藻とカレーさんのマイページ

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女性藻とカレーさん

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蝶尾 コミック

トジツキハジメ 

4つの世界観がステキ

4本の短編集。
どのお話も趣きが異なる世界観がステキです。

表題作
和風建築がいい。
不可思議なことが起こってもおかしくない立地というのが想像をかき立てられる。
格子柄の襖が幻想的だなと思ったら主人公は幻想文学作家でした。
縁側、庭、金魚鉢、原稿用紙…総合的に美しいです。
最後、庭師が蝶尾の顔を見ていないのがミソなのかな。

ロザリオス
さりげないセリフ、視線、距離感などで相手への気持ちが伝わってくるのがよかった。
背景の白さが結構好き。

アトリエ
アンティークな建物、インテリアなどがステキ。

The day〜
かくれんぼ同好会、生きた伝説…こういうお話どこから思い浮かぶんだろう?とワクワクしました。
獅子倉なりの理屈があるところが好きです。説得力がある。
天才ゆえの発想と行動力がおもしろい。

BL的関係性もいいのですが、設定や世界観に萌える1冊でした。
とても貴重でステキだと思います。

絵が(特に2本目から4本目にかけて)某青年漫画家や某少女漫画家の影響を受けていらっしゃるのかな…と感じました。ど素人目線なのでわかりませんが。

前略 コミック

トジツキハジメ 

地味で暗めな短編集

初読み作家さまです。この後もう1作読みます。
表題作
郵便局勤めの27歳、八角が高校生からラブレターをもらう。
地味で平凡で優柔不断で、北沢と付き合うことに躊躇するけど嫌われたくない。
北沢は八角のどこを好きになったんだろうと思わせられる描写が続く。
なんやかんや言いながら、北沢にほだされる八角が見どころなんですかね。
八角が一緒にいてくれたらと好きになった北沢の渋さがキモなのか。
弟が和也で八角が達也で…あの国民的双子野球漫画ですやん!と思ったら和也が双子だったという。妙なところで何?となりました。

実の兄弟モノは…コンプレックス、唐突な狂気、エロ、よく見かけたものだなーと。

アナザーストーリーを見ているような

笑う門には〜で司がいいキャラだったのでスピンオフうれしいです。
田名部もそうでしたが、2人のコテコテ大阪弁がナチュラルで気持ちいい。
オフの時でもボケツッコミがおもしろい。
芸人キャラがちゃんとおもしろいのが好きなところです。
司が小柄でイケイケでずっとツッコんでいる。
小豆沢が大柄でおっとり素直で天然。あほぼんて久々に聞きましたw
コンビバランスがとてもいい。2人のやりとりが自然でおもしろく、これは人気も需要もあるだろうなと思わせる。
仕事の裏側はきっとこんな風なんだろうなというリアリティがありました。
感じ悪い先輩芸人が賞レースの予選で落ちたり。
まるでアナザーストーリーを見せてもらっているかのようでした(もちろんBLシーンを除いて)
家族もおもしろい人たちで。
女将さんのカンドウは…あの手の動きは「勘当」ですけど実は「感動」だったとは笑いました。
盆も正月も帰ってこんでええの真意は伝わりませんてーとツッコミましたし。ええボケでした。

BL的には人間座椅子がかわいかったし。
司がなんやかんや言いながら小豆沢のことを考えてあげるのが愛だな〜と。
ラブい感じやエロの時、司が女性ぽくならずキャラを保っていたのがさすがでした。

おもしろく秀逸

初読み作家さまです。この後もう1作読みます。
絵と漫画がお上手(プロの方に失礼ですが)。
田名部のコテコテ大阪弁が声で聞こえてきそうなナチュラルさでいい。
動じないとぼけた感じが才能とセンスを感じさせます。
天才肌な田名部は芸人としては優秀だけど人としてはクズ。リアリティあります。
「股間とネタが直結しとんねや」はパワーワードで笑いました。

寺坂視点で進みますが、彼は感覚が普通でストーリーにおいてもツッコミ+リアクション担当。
周囲の芸人によって田名部と寺坂の芸人としての個性、立ち位置がわかりストーリーが動いていくのがおもしろい。
芸人特有の普通の物言いではないけど愛があるのがわかる描写です。
特に司がナイスキャラでした。

寺坂はお笑い的に未熟だけど、田名部がエロの中で寺坂は理性が崩れてから漏れる言葉にセンスがあると気づく展開がすごいなと思いました。
BL的だし、エロに必然性が生まれる。
お笑いオタクで頭でっかちな寺坂の潜在的才能がわかる流れが自然です。
よく出来てるわ〜と感心してしまいました。

田名部の「俺の相方めっちゃオモロイねんで」は最高の褒め言葉だし、愛の告白のように感じました。

ボケが天才的で、ツッコミが上手くなったコンビは漫才がめちゃくちゃおもしろくなる実例がたくさんあるのでタランテラの今後の活躍が楽しみですね。

人物設定、ストーリー、どれもおもしろかったです。

キラキラ青春

お付き合いが順調で少しずつ慣れてきた2人。
陽平の表情、情緒、リアクションが落ち着いてきて見やすくなりました。
共同制作では本来の陽平というか妥協なくクリエイティブな姿勢だったのがよかったです。
ただ、昴が元カノとおぼしき女性と立ち話をしているのを目撃しただけで逃げてうろたえるのはやっぱり初心だからなのか。
本人は自分たちもいつか終わりがくるかもと不安になったということですが。
とにもかくにも青春てすね。
制作や課題に打ち込み、友達と遊び、お酒を飲み、恋をする。大人になる前のキラキラした時間ですね。

美大生BL

初読み作家さまです。
美大生モノに興味を惹かれ手にとりました。
オープンキャンパスで昴が魅せられた絵について呟くとたまたまそれを聞いていた作者の陽平。
一人暮らし先の隣には偶然あの時の陽平が住んでいて。
→どちらもあるあるシチュでわーきたーと笑ってしまいました。すみません。
2人とも初々しく両思いになってからも揺れ揺れなジレンマが続く。
少しずつ慣れてきて、お互いの本分を応援し支える姿は微笑ましいですね。
陽平のオーバー気味な表情がちょっと恥ずかしくなりますが、そこが魅力でもあるんでしょうね。
2人がなぜ美大に進んだのか。
2人にとって描くとはどういうことか。など続編で見られるとうれしいなと思います。
何気にセリフ量多いですよね。コマ割りが細かいのかな。

萌え続編

いい続編でした。
シンゴにデレる瀧がめちゃくちゃかわいい。
他の学生にはスンとクールになるギャップがおもしろくて笑いました。
シンゴも瀧に負けないほど瀧を好きなのがいい。デレるのを我慢して無表情を保とうとするのが好き。
授業中、隣に座るシンゴがかっこいいし素直に喜ぶ瀧がかわいい。
そんな瀧に前向けと大きな手で顔をぐぐぐとするシンゴにめっちゃ萌えでした。彼氏力高い。
瀧の元カレの話を聞き嫉妬するもややこしいことを言わず後から白状するのもいい。
瀧に肩を組むところもかっこいい。その絵、見せ方がすごくいいんですよね。

そして、瀧が元カレをあっさりしめるのが痛快でした。
何気に瀧はなんでもできるんですかね。自分でも言っていたように。
続編でその辺も描いて頂きたいです。まだまだ楽しく話が膨らみそうな2人です。
シンゴが酔ったらエロオオカミになるというのはミスリードだったのかなw

2人ともかわいいワンコ系

初読み作家さまです。この後、続編も読みます。
絵柄が好みです。特に体の描き方がかっこいい。
キャラもカップリングもすごく好き。2人とも細身長身で切れ長目で。
瀧が無口で無表情なんだけどシンゴに懐いてスキンシップするのがめちゃくちゃかわいい。
そんな瀧をかわいい!と思うシンゴがまたいい。
シンゴがいい奴とわかってからのこのやりとりだから。これは萌え〜となりました。
瀧のスリスリがワンちゃんぽいし、シンゴにスリスリしたくなるのわかる。ずっと見ていたい2人。
出会い、その後もよかったし、説明控えめなのは好きな作風ですが、瀧がなぜオオカミと言われているのか具体的な説明がもう少しほしかった。タイトルですし。
あと、なんでそうなる?どういうこと?と細かいところで最後まで気になる点がありました。私の理解力不足ですが。
ステージ上での大告白は…まあ、ね、大学生だし、バンドマンだし(偏見)ご愛嬌ですかね。

祝30周年

おめでとうございます。
「いとしの猫っけ」の新作を読みたくて購入させて頂きました。
久々のみいくんと恵ちゃんかわいい〜〜(涙)
くるくる変わる表情やリアクションが全部かわいい。
琴線に触れるかわゆさとはこのことか。見ているだけでじーんと感動します。
ポンちゃんも少し登場していい味出してます。いい。

お話は2本
46話「またたび荘のおばけ」のマキ
珍しくまたたび荘で1人になった恵ちゃん。
物音にビビって、みいくんから聞いたおばけの話を思い出す。
もしや泥棒かと孤軍奮闘する恵ちゃん、そこへ帰宅するみいくんが色っぽくかっこいい。
思わずみいくんに抱きつく恵ちゃんかわいい。
そこから先はお楽しみ〜。

47話「お誕生日おめでとう」のマキ
中学生のみいくんがかわいい。
仲睦まじい2人がかわいいかわいい。
(ずっとかわいいしか言ってない)

特級α…礼

神波先生の絵は透明感があり光の使い方が美しいですね。
本作は「特級α」という言葉がピッタリな礼のビジュアルと性格がまずかっこいい。それありきと言っていいくらい。
登場シーン、お腹を見せながら窓から颯爽と入ってくる…など全て計算され尽くしたようなカットに目を奪われます。
礼のかっこよさは周囲に騒がれるし盗撮されるのも無理はないと思わせる絵の説得力。
制服、アンダーシャツ、メガネ、スーツ、浴衣、コート、裸体、髪型の変遷、司との体格差、司をお姫様抱っこ、縁側で司の髪を切る、和室、豪華な洋室…どんな礼もこれでもかとサマになる。ずっと見ていたくなります。
と畳みかけて礼が北見をやっつけるかと思わせて〜の、高橋さんの見開きパンチには笑いました。すごい裏切りww
高橋さんの赤ちゃんの眉毛がお父さんそっくりなのもツボでした。
ストーリーには触れていませんが(すみません)美しい絵に合ったいいお話でした。