1740さんのマイページ

レビューした作品

女性1740さん

レビュー数46

ポイント数490

今年度29位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

つづきのつづきのつづきが読みたい!

おめでとう!おめでとう!おめでとう!!
いやー、3巻もよかったです!
表紙からもう瀧が幸せそうですごくうれしい!

クリスマスライブのためにがんばっているシンゴにリハーサルのイブの日が自分の誕生日だとサラリと伝える瀧。今までの誕生日はずっとひとりで過ごしてきたから、彼氏と一緒に過ごすなんて考えてもなかったんだと思うと、瀧の元カレに殺意を抱きそうになります。
もちろんシンゴはなんとかライブ後のクリスマスの夜は一緒に過ごそうとしますが、瀧はその日までシンゴ断ちをすることに。会うことで負担にならないように我慢するんですけどね、その健気な瀧にも、メジャーデビューがかかっているクリスマスライブに緊張するシンゴにも、会った方がいいのでは?と読者としては思うわけですよね。
でも会わない代わりにふたりのかわいい夜中の自撮りからのひとりえっちシーンが見られるので、それはそれで最高のシチュでした!
それにシンゴはちゃんと瀧のために誕生日祝いをしてるんです。やっぱり優しいシンゴ!部屋でひとりでケーキを食べているシーンは何度も描かれていますが、この時のひとりでケーキを見つめる瀧は本当に幸せそうで心が暖かになっています。


クリスマスライブも無事成功し、デビューが決まってシンゴが「滝 ありがとう」って言うシーンがすごくよかったです。クリスマスライブもデビューができるかどうかもずっと不安だったけれど、1巻から通してずっと瀧がデビューできると言っていたから、きっとシンゴはその言葉を励みとして頑張ってきたんだなってわかるから。
ただこのことを伝えるだけに瀧に会ってキスをして去っていくシンゴ。残された瀧の顔はいつものようにかわいかった!3巻はさらに瀧のミニキャラがかわいくなってますね!

ただ!!!シーモアですが、2巻まで神修正だったのが3巻は白抜きでまったく見えません!!これは悲しすぎるので4巻があるのなら他のサイトで買おうかなと思っています。
ふたりのラブラブぶりも、ウロのメジャーデビューの話も読みたいので、つづきのつづきのつづき待っています!

α×αらしい熱さ

ヤクザの会長の息子である遥来と父親の側近の椿。幼い頃に助けられ、互いに顔に傷を持つふたり。両片想いですが、主従関係・α同士ということで、椿が遥来の気持ちをなかなか受け入れてくれません。それでも互いにずっと、出会った頃から好きだったんですよね。最高ですね!
子どもの頃の遥来はめちゃくちゃかわいいです。そんな遥来は高校生になり美しくなりました。遥来の刺青の図柄を椿が見るシーンは必見です!

オメガバースですが、α×αですし、めちゃくちゃ男くさい物語です!ラットになった遥来を助けるためのお触りは特に雄同士が愛情と身体をぶつけ合っている感じなので、読者の好みが分かれると思います。両想い後のセックスは少し甘めですが、それでもα同士だなと感じられます。
でもこのコミックスを手にした時点で、表紙の熱い男の見た目とヤクザ設定が好きなはずなので、そういった人が楽しめる男と男のBLになっています。
ふたりの恋愛物語中心ではなく、ちゃんとメインのヤクザ組織の物語があるので硬派な物語があるのもよかったです。

ちなみにセックスは最後までしていません。それでも満足のいくページ数と濃厚なαのセックスが描かれています。αだから項を噛みたい衝動もあるし、穴への執着がすごいです。ただαなので受けの穴は濡れないし、挿入するにも攻めのは大きすぎるので簡単には最後までできませんよね。無理やり挿入してハピエンじゃなかったのが、個人的には好感が持てるハピエンでした。
先生が「いいお知らせがある」とツイされていたので、もしかして続編で最後までセックスできるかもしれませんね。もし本当に続編が決定なら、どう挿入まで持って行くのか楽しみです。今まで抑えていた椿の溺愛ぶりがどうなるのか、ぜひ読みたいですね。

はじめて三日ミタ先生の作品を購入して読みました。「しまちゃん家の番事情」のスピンオフとは知らずに読みましたが、スピンオフ元を読まなくても楽しめました。
まだ「しまちゃん家の番事情」は読んでいませんが、お子さんが出ているのでこちらはほのぼのそうですね?ケンカップルなのかな?この後に購入しようかなと思います。

電子限定の小冊子のまとめ

2015年から2020年までのChara配布の小冊子と1巻2巻発売時の特典とちるちるアワードの小冊子のショート漫画やコメント・イラストがまとめて読めます。
これは今まで小冊子等を集めていた人にとって新しいものはないようですが、コロナ禍以降でBLファンになった人にはありがたい番外編集になっています。

基本的に年代順に読めるので、カルタカと稜一郎の関係がだんだんと甘く、そしてカルタカが日本語を覚えてちょっとずる賢く甘えてくるのを時系列に読めるのは楽しいです。ショート漫画の間になにがあったのかな?とかコミックスを読み返して、この辺りの話かな?と想像しながら読みました。
えっちは少ないですが、カルタカのいろんな様子、髪の毛が短いとか子どもとか素顔とかも見られるのでいい男っぷりに稜一郎と一緒に萌えちゃいます。満足の1冊になっていました。
でもやっぱり最新のカルタカと稜一郎のふたりの物語のつづきも少し読みたかったな!

物語もセリフもすごく心に突き刺さる

ルネがずっとエヴァンをじっと観察しています。仕事をしていても歯を磨いていても寝ていてもトイレに入っても。ずっと顔を寄せてきます。その観察する様子が1巻の幼いルネのままでかわいいんですよね。
でも2巻冒頭のふたりは、ほぼ同じ年に見える姿をしています。まるで18歳!青春真っ只中ですね。ふたりは楽しく毎日を過ごしていきます。
そんな中、時々乙女のような顔を見せるルネ。自分は恋をしている!と気づきます。
島の人たちの話を中途半端に聞いて、恋をしてその後にキスをして夜這いをするともっと幸せになると、裸になってエヴァンのベッドで待ち伏せをします。でもお子様のルネは頬にキスして裸で抱き合あって寝るのが夜這いだと勘違いしているので、驚くエヴァンと無垢なルネのギャップがめちゃくちゃかわいかったです。
もちろんルネはすぐに夜這いとは交尾のことだと気づきますし、実はルネのあそこは硬くなっていたようです。

ルネはエヴァンと過ごし、そして島の人たちと話すことによっていろいろなことを知っていきます。自分が物を知らないことも含めて。また、自分がルネである前から知っていたことがあることも。
シスターの言うように「無知は罪ではない」「すべては何もないところから始まる」子どもの言うように「とーだいおじさんとるねはばらばら」
吾妻先生ってほんとに天才ですよね。物語もセリフもすごく心に突き刺さってきます。

だんだん成長していくルネとは対照的に、若返っていくエヴァンは自信なさげで情けないところを見せてくれます。身体と精神年齢がイコールになっているんですね。1巻ではルネが笑わせてくれていたけれど、2巻ではエヴァンの行動・態度に笑ってしまいます。
エヴァンの過去やふたりの記憶が少しずつ描かれていきます。

2巻の最後にはやっとやっと!エヴァンとルネが結ばれます!エヴァンが受けです!!!!
ふたりが結ばれるまでの流れとえっちをぜひお楽しみください!!すごくよかった!!!
2巻発売前に吾妻先生が1巻は「えろくない」2巻は「えろい」とチャートでお知らせしてくださっていたので楽しみにしていましたが!!えろかったです!よかったです!エヴァンの受けがえろかった!!!ルネの雄っぽさがかっこよかった!!

2巻の最後には、ふたりがいない島で数十年の時が経った様子が描かれています。結局、ふたりはどうなったのか、過去はどうだったのか、島や灯台の秘密はなんなのかはまだわかりません。
3巻が今から待ち遠しいです!

再録集プラス描き下ろしショート

279ページ!カラーイラストページ込みで税込み1320円!10周年記念作品集だからかもしれませんが、とうとう1冊1000円超えとはびっくりです。それでも「恋シリーズ」の2カプをまた読めるのはうれしいですよね。メインは菱本さんと伊瀬くんです。

今までの「恋シリーズ」の表紙やカラーイラスト、「こいがぷにたら」ミニキャラで連載されたマンガ、秋・冬の物語が多いのも、菱本さんと伊瀬くんが出会った季節だからだと思うと萌えます!時々、ここぞ!という箇所で等身になるのがよかったです。
登場人物のプロフィール、上田アキ先生のインタビュー、今までの書店さんやイベントでの特典漫画や小冊子の再録はエロが多めでした。
また最後にはショート漫画の描き下ろしもあります。

「恋シリーズ」をずっと追ってきた人たち・特典を買ってきた人たちにはちょっとお高い感じもするかもしれませんが、装丁も豪華ですし記念にどうぞ。
10周年おめでとうございます!

おかえりまひる!

待望の第2巻!荻野さんと同棲を始めた真夜。ラブラブで真夜のメンタルも安定している様子から物語がはじまります。
シャイニングVの懇親会に参加して、後輩のライダーや荻野さん以外のスタッフとも交流を深めます。懇親会後は荻野さんの嫉妬によって甘々に抱かれ、シャニ祭にも出演することを決めます。
打ち合わせでは多くの人に人見知りしたり、以前スタッフに言われた愚痴を思い出したり、緊張する真夜ですが、たくつぐと一緒に生出演することに。

ずっとひとりで閉じこもっていた真夜の世界が広がっていきます。
これまで自分がどうやってまひるをやっていたのか、これからどうまひるをやっていくのか、今まで見えていなかったことを考えるようになります。変わることの怖さって誰でもありますよね。まして、人からどう思われているのか気にして外に出られなくなってしまった真夜にとっては特に。
まひるとしてどうしたらいいのかわからなくなって、配信もできなくなってしまった真夜。そんな真夜を支えようとする荻野さん。

「今日も行きててえらい」真夜だからまひるなんですよね。真夜がやりたいまひるで、ひだまりはうれしいんですよ!そしてなんと今回は真夜くんの噂の美人お姉さんたちがやってきます!パワフルなお姉さんたちは真夜くん活動休止を心配して、そして活を入れるためにひだまりの気持ちを代弁してくれます。

シャニ祭本番直前に荻野さんが真夜をかばって怪我をしてしまいます。自分ひとりでステージに立たなくてはいけない真夜。でも気づいてくれます。「ひとりじゃない」「みんなが見ててくれてる」って。真夜が続けたいって思う限り、まひるは生き続けるんです。
おかえり!まひる!ありがとう!まひる!

おぎまよの共依存の溺愛ラブもすごく好きですが、真夜にはたくさんの味方がいるんだってわかってもらえてよかったです。真夜だけでなく荻野さんも成長した2巻になったと思います。
かわいいまひるの顔がかっこいい真夜の顔とリンクしているのも「新生まひる」を見られて嬉しかったです。
「すっっっごく楽しいよ」って思ってくれてありがとう!

BLアワード2025年フェチ部門第1位だった1巻同様、2巻もたくさんのフェチとエッチ満載です!真夜の成長と共にぜひそちらも楽しんでください!

いろんな鷹虎くんが見られる

高校を卒業して2年経った鷹虎たち。それぞれのΩたちが自分の幸せのために生きています。烏丸のように強いαに寄り添うΩらしく、有坂のようにαや家族から逃げて自分で人生を生き、猪俣のようにかわいいΩとして、大雀のように少しでもΩらしくなるために、亀山のようにΩの社会的地位を変えるために。鷹虎もΩだからできること、αに負けないためにがんばることなど冷静に考えています。
人によって事情や立場に価値観、そして希望は違うはずです。これは今の女性の生き方と同じですよね。子どもを産む性はやはり社会的に弱い立場なのはどこの世界でも同じです。

鷹虎は亀山と一緒に暮らしています。いい感じかと思いきや、鷹虎のΩ軽視やα利用を亀山には理解できません。ふたりとも頭がいいし、それぞれ自分の考えがしっかりしているから口論になっちゃうんですよね。どちらが正しいということもないですし。鷹虎もちゃんと反省したり「ごめん」って言えるようになってるので成長していますよね。Ωとして数年生きて、社会の中で揉まれてきた証拠ですね。Ωとαの性の違い、力の違いが高校時代よりもハッキリとわかってきます。変わりたくないけど変わらなくちゃいけないことや知りたくないけど知ってしまうこともあります。
そしてレイプされそうになった人をクビにすることもできず、叔父からは「αならそうする」と言われ、Ωとしての理不尽さも経験します。

優秀な自分たちの遺伝子を残したいと代理母による子育てを望みますが、子どもを持つことを求めない亀山とは仲違いしてしまいます。これも異性同士の結婚でも子どもかキャリアかすべてか、求めるものが違うこともあります。
鷹虎は男らしいけどΩなので、読んでいて女である自分と重ねて考えるところがたくさんあります。女だから男だからΩだからαだからというステレオタイプの生き方ではない、鷹虎の生きざまや考え、表情などがより楽しめる2巻になっていました。
ああ、みんな幸せになってもらいたいなぁ!

運命の相手とは?

「ブラットテイマー/キング」のスピンオフ。親友の大団円ハッピーエンドを見守ったフロラはSwitch。「運命の相手」に憧れるちょっとかわいい男の子。
そんな中、推しのプロゲーマーの結婚を知り落ち込んだり、マチアプでハズレばっかりだったりとやけ酒するフロラは、Domのレオに突然キスされてそのままホテルへ。一夜明けると「俺、ダイナミクスED(不能)なんだよね」とレオに伝えられます。ワンナイトだけの関係かと思いきや、その後もまたベッドを共にしてしまうふたり。一緒にゲームをしたり、デートを楽しんだり、いい雰囲気になったりもしますが、コマンドなしのセフレのままフロラはだんだんレオを好きになっていきます。ドキドキしてレオを誘ったりするフロラはとてもかわいくて応援したくなります。
レオの方だって明らかに嫉妬したり「いい匂い」と言ったりするので、レオもフロラが好きなんだけど踏み込めない理由があるんだと読者にはわかります。

後半では、レオがコマンドをすることによって吐き気がするほど気持ち悪くなること、フロラはSwitchだからと真剣に好きになってもらえない辛さなど、ふたりの過去の恋愛のトラウマなどが描かれています。「距離が違いからこそ見えないこと」。気まぐれで軽い男を装っていても、レオは傷つきやすい男だったんですよね。そんなレオにとってSwitchであるフロラは安らげたんです。まさに割れ鍋に綴じ蓋!フロラが望んでいた運命の相手でした!よかったね!
フロラは女の子っぽい見た目だけど、自分の考えて行動してちゃんとBLしていてどっちもコマンドしているところが個人的にはすごく好みでした。
レオの甘々なところもすごくよかったです。

こんな作品を読みたかった!

たうみまゆ先生の作品は「素晴らしきこのクソ世界」以来の久しぶりの購入です。今どきの流行りの表紙よりはちょっと地味目な表紙ですが、この作品は今までの作品とは違うぞと訴えてくるものがありました。よく見なくてはタイトルがわかりませんが、じっくりと読みたくなる作品に感じられます。
1、2巻同時発売だったので2巻で完結かと思いきや続きます!でもすごくよかったし、物語はひと段落ついているので、完結していなくても今すぐ読んでもらいたいです。

妻にゲイであることがバレて刺された四十路の颯太が20歳の大学生に戻り、ゲイとして生き直すことになりました。
一度目とは違う人生を進み始めた颯太にはじめてできた彼氏は、メジャーデビュー間近のバンドのボーカルのカスミさん。つき合って2か月が過ぎたところから2巻ははじまります。

年相応の恋愛を楽しむ颯太だけでなく、颯太の周りの人た(前の人生のはじめての相手や妻、同級生や関わりのなかった人たち)の人生も少しずつ変化していきます。
カスミさんとの恋愛はうまくいっているようですが、だんだんと恋する気持ちについてすれ違っていきます。過去と比べて思い出を作るような颯太と今の颯太に恋するカスミさんとの恋する想いは全然違うんですよね。恋の苦しさをまだ颯太は知らない。
そんな中、男に暴力を受けている同級生の氷室と出会います。なぜか彼のことが気になる颯太。心配したりイライラしたりムカついたり。それって恋のはじまりなんですよね。前の人生では噂でしか聞いたことがなかった氷室ですが、3巻からはどう繋がっていくのか楽しみです。

「恋とはなにか」がテーマで描かれています。それぞれの「恋」があるとは思いますが、前の人生で恋を知らずに誤魔化して生きてきた颯太が二度目の人生でやりたいことを選んで経験して「恋」を探していく様子がとても丁寧に描かれています。
こんな素敵な物語を読みたかった!と思える作品になっています。早くつづきが読みたいです!

ネタバレなしで泣きましょう!

たまたまツイッターで流れてきた試し読みを見かけて「ぜったい好きなやつ!」と思って1話を購入しました。
1話を読んで「すごくすごくすごく好きなやつだった!!」と大興奮してすべて単話を購入!
運命のαを探すΩ×片想いし続けているβの物語なのですが、ほぼ泣きながら読み進めなくちゃいけません。
嘘でしょ?そんなのってある?え?マジで?やだ!!そうだったの?そうだよね!ああ、そうくるか!ああああああああ!!!……と、4話ずっとジェットコースター並みの物語です。

これはネタバレなしで読むべきです。
切なくて苦しくて、でもすごく楽しく読めためちゃくちゃドストライクの物語でした。電子単行には後日談などの描き下ろしもあるとのこと。楽しみに待っています。