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女性ミドリさん

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3人なかよしえっち編!

3人なかよし編ということで、不穏な空気は特になく、本当に3人でなかよくえっちしてるお話でした!
いっつも二人に気持ちよくしてもらってる依ちゃんがご奉仕……と思いきやなんだかんだ依が一番気持ちよくしてもらってるんですけどね!

そんななかでわたしが萌えたのは、酔っ払った依が尚人を見つけた瞬間「脱がせて〜」って甘えはじめたところ……
ひっそりと朋を応援していたわたしですが、やっぱり依にとって甘えられるのは朋じゃなくて尚人なんですよね。
セフレ期間でもこんなふうに甘えてたのかなって思うと不覚にもきゅんとしてしまいました。
でも朋をみつけたら「とも♡」って朋の手に嬉しそうにすりすりする依も可愛かったので……
やっぱ五分五分かな?!
どっちも大切でどっちもなくては依は満たされないんですよね。

2人ずつだとやっぱりわたしはもやもやしちゃうので、これからも3人でえっちに励んでほしいと思います。

3P苦手なんですけど……

わたしは3Pモノが苦手です。
若い頃は楽しく読んでたんですけど、歳を重ねるごとに苦手になっていきました。やっぱり一棒一穴主義なもので……。
3Pってなると2人の攻に対して受の気持ちが5:5じゃないじゃないのが多いじゃないですか。あれが辛くて。
ただの3人で楽しくヤってまーすっていうウルトラハッピーBLだったらいいんですけど、3Pに恋愛持ってこられると重くてしんど……ってなるんですよね。特に不憫な方の攻に感情移入しちゃって。
この作品もあらすじと表紙見た時点で、3Pプレイはあるとしても、最後セフレのほうに持ってかれちゃうんだろうなーって思ってました。でもどうしても気になって、結局購入しちゃったんですよね。
そうしたらもう見事に3人とも恋愛しちゃってるわけですよ。

ドMの受・依がときめくのは恋人の朋なんだけど、本当の自分をさらけ出して安心感を与えてくれるのはセフレの尚人なんですよね。そして朋にずっと片思いしながらも自分の性癖に悩み、尚人とのアブノーマルな行為に溺れる、一途で不安定な依ちゃんのことを、攻二人はそれぞれの形で大切に思ってる。
あ〜〜〜しんどいしんどいしんどい!
この作品、読んだ8割の方は尚人を好きになると思います。だって依がずっと朋を好きだったのを知りつつ、依が持て余した気持ちと身体をずっと慰め続けてたんですよ、自分の気持ちを抑え込んで。本当に依の幸せを願っていたんです。そのうえクールだし、スマート。好きにならないわけがないですよね?
しかも3人は幼なじみなんだけど、依と尚人は同い年だし依の秘密を共有してるから、ほかの誰も入れない二人だけの箱庭にいるんですよ。幼なじみ好きのわたしにとっては本当においしい設定!
一方の朋は4つ年下のいたって普通の大学生。いや〜これがまた本当にいい子なんですよ。でも依が朋のことをこんなに好きな理由がわからなくて……。
たぶん依にとって尚人はもう自分の身体の一部で汚い部分を共有してくれる人、朋は依の唯一の光なのかなと思いました。
朋が依を光の下へ引き上げてくれたらよかったんでしょうけど、淫乱でど変態で、尚人とのSMプレイにどっぷりはまってしまっている依は今更無理です。依と一緒に箱庭の中で心中してくれる尚人を依が捨てられるわけがないんですよね。
もし朋への想いは恋じゃなくて本当に好きなのは尚人だって依が気づいて、めでたく依と尚人が恋人にーーという展開を想像していましたし、そういう展開になっていたとしたら、わたしは2度とこの作品を読まなかったと思います。
依が朋への恋心は嘘じゃないって本物だって言ってくれて、なんだかわたしはそこで救われました。
朋って別にわたしの好きになるキャラでもないし、どっちかというと尚人のほうが好きなはずなんですけど、なんというか……依と尚人がくっついて朋を3人の関係から追い出すというのが嫌だったんですよね。
なんでなのかよくよく考えると、おそらくわたしは朋視点でこの作品を読んでいたのかなーと思いました。
正直この作品を読む前から、表紙とあらすじを読んだ時から、一人で勝手に物語を妄想して悶々としていました。それこそ私生活に支障が出るくらいに。
最後まで読んだ後も悶々として一日中何度も読み返しました。
攻二人が本当にいい子でね……こんなど変態な受に恋しなかったらもっといい恋愛できただろうに……と思いもするんですけど、これがまた依がエロいんですよ!わかるよ〜たまらんよね〜
依はど変態で優柔不断なんだけど、一途だしそんな性癖持ってしまったのもかわいそうっちゃーかわいそうなんですよね。
欲張りな依は2人とも欲しがればいいと思う。願わくばこのままずっと3人でいてほしい。

この作品は3人ENDにしてくれた時点で楢島先生に感謝したいです。しかもちゃんと攻に対する気持ちが5:5。贔屓なし!
萌えなのかなんかよくわからないけど、ここまで心をえぐられた作品は久々だったので、神評価にしました。しばらくはこの作品に引きずられそうです……。

ちなみに電子で配信されてる番外編の「3人なかよし編」では遊園地に行く3人のお話。
ご機嫌な依ちゃんのご奉仕えっちでついに2輪挿し……?!っていうまさに3人なかよし編でした。
3人で幸せになってくれ!!!

これぞエロカワ!!

久々にピアス新人さんで当たりきました~!!
冬坂ころもさん、絵柄も可愛くってお話も可愛い。
今後に期待ですよ!!

『愛玩v童貞』
直樹の幼馴染み・心は、高校背にもなってまだオナニーも知らないお子ちゃま。
そんな心に「オナニー教えて」とおねだりされた直樹は…?!というお話。
うるうるトロトロのお目目で「おなにー」とか「せっくす」とかたどたどしく言う心は反則です!!><
無事オナニーを教えた直樹ですが、結局その先にも進んでしまって結局セックスまで…
でもその最中に両想いであることが発覚し、ラブラブエッチ。
心たん、魔性の無自覚淫乱受でした…(笑)
しかも書き下ろしでは心が絶倫であると…wwwww
なんというビッチたん!!wwwww

『スカートの奥までツッコンでv』
なんというタイトルでしょう(笑)
芸人同士のお話ですが、ボケが新ネタに、と女装をはじめるんです。
で、それに欲情したツッコミが……というお話。
結局は両想いなんでラブラブです。
エッチの時のコスプレはナース服。ミニスカ+ガーターベルトですww
エロくてかわゆいwww
書き下ろしでは園児というマニアックなコスプレをしてツッコミを喜ばせてましたww

『教師のヤラしい泣かせ方』
ヤンキー×教師
素行の悪い自分を唯一信じてくれる教師・白瀬(眼鏡美人)が気になる藤井は、
白瀬を騙して犯してしまう。そんな藤井は白瀬のことが実は好きで…
藤井に無理やり玩具を突っ込まれハメ撮りまでされたくせに、藤井のことが好きだからそれさえも忘れられなくて…という淫乱教師・白瀬に萌えました。
黒髪眼鏡美人の泣き顔はそそられます!
ドS×ドMのナイスカップルでした。

『僕はビッチ携帯 性欲v充電チュー』
これもそのまんまのタイトルですが、携帯擬人化です。
携帯電話(受)と充電器(攻)と電池式充電器(攻)の3P。
家で充電器とラブラブ充電した携帯電話は、外で充電が切れた時には電池式にお世話になるという…。
うん、確かにビッチだ。
充電器はそんな携帯電話に、電池式とはしないで!とヤキモチを焼くのですが、そこに現れた電池式と3Pをすることになりまして。
3Pといっても充電する場所は一か所しかないので2輪挿しはできませんけど(笑)
パンツが充電場所のフタの部分だったり、ちょっとした小ネタが面白かったです。
アホ毛が電波の数だったりねwwwww

その他にも痴漢だったり、香水のボトルを尻にはめてアナニーする受だったり、オタク童貞開発だったり、とんでもない鬼畜男の純愛だったり、いろんなカプのいろんなエチが見れます。
どれもこれもラブラブ設定が多いですね!!
各キャラも可愛くて、絶対どれか一つは萌えが見つかると思います!
このコミックスだけで小冊子の応募もできるので、そちらも楽しみです。

お気に入りの体位が、きっと見つかる。

以前からこんなアンソロあったらいいのに!!と熱望していた48手アンソロ。
まさか実現してしまうなんて!!という気持ちです。
48人の絵師さんが各体位を各カップリングごとにイラストにし、それに秀さんがssをつけてらっしゃいます。
これだけのカップリングがよく思いついたなぁと思うのと同時に、よくこれだけのssを書きあげられたなぁ!!と感服であります。

気にいったモノちょっとずつ。
「立ちかなえ」紺色ルナ
テキ屋×帰国子女で、お祭り?に初めて浴衣を着てきた受に攻が一目ぼれする…という設定。
紺色ルナさん、最近ますます色気に磨きがかかってますよね…美しいです。
プレイ的には片足を攻めが抱え込んだ立位なんですが、受の生足が見えてとても眼福です。
浴衣からのチラリズム、最高!

「だるま返し」加東セツコ
きましたよ、加東さん。めっちゃエロいっす。
寝具売り場の上司×部下らしいのですが、恋人設定で誘い受け。
一度でいいから職場のベッドでしてみたい~という受と、その気になっちゃう攻です。
正常位なんですが、“受の太腿を縛る”ということで今回はネクタイを仕様。
ネクタイが喰い込んだ太腿のエロいことエロいこと。
淫乱受がたまらんです!!!

「こたつ隠れ」河井英規
クールな高専生×淫乱ワンコ高校生。
淫乱ワンコ受てどんなんだ!!って思ったんですが、「お願い入れて…」っておねだりしちゃうような可愛い受でした。淫乱でしたけどwww
幼馴染み?で恋人同士の二人は、親がいない家で行為に及ぶわけなんですが、それがこたつなんですよね~!!
48手の中で私一番この体位が好きで!!大好きな河井先生が書いてくださってすごく嬉しい!!
うまいこと局部が見えないように描かれているんですが、そんな中チラっとだけ見える攻の陰毛に大興奮です!!なにこの陰毛可愛い!!!
可愛い淫乱ちゃんに、クールなふりして実はメロメロな攻くん。
可愛いカップルでした!

「宝船」南国ばなな
ヘタレ家庭教師×襲い受高校生。
南国ばなな先生の絵が麗しい~!ヘタレ攻めは黒髪眼鏡でいかにもヘタレで、ビッチな高校生は美人で舌舐めずり。可愛い~!
体位は受が攻の上にのっかり、攻の片足を持ち上げてそこに受のちんこを擦りつけながら動く…ようです。襲い受けにはもってこいですね!
ちなみに無理は禁物、と書かれていますwwwww

「白光錦」今井ゆうみ
使用人×アラブの大富豪
うおおおお!いいなぁ無表情使用人攻!!!!
アラブのくせに色白黒髪というのが無性にエロイですハァハァ
体位は、挿入はなくってただ単に下半身への愛撫です。
ちなみに名称の意味は「ありがたい艶なる眺め」らしいですよwwwありがたいwwww

「つり橋」山田パピコ
来ました、無茶苦茶な体位!
攻めが膝立ちで、仰向けになって受の体を持ち上げてそのまま挿入…らしいですが、これ、攻めちゃくちゃ腕力ないとむりですよwwww
期待のルーキー×バスケ部部長。凌辱系ですね。
端正な顔に狂気をにじませた攻がとっても魅力的。
部長に注意されたことに腹を立てたルーキーが仕返しに部長に無理やり…という愛あるセックスじゃないけれど、快感に抗えない受の表情とか、たまりませんね…!!

「獅子舞」雲之助
好き作家さんだったんであげてみましたw
銭湯の天然番頭×ツンデレ客
いつも顔を合わせる程度だった二人が両想いになってからのエッチ。あまいです。
雲之助さんの描かれるツンデレ男子てどうしてこう可愛いんでしょう…!!
必死に目をつむって真っ赤になって耐えてる姿がめちゃくちゃ可愛いです~!!!
体位は対面座位で、受が攻の身体に乗っかるような形です。お互い動きにくそう…(笑)

そしてコレがもう最大のオチであろうという…(笑)
「ひよどり声の逆落とし」佳門サエコ
ぶはははは、やってくれましたwww
というか、こんな体位が48手に入ってるのがスゴイ。今まで気づかなかった。
逆立ちをした受の股間に攻めが顔をうずめて愛撫をする、という体位。
いやぁ…トンデモ体位ですよ、これは是非一度見ていただきたい。
そしてこんなにトンデモ体位なのに、それをエローくやってのける佳門先生はさすが。
社会人ラグビー部の部員×マネージャー。
二人ははたびたび衝突することがあるようだけど、ついにこの日は攻が受にこんな仕打ちを。
しかも周りの部員はそんな二人を眺めてシコシコやってますよ。
なんてカオス/(^o^)\
でもこんなプレイをしながら、実は前から受のことを狙ってたという攻くん。
なんとも……なんとも恐ろしい、狂気じみた愛ですわ。
しかしマジで逆立ちしながらケツ舐められるってどういう心境なんでしょうwww
いやーさすがオチはやってくれますね、うん。
この本で一番たまげた瞬間でした(笑)

まだまだ紹介したい体位がいっぱいあるんですが、あまりにも長くなるのでこのあたりで。
絵師さんも豪華だし、ちゃんとその絵に合わせたssを書かれた秀先生、素晴らしいです!!
でも一つだけ文句(?)を言わせていただくと、高いです…1600円。
文句なしに買いますけど…。ww

リンゴに蜂蜜 コミック

秀良子 

理屈抜きに好きなんです

秀さん……本当に大好きです。
絵が特別上手いわけでもないし、特別ドラマチックなお話を描かれるわけでもないんですが、
間の取り方とか、空気感とか、心理描写がすんごいお上手ですよねー。
この空気感と間で読ませる作家さん、私の中ではヨネダコウさん、嶋二さん、そして秀良子さんなんですよ。
うおおおお好き、好き好き好き好き!!!!

『渚の青いパラソル』『リンゴに蜂蜜』
シリーズもの。『リンゴ~』のほうが時系列としては先ですが、どっちから読んでもいいと思います。
彼氏に振られたばかりの夏樹は、自分がゲイであることをコンプレックスに思っている。
そんな夏樹と、天真爛漫な大学生・コマノが出会いを描いたのが『リンゴに蜂蜜』
結婚するから別れてくれと告げられた元恋人を「そんなに好きだったかな」と思いながらも、寂しくて寂しくてたまらなかった。
夏樹は自分の性癖がコンプレックスだからこそ、自分に近づいてくるコマノを興味本位で近付いてほしくないと思うんですよね。
過去にいろんな苦しい思いをしたんだと思う。だからこそ夏樹は臆病になる。
近付いて、結局傷つくのは自分だから。
でもコマノはそんな夏樹の不安を笑い飛ばしてしまうんですよね。
コマノといたら、自分の悩みなんてちっちゃいなぁとか、カレーがおいしいとかそんな些細なことが幸せに感じる。
コマノってすごい力を持った男なんですよね。
恋人同士になってからを描いたのが『渚の青いパラソル』。
恋人同士になっても夏樹は不安で、コマノがもともとノンケであることが気になる。
コマノに近寄る女が気になったり、それは実はコマノも一緒だったり。
大学生の男たちがこそばゆ~い恋をしておりますwwww
臆病者の夏樹を、ここでもやっぱりコマノが少しずつ溶かしていってます。
いいなぁ!!!!こんな二人の関係がすっごく羨ましい!!!
コミックス最後にある書き下ろしは二人のエッチが!!!
うーんエロいですハァハァ 
いつもいつもコマノのほうが夏樹をリードしている印象ですが、なんだかんだでコマノは夏樹にメロメロなので、コマノのほうも夏樹に翻弄されているようですね♪
バカップルでたいへんオイシイです!!

同時収録『世界の終わりのなつもよう』
これはBLというには…L不足な気もしますが、ものすごく胸を打つお話です。
ニートの宮脇と、彼に会いに来た元同級生の高木。
かつて高木は宮脇に憧れていたが、宮脇は彼の期待に反してニートになっていた。
それでもいまだに宮脇に思慕の念慮を抱き続ける高木に、宮脇はいてもたってもいられなくなる。
高木との再会によって、宮脇が自分自身を見つめ直す成長物語でしたね。
高木も高木で、何の変哲もない生活がいやになって立ち止まってしまったのですが、宮脇との出会いで、また一歩踏み出すことができました。
結局はこの二人はまたお互いの道を歩むことになったのですが、またいつか出会ってほしいなぁと思います。
いや、また会う日もすぐ来るはず。
初めは死ネタなのかと思いましたが違いますよね??ちゃんと現実ですよね??
ちょっと不思議な“夏休み”。
宮脇にとっては新たなはじまりとなった夏休みで、高木にとっては新たなはじまりであるとともに、ちょっとした休養でもあったように思います。
いろんなことに疲れた社会人、こうやってちょっと休むといいよ\(^o^)/

あああああ秀良子さん本当にいいわ、うん。
不器用だけど真剣に恋してる男の子たちって眩しいよね!!!

カキネさん、キタキタキタ~!!!

カキネさん、コミックス化待ってました♪
新人さんなのに絵柄は綺麗だし、お話も繊細ですっごくいいんですよー。
オススメです!

表題作は、元教え子・本尾×高校教師・江里。
ちなみに二人ともゲイ。
本当はゲイですごくいい加減だけど、それを隠していい先生の姿であり続ける江里の前に、自分が教習生だった時の教え子・本尾が教習正としてやってくる。
そんな本尾に江里は過去の自分を重ねて見てしまい…。
江里も本尾も同じゲイなのですが、全然考え方が違います。
本尾はすごくオープンで、生徒に対しても自分がゲイであることを隠しません。
一方の江里はゲイであることをひた隠しにし、またゲイであることにコンプレックスを抱えています。
かつて本尾が教え子だったときは、ゲイであることからいじめられている本尾を江里が励まし、キスまでして励ました江里でしたが、どうして彼はこんなにも変わってしまったのか、というところが本編の見どころでしょか。
ゲイであることは、マイノリティであることは、そんなにも悪いことなのか?と考えさせられた一作でした。
かつて本尾の前でキラキラしていた江里。江里は変わってしまったけど、本尾は相変わらず彼に思慕の念を持っていました。
本尾が思っているような男ではもうないのに、と江里はさらに葛藤を覚えます。
昔はゲイであることを江里自身も隠してもいなかったし、悪いことだとも思っていなかった。
しかし、いろんな経験が、周囲の目が、彼の思考を変えていきました。
あんなにもキラキラ眩しかった江里が、こんなに臆病になってしまった。
見ていてかなり辛かったです。
ノンケとゲイの作品でしたら、わりとゲイであることの葛藤が問題になるものも多いのですが、
お互いがゲイでありながら、このような葛藤がテーマになる作品は少ないですよね。
それでも江里がこんなにも臆病になる理由もわかるし、それを本尾が少しずつ溶かしていく様子もすごく胸を打ちました。
最後の本尾の告白も、そのあとの江里の反応も、なんだかもう自然に涙があふれてきました。
人を好きになることってこんなにも素敵なことなのに!
性癖云々で差別されるなんて哀しいことですよね。
ああでもこの二人は出会うべくして出会ったんだと思います。
かつては本尾の心を溶かした江里。今回は本尾が江里の心を溶かしましたもんね。
いいカップルだ\(^o^)/
書き下ろしはエロ増量…(笑)
江里先生、やっぱり年上だから優しくリードしてほしいな…!www

もう一本はスピンオフ。
本尾の教習生仲間の泉先生が主人公。
塾講師・牧野×高校教師・泉。
塾講師の親戚が泉の生徒で…ということで知り合った二人。
無茶ばかりするけど生徒思いの泉ことが徐々に気になっていく牧野。
そして顔も怖いし口も悪いけど、本当は優しい牧野に惹かれていく泉。
まさか表題作CPの後押しをしてくれた泉先生までホモ化してしまうとはwww
でも泉……なかなか魔性の受ですよねwww
ド天然誘い受けwwww
コワモテ牧野の余裕のなさもいいです。
切なくて感動するのは表題作のほうですが、萌えとしてはこのスピンオフのほうが大きいかもしれませんね!!

カキネさん、エロも十分書けるし、お話もしっかりしてるし、これから来ると思いますよ~!!

Punch↑ 4 コミック

鹿乃しうこ 

もう一度恋をする

うおおおおPunch↑、1年ぶりの新刊なんですね!!!
もうめっちゃくちゃよかったですよ…!
牧も浩太も可愛くてひたむきで愛おしいです!!

前回記憶を失い、15歳の自分になってしまった浩太。
15歳の浩太は非常に愛に飢えており、裕也に捨てられたのも、兄の恋人を寝取ったのも、全部全部「自分なんていらない」という理由に行きついてしまいます。
それほどに危うく脆い存在だった浩太。
そんな浩太に、ついつい手を出してしまいそうになる自分を必死に自制する牧。
見た目は最愛の恋人なのに、中身はまだまだ脆い少年である浩太。
浩太のことを愛しているからこそ、牧は苦しみます。
そして牧から愛情を与えられるたびに、浩太は牧に惹かれていきます。
牧に惹かれていくにつれて、牧が愛しているのは“19歳の自分”であって“15歳の自分”は不必要なんだと思うようになる浩太。
牧にとっては浩太は浩太なのに、自分自身に嫉妬する浩太。
再び出会って、再び二人は恋に堕ちるのに、全然上手くいきません。
………切なすぎるよ…!!!!
15歳の浩太は、牧への恋心と自分が“いらない存在”になることの恐怖が混ざっているんでしょうね。
見てて本当に怖いくらい傷つきやすいです。
牧と出会う前の浩太はきっとこんなかんじだったんだろうなぁと思うと、
やっぱり牧がウザイくらいに浩太に愛を伝えて、二人で関係を築き上げてきたことで
浩太はここまで変わったんだなぁと思い知らされます。
だからこそ二人には幸せになってほしい!!
牧がどんな思いで裕也のレシピでフレンチトーストを作ったのか。
笑って浩太にそれを差し出したのか。
その想いを想像するだけで泣けてきます…。
牧、本当に浩太のこと愛してるんだね…。
牧ってP.B.Bのときはすんごいチャラくてウザくて嫌いだったんですが(笑)、
まさかここまで苦しい純愛を貫けるなんて……。
カッコイイです、牧しゃん…!
本当に、浩太を幸せにしてくれると思う。
浩太が無事記憶を取り戻してからは、変態牧しゃん復活!!ww
よかった、これでこそ牧しゃん。変態クオリティ、万歳!ww
15歳のウブな浩太もよかったですが、やっぱり19歳の淫乱コウタンが一番ですね♪
ドライ万歳\(^O^)/
一度危機を迎えて、それでももう一度お互い恋をして、なんだか二人には付き合い始めのような胸キュンが生まれたのですねw
よかった、本当によかった…!!
エロも涙も、そしてちょっぴり笑いも含んだ最終巻?
え、本当にコレで終わりなんでしょうか、Punch↑……。
まだ続きますよね…?ね??
でもここで一区切りはついたと思います!^^
4月に出るドラマCD??
もちろん買いますともっっ!!!(鼻息)

これはひどいwwwwwwwww (※いい意味で)

アンソロでたびたびお見掛けしてた園長先生シリーズ。
一冊になりましたwww
本当に素晴らしいセクハラ漫画ですwwwww
アホエロというにふさわしい!
何も考えずに手放しでゲラゲラ笑えるエロ漫画。最高!

コワモテで子供が苦手だけど幼稚園の園長になってしまった大神園長。
そこには天使のような保父さん・牧田がいたのですが…。
もうこの牧田がとんでもないビッチでwwwwww
幼児プレイに放尿プレイ。
とんでもないことを次々に要求。
可愛い顔してかなり腹黒いです。
クソウ牧田ハァハァハァハァ
女体盛りに尿道プレイ、痴漢プレイに剃毛、緊縛プレイ……
牧田くん、なんかもう制覇しすぎなんではwwwww
タイトル通り牧田くんにしつけられまくりな園長先生。

私が一番萌えたのは剃毛プレイ。
ケツ毛ボーボーの園長を見かねた(?)牧田くんが、園長先生の毛を剃ってあげるvと言いだしたのですが…
なんで脇毛まで剃るかな!wwwww
そして陰毛を剃るときは暴れん棒な園長先生のチン棒に「こらっめっ!」と…!!!!!
…私実はちんこに向かって話しかける受って大好きなんですよね!!!!!wwwww
可愛いたまらん!!!もっとちんこと会話してえええええwwwwww
しかも「めっ」と来たよ「めっ」!!!!ゴロンゴロンゴロンゴロン(悶え中)
あーかわいい牧田くんあー可愛い!!!!
そしていよいよケツ毛のターン。
ちょりちょりってのがこれまたたまらん!!!!!
そして自分が挿れられると勘違いした園長、グッジョブ!!!!
マッキーも我慢しなくてもよかったのにね…!ズブッと一発いってほしかったねコレは…!
マッキー、リバNGの掟を守ってたらしいけど、私は掟を破ってほしかったよぉぉぉ!!!

本当にれの先生は言葉の選び方がすんごい上手。下ネタ下品ギャグに関して勝る人はいないと思います!!(※褒めてます)
このままこのシリーズどんどん続けてほしいなぁ…!
何気にブラックマッキー降臨の瞬間が大好きです。
リバってほしい、ぜひともリバってほしい…!!!
れの先生の魅力をこれほど味わえる作品はないと思います!!
是非!!

なんかもう恥ずかしくて…!!!/////

むわぁぁぁぁぁぁホントこの二人無意識にバカップルでイチャイチャしやがってええええ!!!!!
恥ずかしいったらありゃしません。
初恋の思い出といいますか、自分の今までの恋の恥ずかしかった出来事とか全部思い出してうわあああああとか叫びだしてしまいそうなカンジですwwww

前作で、ようやく藤堂への想いを自覚した牧田。
自覚後はさらに挙動不審で、藤堂の一つ一つの言動にキュンキュンしてて、ちょっと本当にこっちまで照れてしまう…!!ww
一方クールで一匹狼だった藤堂の方も牧田にメロメロで、この二人は本当にお互い以外には気持ちがダダ漏れっていう…(笑)
周りの人たちがすっごく気の毒なカップルです(笑)
いたたまれない感がすごいですよね。私もこの場にいたら逃げ出したいですもんwww
今回二人の前に立ちはだかる問題は2つ。
一つは藤堂の過去。栽培嫌いになったワケとは。
ネタバレになるので伏せておきますが、たしかにこれはトラウマになるよな~という内容で。
そんな藤堂を、ひたむきな牧田が再び農業の世界へと連れだしてくれたんですよね。
昔は藤堂だって農業が大好きだったんだから。
うんうん、この二人はやっぱりこういう絆を築きあげてきたからこそ、見てて萌えるんですよねー。
そして不器用だからこそ、この二人はこの問題をめぐってすれ違いが生じるわけなんですが。
そしてもう一つの問題は、お互いピュアすぎて気持ちがまったく伝わらないということ…(笑)
まぁ予想の範囲内であったとは思うのですが、やっぱり…!!っていう(笑)
超天然な牧田になかなか気持ちが伝わらなかった藤堂が、牧田へ必死に想いを伝える姿はもう悶絶モノです。
か、可愛すぎる…!!!!!(バタリ)
なんとか両想いになった後も、なんかもう見ててムズ痒くなるような展開。
モジモジして、赤面して、またモジモジ…(笑)
じれったくて、でも恥ずかしくって、読者のほうもキュンキユンしてしまうこと間違いなし!
しかし!!こいつら案外やるときはやるんですよ!!!
H、なかなか早かった…!!!(笑)
初Hで選手宣誓かます牧田とか、恋のことから性教育まで何故か甥っこのお世話をしなきゃいけない藤堂の叔父・タカヤンとか(笑)、まさかの「妖精」発言とか!!wwwwwww
いろんなところでブッと吹き出すところはありますが、無事初Hを迎えることができました…!!
この二人は本当に周りの協力があってこそ成り立ったカップルだよな~と今更ながらに思います。
そして読者もきっとプルプルしながら見守ってたと思う!
お前らのHまで無事見届けられてよかったよ、うん!!
そして実はこの二人なかなかお盛んなようで…(笑)
被害者続出ですから!!隣のお部屋まで筒抜けなようですからwwww
ココ寮だから!!謹んで!www
なんかここまで寮内でオープンな二人ってのも初めて見た気がします(笑)
よく隣近所から苦情が来ないもんだよ…。
お世話になった伊織ちゃん達にまで迷惑かけちゃダメでしょ!www
「察しろ!」が口癖の伊織ちゃんww大好き!!
そして気になることが…
藤堂の叔父であるタカヤンと、保健の神野先生はデキてるでファイナルアンサー?!
なんか色々と匂わすところがあるんですが…クンカクンカ
気になって眠れません、先生!!
あと、最後に出てきたバカップルの喘ぎ声に悩まされる金髪の彼、一体だれの彼氏ですか…??ハァハァ

あ~ほんと楽しくてゲラゲラ笑えてキュンキュンできる、素晴らしい作品でしたね!!
もう無意識にラブラブバカップルな二人が可愛すぎてたまりませんでした!
なかもう最終的にはこいつらを見守る周囲の中の一人に自分までなってしまった気分でしたよ。
大満足です!

みんなみんなズルイ

これは受の優柔不断さを受け入れられるかどうかが、好みを分ける作品だと思います。
私はこの受と同じくすっごい優柔不断なので、受がグルグル悩むのがよくわかるし、
ズルイのは受だけじゃなくって、攻も、そして当て馬役の女の子もズルイと思います。
だからそういう意味ではこの受、嫌いじゃないというか…むしろ好きだったりしますww
5年間も意地張り続けてたなんて可愛いじゃないですかwww

お互いの兄同士のセックスを見てしまったあの日から、お互いの間に溝ができてしまった、幼馴染みの志郎と正巳。
正巳は志郎のことが好きなんだけど、志郎のほうは「男同士」というものがどうしても受け入れられなくなっちゃったんだと思う。
絶対に男同士はダメ、ましてや正巳なんて絶対にダメ。
そういうのが志郎の根底にできちゃったんだよね。
正巳のことを変に意識して、正巳に惹かれている自分から逃げるために、自分のことを好きな真子と付き合って。
志郎の人生“逃げ”ばっかりです。
正巳は志郎に触られると、彼を異常に意識して邪な感情を抱いてしまうから「触ってほしくない」。
一方の志郎は、正巳を意識してしまう上に、やっぱり男同士は気持ち悪いっていう気持ちがあるから正巳には「触ってほしくない」。
微妙に違う二人の温度差が切ないです。
二人とも仲良くしたいはずなのに…。
そうして志郎は真子と付き合いはじめ、正巳はそんな二人を見つめながら時は流れます。
二人が付き合いはじめてもずっとずっと志郎が好きな正巳。
「一生おあずけなんてひどい」
「呪いだよ 一生焦らしプレイの呪い」
うん、重い。正巳の気持ちは正直重いくらい深い。
正巳の気持ちに気づきながらも逃げて、真子と気持ちもないまま付き合い続ける志郎。
志郎の気持ちも逃げている理由も薄々気づきながら、自分の気持ちを伝えない正巳。
そして志郎が自分に気持ちがないってわかっていながら、志郎をつなぎとめておくために必死な真子。
みんなみんな、ズルイ。
でも恋って結局はがむしゃらに縋りつくもんだって、この3人は必死に恋をしているんですよね。
思わず、若いな~と思ってしまいました。
中でも一番バカでどうしようもない志郎は、最後の最後までバカで、それでも必死ですっごく愛おしかった。
二人とも泣きながら抱き合って可愛い以外の何物でもない。ああ可愛い可愛すぎるよ!!!
そしてここにきて「触らせて」とは!!!
5年たってようやくですよ!!!
ミーコハウス先生…上手すぎます><

やっぱりミーコハウス先生大好きです!!
なんというか、心理描写が本当に巧みですよね~。
3人の揺れ動く気持ちがすっごく丁寧でした。
オタオタうろたえる姿とか、かと思えば正巳とか腹黒だったりして。
真子の鬼のような形相は本気で怖かったしwwww
あああああ…たまらん。
キュンキュンしっぱなしでした!!!
あと兄CPが非常に萌えでした。
オラオラ攻(と見せかけて実はワンコ)×意地っ張り美人受。
兄CPで丸っと一冊読んでみたかったりwww
ルチルで連載中の「星の数ほど」も早くコミックス化希望です!!!