たまたま本屋で見かけて、表紙に惹かれ購入。
表紙、または小椋ムク先生の書かれた帯を見てピンと来た方は是非読んでみてください。
以下、ネタバレにならない程度にこの本の魅力をご紹介。
デカくてコワモテな津田くん(カテゴリ的には不良になるんでしょうか…外見ゆえにからまれることも多いみたいです)と、もっさり黒髪無口メガネな遠藤君のお話。
これまであまり人と関わらずに生きてきた二人が、距離の取り方に悩みつつも、惹かれあいます。
まずキャラクターがいいです。
特に良かったのは受けの遠藤くん。もっさりメガネで無口…よくありそうといえばありそうなキャラなんですが、たまに見せる表情がなんか色っぽい。ドキッとしちゃう津田の気持ちがわかる!そして照れる所がかわいい。
それでいて結構行動力があり、受け身なだけの女々しい感じではありません。
主役二人以外の脇キャラもいいです。必要な場面でしか登場しないし、皆いい子。嫌みのないさわやかさがあります。高校生っていいね!
絵も丁寧で安定しています。同人作家さんだったんでしょうか?描きなれている感じがします。
雰囲気重視で進んでいくので若干のわかりづらいシーンはあるものの、ほとんど気になりません。
これが初コミックだそうです。読み終わったころには、すっかりファンになってしまい、これからもこの作家さんの本を買おうと思いました。
ほんとはもっといろいろ書きたいけど、ネタバレになってしまうのでこのへんで!(笑)
とにかくおススメです!