腐男子のSHINOさんのマイページ

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男性腐男子のSHINOさん

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悩んで悩んで

遠野みやこ先生
初コミックス発売おめでとうございます!

連載を追わせていただいていたのですが、しんどくなってしまったので途中でリタイアしまして......

今回単行本になったので、続きから拝読しました。

やはり読んでいて しんどいとは感じたのですが、物語が終わりに向かっていくにつれて、彼らの希望の光を感じることができ、こちらも穏やかな気分で読み終えることができました。

人と人の関わりって本当に難しい......
友人や恋人に限らず、家族との関わりも難しいものですよね。
言ってしまえば、血が繋がっていても別の人間です。
でも、家族という関係には"期待"が渦巻いていて、「別の人間だから」と簡単に折り合いのつくものではないのだと思います。

家族との関係、想い合う人との関係。
悩んで悩んで、その先で決意を胸に歩んでいく主人公たちの軌跡が、1冊の漫画の中で巧みに描かれています。

ぜひ、読んでみてください。

神波先生......

神......
神波先生、神......

神波先生の新刊。
絶対好きに決まっていたんですが、想像を遥かに超えていました。

αの中でも100人に1人の特級αがいるという世界。
少子化が深刻化し、科学者たちの願いはドナーに託される......

オメガバース設定ながら、どこかSFのような雰囲気を纏った作品でした。

神波先生の画風が大好きで大好きで、それだけでもう読んでいて感無量なのですが、ストーリーも素晴らしすぎました。

現実的な題材を扱った物語でもあって、楽しく読めるばかりではないのですが、そういった点も含めて非常に完成度の高い作品です。

ぜひ、読んでみてください。

とびっきりの純情をご堪能ください!

お財布の問題で単行本派なのですが、作家様のXをフォローさせていただいているので連載更新の度に決意が揺らぎ、あと2話くらいのタイミングから単話買いをしていました。

『抱いて終わりにするわけない!』というタイトルの通り、攻めの一途さがこの作品の最大の魅力の一つとなっています。

受けが一途な作品は沢山ありますが、もはやどっちが受け?どっちが攻め?というくらいに、二人して純情を拗らせているんです。

ただ、武藤先輩もただ拗らせているだけではありません。
カッコいい先輩攻めらしい場面もしっかりあります。
(この絶妙なバランスも大変良きです)

歩田でこた先生にしか描けない萌えが詰まっていますので、ぜひ読んでみてください✨

刺さって抜けない小骨

『ロング・ディスタンス・ロマンス』過去編。

読んでいる途中も、読み終わった直後も、「読まないほうがよかった」と感じていました。
それは、この作品があまりに精細に"生きづらさ"を描写しているからです。
私自身の記憶、頭の隅に佇んでいたもの.....
そんなあれこれが、読めば読むほどにリンクして掘り返されるような感じでした。

でも、読み終わってしばらく経ってくると「読めてよかったな」と思い始めていました。
これは本当に不思議で、小骨の存在を思い出してしまったはずなのに、ただ痛みを感じるだけではなくなっていたんです。

物語の力、というものなのだと思います。

伝えたいことは伝えよう

せつこうじ先生のデビューコミックス!

絵がとても好きで......
ディアプラスでも前後編の読切を描かれている、個人的にいま激アツの作家様です。

まず表紙が良い!!!
画風は言わずもがな、色合いといい、構図といい、とても素晴らしいです。
紙本で買ってみてください。

そして内容も良い!!!
ネタバレになるので書きませんが、途中まで「ふむふむ...予想通りだけど面白い!」だったのが、「そうきたか!」となりました。

他の方が書かれているような 話のわかりにくさは多少ありますが、デビュー作ですので。
絵がとてもお上手だし、話の粗さについても殊更に言及するほどのものには感じませんでした。

アニメイト限定セットの20P小冊子もとても良かったです。

次回作も楽しみにお待ちしております!

そこにあるのは・・・・・・

桃子すいか先生の新刊、とても楽しみにしておりました!

本誌でずっと追っていたのですが、改めて通しで読むと全然違った感覚になりました。
しんどさは3倍くらいに感じられました......

海斗は先生の作品としてはレア?なヤ◯チン属性のキャラ。
文哉は自分より他人を優先するタイプのキャラ。
↑これだけ見ると「あーそういう感じね」と予想してしまいそうなところですが、実際には桃子すいか先生の優しい眼差しが反映された作品になっています(語彙力)
海斗や文哉だけでなく、一花、匡平、諒など色々な人物が相互に関係し合って話が進んでいく流れの中に、桃子すいか先生らしい眼差しを感じられます。

露骨な当て馬などではなく自然なかたちで女の子が登場するBLがとても好きなのですが、この作品はまさにこのタイプの作品で、一花がとても輝いています。

......などと色々書いても伝わらない部分が多すぎるので、結局は「読んでください!」としか言えないのですが、ぜひぜひ読んでいただきたいです。

ものすごく可愛い

とても楽しみにしていた新刊✨

口下手なバイト先の後輩から預かったインコくんが、後輩の胸の内を代弁してしまうという美味しすぎる設定!

有川くんも可愛いし、リップも可愛いし、槙野くんも可愛い。

「マキノサンスキダアーカワイ」とリップの前で独りつぶやく有川くんがまず可愛いし、それを覚えて槙野くん本人の前で喋るリップも可愛すぎます。
可愛いのはあなたです!と叫びたくなりました。

登場人物がいかに可愛いかという話はさておき、絵もとてもとても綺麗で、ストーリーの流れも良かったです。

ロストしてしまったシーンは心配で仕方がなかったのですが、3週間も天敵に襲われず生き延びてくれたリップに拍手です。

そんな感じで、絵はとても綺麗で、ストーリーも素敵で、登場人物はみんな可愛くて、とにかく大満足の一冊でした!
ふたりが同棲して、リップも色々と言葉を覚えていく......そんな続編もあったら嬉しいです。

唯一無二の絵と言葉

お待ちしておりました!

楽しみにしていた新刊を昨夜3冊読むつもりが、いちばん楽しみにしていたこちらを読んだら胸がいっぱいになって、ずっと余韻に浸ったまま安眠でした。

語彙力がなくて毎回同じことしか書けないんですが、本当に三田織先生の絵と言葉は唯一無二で、心の最も深いところに優しく触れてきます。

本誌でも少し拝読していたのですが、やっぱり神崎くん切ない......
神崎くんも幸せになってくれ!という気持ちです。

今巻は穣が不安定になりがちで、豊はそれに対して自分の芯をしっかりと見せていました。
穣も空回りしながらも頑張って、更に愛が深まって。
その流れが、とても三田織先生らしいと思いました。
先生のどの作品もそうなんですが、「慰める」より「背中を押す」という感じなんですよね。

相変わらず種くんも可愛くて可愛くて、今巻では種と穣の愛の深さも感じることができました。

ずっと大切にしたい作品です。
いつも本当にありがとうございます。

自己肯定感って大事

面白かったです。

作品タイトルにもあるように、登場人物みんなが小さなアップデートを重ねていく物語。
主人公ふたりだけでなく、この作品に登場する様々な人物が、それぞれの価値観をアップデートしていきます。

骨の髄まで染み込んだ価値観や性格って、それが他者や自分にとってマイナスであろうと、なかなかアップデートするのも簡単ではないですよね。
それでも言葉を尽くし、正面から向き合った先に、新しい景色があるのだと思います。

それにしても、慶一さんが卑屈すぎる笑
過去の出来事も語られていましたが、その出来事の結果として現在まで自分を卑下ばかりして生きてきたのだとしたら、よほど周りの人間に恵まれなかったのでは?と思います。
アラフォーにして深見と出逢うまで、自己肯定感を高めてくれるような人と出逢えなかったのでしょうか......

惚れた弱みとはならず、慶一の良いところも悪いところもしっかり伝えてくれた深見が個人的にMVPでした。

読み終わって心臓バクバク

小中大豆先生の新刊✨
二駒レイム先生のイラストも好みなので楽しみにしておりました。

読む前に展開を少し予想してしまう癖があり、大枠は予想していたようなストーリーではあったのですが、この作品の大満足ポイントはそれだけではありませんでした。
例えば、SFの世界観が導入されていたり、ミステリー要素がぎゅっと詰め込められていたり......
読後感どっしりです。

読者の感情を揺さぶる小中大豆先生の文章が この作品の世界と非常にマッチしていて、物凄い没入感を体験しました。

二駒レイム先生のイラストも美しかったです。
先生の作画で全編コミカライズされたら大歓喜感謝感激雨あられなんですが...笑

〜以下、個人的な意見〜
濡れ場イラストが連続しているところがあったのですが、個人的には2回目のイラストは別のシーンのほうがバリエーションが豊かになって良いのではと思いました。
例えば電子版で76〜77%と表示されている辺りは、最重要シーンの一つだと思うので、イラストで拝見したかったです。