峰と衛守が中等部に入学して、高等部を卒業するまでの6年間を描いたお話です。
期間が長いので、詰め込みすぎだと感じてしまう方もいるかもしれませんが、私は長い時間の中で2人がお互いに惹かれ、かけがえのない存在へと変わっていく姿に胸がはち切れそうでした。
このお話、もしも峰が待ってるだけのお姫様的な受だったら、このお話も好きになれなかったかもしれません。(イライラしてしまって…)
でも、峰は衛守を好きになってから、行動するんですよね。衛守と一緒に過ごす時間が少しでも増えるように、衛守に少しでも可愛いと思ってもらえるように。
そこに、好感が持てました!
普段は余裕なのに衛守のことにだけ必死なのが可愛くて可愛くて…
まさしく女王様健気受です(笑)
衛守は多くは語らないけど、いざという時に一番近くで峰を守り、峰の一番欲しい言葉をあげる男です。峰の脆いところも強がってるところも全部見抜いて、包み込んであげるんです。なんていい男なんだ!(感動)
峰も衛守も大好きです!
ここまで、受も攻も文句なしに大好きな作品に久しぶりに出会いました。
ふだんレビューはあまり書かないのですが
この作品については書きたくなりました。
私は不埒シリーズは全部集めています。
特に直隆×真幸のカップルは大好きなのですが
前作を読んだ段階では
正直日比谷をあまり好きではなくて…
あまり期待せずにこの「不埒なインセンティブ」を読みました。
でも読んでビックリ!
ホントに買ってよかった!!
すごい感動があったり
大事件があったりする作品ではないと思うのですが
和典が日比谷をどれほど好きなのか
ひしひしと伝わってきて切なくなって…
気付いたらポロポロ泣いてしまいました。
日比谷には和典をとびきり幸せにしてあげて欲しいです。
和典は日比谷がいるだけで幸せだと思えるような健気な人なんですけどね(笑)
二人の同棲生活も切実に読みたいので
続編強く希望です(*^^*)
ちなみひ私はオネエ攻はちょっと苦手なのですが
日比谷は全然大丈夫でした。
日比谷は芯がすごく男らしい人なのでオネエ言葉でもキュンキュンさせてもらいました。
作者さんの配慮もあってだと思います。
健気受・平凡受が好きな方には
強くオススメしたい作品でした!
私が一番好きな小説です。
この小説と出会って5年以上経ちますが今てもダントツで好きなお話なんです。
千里のことが大好きだけど臆病だからビッチのふりをしている郁と、そっけなく見えて郁のことを凄く大事にしてい千里のキャラ設定に激しく萌えました。
二人の関係が本当に素敵なんです。
私は基本的に攻様史上主義なのですが、
郁のことは素直に可愛いなと思いました。
そして千里は今まで呼んだ小説の中でいい男No.1です。(笑)
高校生だとは思えないほどいい男なんです。(特に精神面が)
郁が千里のことが好き過ぎるあまり別れを切り出すシーンには泣かせていただきました。
攻←受が好きな方には是非オススメです。