腐男子のSHINOさんのマイページ

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男性腐男子のSHINOさん

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地◯ドラマチックで題材にされそう

今回のらくた先生の新刊は、思わず「作風の振り幅〜〜〜!」と叫んでしまうような感じでした。

レーベルごとに明確な描き分けをしていらっしゃる...

1人のΩに2人のαがくっついてまわるお話ですが、まぁ最後は...ということで、そこが少し切なかったです。
動物ドキュメンタリー番組で、1人のメスを巡って兄弟が争い、片方が敗走していくような光景が脳裏に浮かびました(それじゃケモノだけど)
とはいえコメディ路線なので、ほぼほぼ微笑ましい光景でした。

『雨上がり〜』を描かれた先生なので、Ωという性の人間が置かれた状況について掘り下げて描いたらそれはそれで秀逸な作品になると思います。
がしかし、最初からそういう空気感ではないので、敢えてシリアスな方向にはベクトルを定めず、あくまでもラブコメらしい明るいストーリーでまとめられている印象でした。

6と7 コミック

凡乃ヌイス 

ひたすらホラーかと思いきや

今年は話題作を読む!と毎年宣言しつつ我が道を行ってしまうのですが、◯度目の正直で話題作もどんどん読む年にしよう...ということでコチラ!

XのTLが『6と7』で溢れていたので、早速拝読しました!

話には聞いていましたが、ホラー系でした。
黄昏か闇かは微妙なところです。
ホラーでありつつ、ふたりの間には幸せがちゃんと存在していて、だからこそ終盤の切なさが際立って、読後は何とも形容し難い気持ちになりました。

解釈が分かれる系?でして、個人的に作品の考察があまり得意ではないので読後は「え?え???え?????」でした。

誰か〜〜〜(他力本願)

劣等感と向き合う

大好きな小木カンヌ先生の新刊✨

今作は写真家×旅館主人の再会愛。

小木カンヌ先生に出会ったきっかけでもある『報われない恋の占い方』と同じ系統の切ないお話かなぁと楽しみにしていたのですが、感情移入して切ないと感じるタイプのお話ではなく、がっつりこちらに刺さるお話でした(とても好き)

自分より才能のある人への嫉妬。
単なる知り合い程度ならそこまで大したことじゃないかもしれませんが、仲の深い友達への嫉妬や劣等感は如何程のものか...
距離が近いからこその苦しみは自分もよくわかるところなので、チクチク胸が痛みました。

それはともかく、感情と上手く付き合っていけるだうなと思える終わり方で良かったです...

恋愛面は言わずもがな、最高でございました。

素敵な作品をありがとうございます✨

いやぁ...パース先生...天才ですね

パース先生の新刊!

『Lick』『おさななじみに彼氏ができた話』に続き今回も学生モノ。

パース先生の作品は、あらすじだけだと「王道ベースで、少し独自性もあるかなぁ」くらいに感じてしまうかもしれませんが、一回読んでみてください。

読んでみたらわかります...

ギャグとシリアスのバランスが良く、キャラクターの内面を重くなりすぎない絶妙な塩梅で描写していて、読んでいてとても楽しいです。

家族である姉と主人公(弟)の愛、他人同士である主人公と先輩の愛...それぞれジワっと沁みる素敵なお話でした!

次回作も楽しみにお待ちしております。

時をかける

日高先生の新刊✨
もう楽しみすぎて何ヶ月も前からウキウキが止まりませんでした。
花音では『初恋のあとさき』以来の新刊とのこと。

今作はやや(?)特殊設定モノで、日高先生のストーリーテリングが光ったお話でした。

時系列の把握が難しく(『君◯名は。』より難しい)、ところどころハテナも浮かびつつ、その都度しっかり立ち止まって整理しながら読み進めるのが楽しかったです。

ふたりがお互いを想う気持ちのみならず、色々な人達に背中を押されながら掴み取るハッピーエンドが胸熱でした。

糖度100%

待望の続編!

1巻もそうでしたが、稀に見るレベルの糖度の高さですよね。
こんなにデロデロ甘々な作品はなかなか無いです。

2巻ではふたりのポリネシアンセ◯クスの様子が描かれているわけですが、全ページでお互いに愛が溢れ出ていて素敵でした。

家出してきた龍之介のほうも、外見とギャップのある内面に思わず「可愛いな!」と叫びたくなるピュアっぷりでした......頑張れ!

そして更に続編決定とのことで!
ありがとうございます。
今後もこの甘々デロデロを思う存分楽しませていただきます✨

BUDDIES 下 コミック

倫敦巴里子 

読まなきゃ損です!!!全力でオススメしたい!!!!!!

大好きな倫敦巴里子先生の新刊、楽しみにしておりました✨

そして拝読したのですが、想像の∞倍素晴らしく、倫敦巴里子先生のふくよかな温かみある絵柄と重厚なストーリーテリングが化学反応を起こした唯一無二の大傑作でした。

もう最高すぎて自分でも何を書いているのかわからない!

他の方も書いていらっしゃいますが、がっつりボリュームのあるお話が上下巻でまとめられていて、その技量たるや...

表紙のふたりだけのお話ではありません。
色んな人がお話に登場し、それぞれしっかりとポジショニングされていて、パズルのピースがピタッとはまるような爽快なストーリーにもう平伏すほかありません。

2024年も年の瀬ですが、マイベスト2024確定の胸熱バディBLに出会えて本当に幸せです。

こちら...続編があったら絶対面白いと思うので是非宜しくお願いします。

良き続編

待望の続編✨

その辺にいそうな同棲カップルのお話で、溢れ出る日常感が堪らんんん、な作品です。

続編あるある?な大きな波乱が巻き起こるような展開ではなく、お互いの供給が足りなくて寂しくなる系のストーリーなのが良かったです。
このふたりに当て馬が登場するのはちょっと違うかなぁと思うので...

新たな局面を迎え、さらに面白くなっていきそうなところで終わっているので、ぜひ続きを拝読したいなと思います。
宜しくお願いします!

何それ愛かよ コミック

ろじ 

愛だよ!

『青と碧』スピンオフ✨

ろじ先生は言語化がお上手な印象があるのですが、こちらの作品は特にそのように感じました。

とことん"なぜ"を突き詰めて、言語化して...一歩を踏み出したその先には確かな愛がありました。

家族含め周囲が自分のことをどのように捉えているかという点において、自分が思っている以上にちゃんと分かり合いたい相手だと思われていることもあるかもしれないですね。
結局は自分がどう感じるかが行動の指針だし、そこはどうしようもないところかもしれないけど、ちょっと踏み出してみると新しい景色が見えてくる可能性だってある。

吉田くんの「大げさくらいでいいんじゃん?過ぎてからいい時間だったなって気づくのはむなしい」という台詞がとても胸に刺さりました。

わぎもこ先生やっぱり凄い

わぎもこ先生はデビュー作がフェチ系っぽい?のでスルーしてしまったのですが、画風がとても好きで...
2月の『アフターグロウ』を拝読してどハマりの作家様です。

わぎもこ先生の作品はエ◯チシーンにもとても力が入っていますが、あまりそういったシーンに興味がないのでパラパラめくってしまって申し訳ないです。
が、それ抜きで考えてもストーリーの重厚さが半端じゃないので、読後感ずっしりで読んで良かったと心から思えるような作品でした。

ページいっぱいに広がる独特の空気感。
そして わぎもこ先生といえば方言でしょうか。

読んでいて新鮮みに溢れていました。