上田先生が描くクールなイケメンが好きでして。そんな2人の組み合わせがいい。
クールながらも仕事にも相手にも熱があるところが好きでした。
特に蘇芳の方が甘えるのが萌え〜。
白川は無自覚な人たらしだけれども、中身はまっすぐな人なのもよかった。最初、ややこしい人だったらめんどくさいなぁと思ってしまったので。笑
蘇芳視点で白川に惹かれていく過程もよかったです。イラっとしながら気になるのはそういうことよね〜とわかって。
スムーズに進んでお付き合いしてからの2人の変化が、読みたいものを読ませてもらえてうれしくなりました。
木と革は年月を経て変化し味わいが出てくる。それを2人の関係に重ねたところがとてもよかったです。
ただ、流し目決め顔とかちょっとキザに感じる顔アップは恥ずかしい時がありました。すみません。
菱本さんと伊瀬くんの登場の仕方もステキでした。
2人の関係はこの先苦難しかなさそうだけどどうなるのか…とワクワクしながらの完結巻。
よかったです。
2人が目指した、いい役者になりいい芝居をすることで周りに認めてもらう。
そんなお芝居と2人の心情が重なって盛り上がるクライマックスが最高でした。
ヤキモキしていた蔦丸さんの納得の仕方もしっくりきたし。
先代の源惣コンビとのオーバーラップもよかったですし。
従来の跡継ぎ問題にこだわらなくても蔦丸さんが言っていたようにいろんな形がありますもんね。
この作品は、源介がずっと惣さま大好きで、惣五郎もかっこいい源介が大好きで、2人とも芝居に真剣で一生懸命なところが魅力的で。
最終巻でもいかんなくその部分を見せてもらえてのハピエンで大満足です。
この先の2人を想像できる余白があるのも好きです。
夏目先生、長期間の連載おつかれさまでした。
先生の絵、作品は明るく前向きで見るといつも元気をもらえます。
飴色パラドックスも大好きなのでそちらも楽しみです。
完結巻のサブタイトルはTHX=サンキュー。シンプルでいい。
表紙が結婚式の衣装で笑顔で抱き合っていて、これだけでしあわせな気持ちになります。
2人にとっての結婚が
合理的な篤にとっては公正証書
ムード派の恒介にとっては結婚式
という彼ららしいすれ違いがおもしろい。
派手なケンカっぷりも笑ってしまいました。
今の2人だから言いたいことを言い合える。
2人の結婚に当たって、それぞれの家族や周囲が前のめりに応援するのも微笑ましくおもしろいです。
みんなが前向きで元気をもらえます。
「人前式」という形式もいいですね。
祝ってもらうというよりみんなに感謝を伝えたい…という2人の言葉に感動しました。
完結はさみしいですが、すばらしいハピエンを読ませて頂き感無量です。
最高の結婚式でした。
2人の将来もステキですね。
シリーズを通して恒介が作る料理が美味しそうで。
特に朝ご飯の焼き鮭、ごはん、お味噌汁がめちゃくちゃ美味しそうで食べたくなりました。しあわせの象徴のように感じました。ケンカの翌朝にもしっかり作ってあげて篤もそれに気づいて食べるシーンがよかったです。
今作のサブタイトルはOLP=お二人様ライフプラン。
よかった。とても好きな展開でした。
らぶらぶいちゃいちゃもいいけれど、仕事に真剣に向き合ったり、2人でどう生きていきたいか話したり。それによって周囲ともいい関係が築けたり。前向きになれる気持ちのいいお話。
ずっと一緒にいたい、家族になりたい、具体的にどういうこと? どうすればいいのか? と考えるくだりがおもしろかったです。
1ヶ月離れてみてお互い一緒にいたいと再確認して、言葉にして、将来を考えて…自然な流れでするするワクワク読めました。
BLのシリーズものはこういう展開があるのが大好きです。
次巻いよいよ完結ですね。結婚式のシーンも大好きなのですぐに読んできます。楽しみ〜
2人のキャラが好きだし、組み合わせが最高だしやりとりもおもしろい。
ストーリーはタイトルに合っていてハラハラドキドキさせられる。とてもいいと思います。
ただ、シリアスな見せ場であっても入り込めないのはなぜかと考えるに…セリフが理屈っぽかったり、お芝居がクサめに感じてしまうことがあるからかなと。相性の問題だと思います。
これは1巻からずっとそうで。
設定上しかたないと思うんですが、説明の文字量が多くて読む力がよわよわな私は239ページそれを追うだけで疲れてしまいまして。能力不足ですみません。
命をかけて相手を守る、ギャングものの良さを活かしたストーリーは好きです。
何があってもお互い気持ちは変わらない、強い愛を見せてもらえたのも大満足です。
抗争がメインでいちゃが少なめでしたが、2人の絆は確かなものになった2巻ですかね。
ただやっぱり地方の権力者のような存在とは言え、ギャングならばもう少しヒリヒリ感と言いますか、渋さ、ハードボイルドさがあればなぁというのが個人的な感想です。
や、ヒリヒリしてるやん!な展開ですが、なんかこうライトだな〜と。いい意味でもあるんですが。
ギャングもの好きなのと高評価が気になり読みました。
ジーノとダンテはとてもいい。
2人ともかっこいいし、好き合っているのがわかる。やりとりもいい。
最後の「裏切り者」ってそういうことでもあったの?という展開もいい。
おもしろいです。高評価なのもわかります。
ただ個人的な好みを言わせて頂くと
せっかくのギャング設定なので、もう少し凄みとか渋さが欲しいところではある。
ギャングと言っても、あとがきに書かれていたように地方の権力者のような存在なので、ハードボイルドでスタイリッシュなギャングとはまた違うタイプなんですね。
かっこつけるところがちとくさく感じてしまったり、外しているのかちょけているのかスカしているのか、決めるところでどうも軽く感じてしまって。
デフォルメ顔でギャグっぽいところも残念ながらツボらない。相性てやつかと思います。すみません。
設定上しょうがないんですが説明とセリフの文字量が多い。
集中力が低いもので、247ページがものすごく長く感じました。これは私の能力が低いためで申し訳ないです。
あと、サングラスを下げて目が直接見えるのが苦手でして。せっかくサングラスをかけているならレンズ越しの目が見たい。
表紙とか少しならそれでもいいんですが、本編でもせっかくかけているサングラスを下げている顔が多かったのが全く個人的な好みですがちょっとしんどかったです。
外岡先生作品初読みです。この後、裏切り者のラブソングを読みます。
まず、水谷の表情が豊かというかオーバー気味でちと小っ恥ずかしくなることがあり、赤面顔がエロ受けまんまだなぁと。
で、天使が初っぱなから水谷を脅し、無理矢理となやりたい放題。
研究室に住むってどういうこと? と水谷が問い詰めないのが気になってしまって。
あとがきに「難しいことは考えず」「かる〜く楽しんでもらえたら」とあるので、そこは考えなくていいやつですね。
天使が水谷を好きでやって来たんだろうなとは予想できたので、そこがピュアな理由でよかったです。
おもちゃで「ご奉仕」はしてたけど、水谷からの好意がわかってからセックスしたのも好感が持てました。
「センセ」呼びが甘えていてかわいいです。
はちゃめちゃながら大筋はマジメなのがいいですね。
くっついてからの2人が素直でかわいらしくてよかったです。
大学生になり同居を始めた2人。
変わったり変わらなかったりする2人がタイトル通りたんたんと描かれていました。
環境も違うし、大人に近づいていく。
そりゃケンカやすれ違いはあるものよね〜というのが自然に感じられます。
お互い大好きで一緒にいるのが当たり前で、相手が自分の一部になっている。
だからコタは瞬平のことは何でもわかると思っていたし。全て順調にいくと思っていた。
でもやはり緩やかに変化は訪れるわけで。
そこをお互い話していこうと約束する。
だからと言ってすぐに何でもうまくいくわけではなく、早速些細なことでモメるのがおもしろかったです。
大学の友人、バイト先の人たち皆いい人でほっこりしました。
BL続編あるあるの新キャラ当て馬が出てこなかったのが個人的によかったです。笑
278ページ、中身も長さもしっかりしたボリューム。
敦がイケメンなのにかわいい。
余計なことは言わない、1人ぐるぐるが少なめ、素直…好きなタイプです。
最初が最悪だったけど、敦がそうなる理由がある設定がいい。
友だち同士のノリで悪気ないとわかっていても嫌なことってありますもんね。
それがたまって八つ当たりしてしまうこともある。
で、しっかり自分に返ってくる。
怒るゲイの人たちの気持ちもわかる。
敦も謝れてよかった。
エロだけでなくその辺りも結構入念に描かれていました。
生意気だったノンケイケメンをバリタチテクの日高がお仕置きして本気にさせるお話ですよね。
それに諸々付け足されているのでボリュームがある。
敦がチョロくて日高にハマっていくのがかわいかったです。
─ハマりそー…
と自覚する前から表情や態度に出ていた描写が好きでした。
日高は敦を好きになっていると思うんですが、恋人(仮)のままなのがなんだか煮え切らないなぁと。
結局ずっとスカしたままですもんね。
自分で言うように恋人になった敦を甘やかして独占して、敦に翻弄される日高が見たいです。
こんな感想ダメかもですが○果に似ているなと思ったのは私だけでしょうか(小声)
や、いいんです。どちらもそれぞれいい作品だと思います。