見合いに来たのも進藤先生で(まぁこれは中嶋くんの差し金?ですが)、そのときの先生の怒った表情が、小松を想ってるのが出てて個人的にグッときちゃいました。先生かっこいい・・。
終始、小松君の初恋話で大きな事件や障害なんかはないけど、その分小松の心の変化や表情が美しい絵で丁寧に描かれていて最後は本当によかったね!!となりました。
これからも進藤先生に振り回されながら幸せなバカップルになっていくんでしょうな。
こんな可愛く甘いお話は大歓迎なので、また続編でもスピンオフでもいいのでコンビで御願いしたいです!!
近未来の国会を舞台にしたこのシリーズも41巻!!
も~ずっと連載しててほしい(*^^*)
読んだ後の幸せ感が大好きで、読み出すと既刊も含めてずっと読んでしまうんですが、中毒の様に…。
今回は三話収録、雑誌掲載も再開されて嬉しい( 〃▽〃)
『隊長 石川』
ネットに隊長殺害予告がでてみんなで隊長を守ろうとするお話。もちろん石川隊長にはナイショですが 皆の違和感に気づいて…結果隊長がかっこよく解決し、隊長人気が益々上がっています!!
みんなの絆も再確認させられます♪
『俺たちの場所』
調理班の大部分のスタッフがインフルエンザに!!
岸谷さんまで寝込んで、隊員たちの食事の危機。
食事だけでなく、憩いの場所でもあるので、隊長がまたまた頑張るお話。調理班の大変さを見ながらも美味しそうに食べてくれる隊員たちに喜びを感じながら過ごすある日のヒトコマ。
『TAKE OFF』
官邸の抜き打ちテロ演習をDGの主要4人でやってあげるお話。
仲間の為に力になる事、それを過去の話しも交えてストーリーが進みます!!
今回は描き下ろしも2ページあってうれしい♪
6月は20周年記念画集も出ますし、益々楽しみにしてます。
でも、今回はどのカップルもラブラブぶりが超低めだったので萌×2評価で。
本当に久しぶりの新刊!!待った!待ってました!!
超人気俳優・司と町の理髪店店主・那智のお話の第二巻で、お互い多忙にてなかなか会えない日々を送っていますが相変わらずのラブラブっぷりです!!
この巻はお互いが会う事のできた時の日常を切り取ったような内容で一話一話が短めです。どのお話も可愛くて、司の天然っぷりに悶える那智さんや、那智さんに独占欲を出す司も見ていて微笑ましい。じーさんコンビも健在でした。
中でも私個人が一番良かったと思ったのが、那智さんと生前のお父さんとの話。
8年も前に亡くなったお父さん宛の荷物が届くところから始まり、半分は那智さんが昔を振り返っている思い出話を司くんにしてるんですが、届いた荷物の理由を知り(もちろんお父さん亡くなってるので憶測ですが)それに大泣きする那智さんに思わずこちらが号泣。
それを受け止めた司も包容力があってよかった。
個人的には神評価でもいいのですが、少し不満を申しますと・・・Hシーンがほとんどなかった(泣)のが残念で残念で。
なので神に近い萌×2評価で。