ひみたさんのマイページ

レビューした作品

エキスパートレビューアー2022

女性ひみたさん

レビュー数18

ポイント数121

今年度57位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

色んな表情とギャップが素敵過ぎた

早瀬がかわいい。
照れたり誘ったりとろとろになったり、とにかく早瀬の表情にはわわだし、思いが通じてからの時藤のちょっと拗ねてるような“漏れてる”顔かわいい!!ハルモト先生の恋してる人の表情や瞳の描き方が好き過ぎます。

最初にぐっと来たのは、式典での二人の落差の描写でした。同じトップの成績なのに、御曹司だからお偉いさんや娘さんを紹介される時藤と、出会いアプリ何個も同僚に入れられる早瀬。それを酔って投げやりに呟く早瀬の顔を見せない感じが好きでした。その投げやりな様子から一転、ゲイだと告白して強気に誘い、覚えてないなりに触れられた手を思い出したりする(照れ)って振り幅が堪りませんでした。
でも甘えられなくて、チョコレートとキスの味がリンクしそうで切なくなっているの、家に帰ってうずくまっているのも、良い。。、(語彙力)

時藤の普段強気に見えてベッドでは尽くしたり社内でこっそり手に触れたり、早瀬が素面で抱かれて明日からどんな顔するだろうと想像してるのも最高すぎました。

もう少し男らしい体格が好みですが、清潔感があって、この二人の細さ薄さが不安定な気持ちと相まって、抱きしめ合った時にあたたかさと多幸感を感じました。骨や手のひら、腕の配置も良くて…
普段と二人でいる時の甘さのギャップも良くて、何度も読みたくなります。
これは続きますね。

ほんわか癒される

こんなヒモ能力しかない神様がいてたまるかって感じですが…ほんわかして癒されました!
読みやすいペースと二人とも好ましい性格で、エロもありつつ二人が笑い合うだけでほのぼのするシーン多くて可愛いです。二人一緒にいるだけで幸せで前向きになれるって最高でした。
徒和がときめく仕草を悉くするもんだから、遥貴と一緒にドギマギキュンキュンしながら読むのが楽しかった。パーカー着るだけで良い。。

徒和の知能の低さと現代的な部分も含めてファンタジーですが、神社に祈りはしても感謝するのって確かに少ないよな〜と思いました。

丁寧な絵柄で表情が魅力的で、見つめ合って薄く笑うシーンだけでもとてもほんわかして、多幸感大盛りでした。性格や体格差も含めて体つきの男っぽさも良くて、一巻を通して雑さがないところも癒しです。
正直どこかしこで見たことある絵柄とキャラ、お話ではありますが…

裏表なく男前な攻めが最高

望んだ時だけ心が読める特殊能力を得て業績を伸ばす主人公。この人目線だと本人がちょっと性格悪く感じるのだけど、攻め目線だと地に足がついている努力家(惚れた弱みな部分もあるけど)に見えるのが面白かったです!
能力ありきでなくそれが無くなってからが本番で、割と現実味のあるお仕事作品でした。

久慈が裏表なく友流を信頼し好き過ぎる感じやHの時のスパダリ感最高だし(川琴先生の甘い攻め大好き)安心して読めました。友流に特殊能力があるんじゃなくて俺にタイムリープする能力があれば良かった…なんて感動しました。
挿絵は割とキャラ主体で個人的にはイメージや好みとは違いました。

社会派BL

BL小説史上最も美しいカバーデザインだと思っているのですが、続き物だし、刑事物というか難しい話かなと何年も躊躇していたのですが完っ全にはまりました。

好きだとかお前のことが…みたいな直接的な甘い言葉のドラマよりも、飼う支配する共闘する同じレベルに立つ、という男たちの世界に惚れ惚れ、滾りました。そしてそういう男で何人も女を抱いて来たのに抱かれる側になって快感に戸惑い抗おうとする男前受け最高過ぎました。
沙野先生の言葉選びには初めて見る表現に盛り上がるものが多くて、「男を食べさせられている場所」とか「低音が鼓膜に沁みる」とか。小山田先生の神口絵とあいまて悶えまくり。

目隠しの状態で謎の彼の香水の香りに興奮を覚えるとか、敵にもの凄いキスマークをつけられて嫌過ぎる受けと獲物を横取りされて憤る攻めとか良いシチュのオンパレードでした。前述のとおり好きとか言わないので、嫉妬に憤るのも息遣いや行動で示すだとか、台詞に頼らない感じもなかなか読む事がなかったので新鮮ですし無骨な感じがして良かった!でももっとエロは長くても良かったな…カメレオンの奴に挿入されたかと思っているゼロにもっと虐められる鹿倉読みたかったぜ。
萌えは置いといても日本に存在するであろう人身売買や職業訓練の闇には興味と解決して欲しい願いもあり、正義感ある鹿倉は頭突っ込みがちですが突き進んで欲しくなります。

人間らしい彼が愛おしい

続きが読めて嬉しいです。完璧な画力に加えて、まさかのタイムリープもの⁉︎とワクワクしながら読みました。相変わらずテオの敬語ワンコ男前っぷりが最高。
歳をとった瑛二を助けるためにテオが未来からやってきて、何も知らない若い瑛二が恋をする…ようなありきたりだけれど大好物過ぎる展開を想像していたのですが、同軸とはまた面白かったです。後々普通に居座って落ち着く博士とか、時空すごいのにあまりSF過ぎない。

テオのロボットとして不完全なところや頼りなさが人間らしくて、瑛二を支えようと奮闘したり惚けたり、それがとてもとても愛おしい。そしてテオと過ごして人間に近いロボットが作れるようになっていくであろう瑛二も素敵。
人間でも完璧を求めてしまいますが、読んでいて少し力が抜けるように癒されます。博士はよくこんなワンコを手放して寂しくないなあと思いました。
瑛二がつくる他のロボットにテオが嫉妬したり胸が苦しくなるところ、見てるこっちまでキューッとなりました。ロボットが感情を持つお話は最高です。テオはもともとセクサロイドじゃないの、お店入ってどうだったんだろうとか、あそこにいた他のロボットはどこから来たのかも気になります。

エロは若干ワンパターンかなぁと思いますが、瑛二がセクシーで着衣の乱れも美しく(もっと男らしくても…)美しい二人で眼福の極みなので幾らでも見ていられます。あと、無修正の縁がエ口過ぎます…

Dom/Subはこんなギャップが醍醐味

アムが反抗的!ちょっと天邪鬼な行動が面白くて、でもプレイで褒めて褒めてクタクタメロメロになっちゃうのが可愛いかった!エルが甘やかしタイプのDomなのも最高。ドムサブはこういうギャップが醍醐味ってのを体現したようなカプでした。
兄弟ものとかお兄ちゃん呼びは特別性癖ではなかったのですが、ラストのこれは滾りました!しかも義兄弟で安心(笑)
そしてエルが、自分の幼少期と違い自由に振舞うアムを眩しい、憎らしいと吐露するところに彼のカタルシスがありました。
書き下ろしのエルが長年の想いをこめていたアムぬいが見つかっちゃう話、エルが大真面目な会話も面白かった。

会話が素朴なところも楽しい

細かいところまで絵が綺麗で眼福。友達同士の小さいやり取りまで台詞が割と素朴で楽しい。そして良い子。
千明がどこから見ても強面なのに、昔助けてくれた幼馴染が好きで、せいきを見てから意識してるのを隠してるのめちゃ良い。で中学の時の灯でずっと妄想してて、思い立って現在の彼のが見たくなり一人でワー♡と盛り上がるの面白い…彼が震えながら「わん」って言うところは灯じゃなくてもゾクゾクくるよー!
2人ともすぐ眉間に皺寄ったり手も足も出るし、かと思えば後でこっそりプラグ買って仕込んでたのも良かったし、灯のご主人ぷりが最初から板についてるのもギザ歯にしゃぶさせるのも良い。ドムサブとか特殊設定に頼らずともめちゃ面白いの凄い漫画だな(特殊設定作品を貶す訳じゃないです)

二人の性格や佇まいの違いが良い

前作が好き過ぎて、こちらは単話で途中まで追っていたものの、身体の関係で解決してる感じがしてあまり良い印象を持っていなかったので保留していました。今回改めて完読。
薄井先生のお話は、二人が共にいることで変わることに関してドラマを誇張せず、内面の小さい変化や側から見たら小さいけど本人にとって大きい一歩を描かれてますよね。
「へー」と石黒の出方を面白がるツーンとした表情だった良平が、いつのまにかこの続編では緩やかな目蓋になっている。私はあの硬質な雰囲気好きでしたが、自分が口にした甘い言葉に自分の変化を面白がる傍観性があり、俺様のように見せかけて感情的になり過ぎずに言葉や抱擁でコミュニケーションとっていくところはやっぱり良いなぁかっこいいなぁと思いました。経験の差も性格の差に上乗せされて石黒は余裕があまり無く、それがまた可愛いのですよね。

二人其々性格からなる姿勢や佇まいが確固として対照的なのがすごく良くて、それが会話や表情だけでなく全身と接し方で表現されているのがいつも凄い…!それがコミックスでポイントで使われている後ろ姿のキスシーンによく表れてますよね。
石黒の気持ちが溢れて玄関で抱きしめるシーンも、その抱きしめ返し方に良平の気持ちや性格が全部表れていて、繊細で丁寧な表現が驚異的です。
付き合ってから勇気を出した行動にでる(例えば因縁の相手に立ち向かうなど)作品も多い中、この二人は良い意味で其々特徴は変わらずに恋人として変化している感じがします。

良平は人気商売ではあるけど、石黒にはアイドル的な誇張した盲目さではなく、とにかく良平そのものが大大好きな感じで、自然と目がキラキラしてるの、黙ってるのに好き好き言っちゃってる感じが最高です。
ボーナストラックも満足度MAXで、石黒が良平の好きなところにキスしてくの、ずーっとやって欲しい延々と見たい。全身くまなくしそう。

ちょっとエロ多いなと思いますが、毎度毎度凄く良いので、ありがとうございます、です。その為か良平のコミュ力なのか、変に勘違いとかで離れたりとか拗らせて長引かないから良い。せっかくなので(?)R18版を購入しましたが、絵自体が本当に美しく表情や手の描き方で十二分にエロなので、どちらでも良かったかな。

一番彼氏っぽい

石黒くんが気合い入れて仕事したけど失敗して凹んで彼氏に癒してもらうお話。今までは大抵良平にだけナイーブになっていたし、大学まで優等生だったから新鮮な一面でした。駄目駄目で彼氏に合わす顔が無いって落ち込むの分かるし、でも以前であれば言えなかった気持ちをちゃんと伝えているのにジーンときた。この辺りは良平は取り乱さないで会話する(ように見える)の、拗れないで会話で解決させる彼氏力高い。そして石黒に判断を委ねた瞬間の緊張感と解決がとても良かった。

そして酔った勢いで縛ってと強請るのも最高だった…もー本当に画が美しくて眼福。この作品の後朝&どちらかが先に目覚める&ハグは他にない至福感があります。プラス今回は恥ずかしくてワタワタの石黒で最高かよ。特記事項多過ぎてページ数と金額もバグってます。

このお話の良平が一番彼氏っぽかった!時系列で一番後だから当然ではあるけど、「おまじないが足りなかったかな」とか可愛い言葉をまさか彼が言うとは、彼自身も内心驚いてそう、そしてそれにも馴染んでそう、、

石黒が院生終わった後だから続編から数年経ったはずなので、良平のもう少し変わった髪型とかも見たい。
彼の一番最初のツーンとしてる顔の造形(チャラそうだけど知的と分かる雰囲気)が好きで、それがもう無いのがちょっと寂しいけど、彼らの性格の違いからなる体型や姿勢はずっと正反対なままなのが良いんですよね。眉毛もフォーエバーで。

こっちまで背筋が伸びるような素敵な人と文章

ノンケで遊んでた男が受けにまわるお話が読みたいなと思って検索して出て来たのですが、BLとしても人生を生き直すお話としてもとても良かったです!!
その生き直そうとする決意や、年長者を敬う描写(ジジ専集まれ〜)、身近にお手本が沢山存在するという空間の豊かさが素敵な言葉でたくさん出てきて最高でした。
表紙のイラストがうつくし〜

高島が救えない野郎で周りに迷惑かけてることにも気付かない勘違い野郎なのが、生活が一気に崩れてからも人にどれだけ迷惑がられて疎まれてきたか実感してくし、そこでちゃんと見直せるある意味純粋さ(いかさましてる事にも気付かない笑)が良かった。そんな流れからの三沢に抱かれるまでが自然だったし、エロは呆気なく端折られると思いきやじっとり描かれて嬉しい滾る。何回あっても読みたい。

中心人物ミツコさんの人格がとても好きでした。話し方も、人によって態度を変えるお茶目さと母としての気持ちと。彼女と高野のやりとりはコミカルな場面も本題に切り込む場面も全部好きでした。三沢が、内緒で彼女に会いに行った高野を見抜いた理由が「あの人と話すと誰でも姿勢が伸びるから」なんっっってステキな人…!!!!と読んでる自分まで目が輝いてしまった。そんな風に他者(特に長老たち)のことを心底尊敬していると分かる三沢くんの描写には良い人間だと思えるし、しかもダメ男だった高野を立てまくるいじらしさと甘さ、、幸せになってくれ。