時代劇&バースに不憫受けが売りとは「なみだ枯れるな」好きは即購入しました。
辛い現実に何も感じないようにしてきた受けが攻めに出会って少しずつ感情を持つ、subとして人間として欲望が生まれてくるのが最高でした。不憫な細い子がコートを着てご飯を食べるのホッコリなシーンも満足。
自分がこんなに欲深いとは知らなかった、こんなに甘い人間だと思わなかったと、自身の性質を知る2人は素敵でした。命令が日本語ならdomsub用語も日本語で良かったのになぁ。
少女漫画的表現が割とあることと、子供の描き方がキャラクター寄りだったことは少し好みとは違いましたが夢中で読み終えました。
飽きっぽい攻がずっと好きな地味受、きっかけ一つでセフレになり「好き」と言えないまま何度も抱かれるお話。性癖と台詞が刺さりましたし、好きになるとはと少し考えさせられたので神評価にしました。
・経験値が高いので受けが誰とも関係を持ったことがないと(本人に聞かなくても)土壇場で察する攻め
・バイ攻めノンケ受け
・なので「生でするとお腹が痛くなることがあるからさ、ごめんね。それとも、知らなかった?」と優しげに聞きつつ受けの無知を匂わす攻め
・ノンケで女だけでなく男も知った攻めとそれを知ってる受け
・女だったら付き合えたかなと考える受け
・盛り上がって中に出した後お風呂場で出してまた盛り上がる流れ
・首や髪至る所にキスする甘い攻め
・素直な言葉は口に出来ないが顔や耳や首が赤くなり伝わっちゃう受け
・どんどん身体が行為に慣れていくのとこれ以上中まで染められたら離れられなくなっちゃうと考える受け
・身体は慣れるけど心はまだ戸惑ってるんだろうなと考えながら受けの身体を慣らす攻め
・受けが離れるなんてちっとも考えてなかったので焦って気を使うけど「手ぐらいは繋ぎたい…」と考えちゃう攻め
こんな感じのところが好きでした!!
今までの女性遍歴や嫌がるシチュを知ってるからこそ、それを必死で避ける知也。だからこそ貴之が自分なんかを好きになったのだと思う理由はかなり納得できました。長年一緒にいて好きにならなかっのに、と言うことも。確かに自分が嫌なことを悉くしない相手が現れたら居心地が良い。でもそれで好きになるかは別だよね。でも貴之のきっかけは完全に関係持ったからだよな…
ちょっと古文的な(好きではあるけど)言い回しだなぁと思いながら読みましたが、エロや貴之の甘い言葉、冷静で一途な知也の恋心どれも引き込まれました!
Kindle unlimited にて(挿絵無し)
Kindle unlimitedにて。名倉さんの魅力的な言葉選びと読みやすさで序盤から一気に読みました。「そうだね」「◯◯だよ」大人の男の話しぶりなのに、年下のどタイプ君の可愛さに抱きしめたくて我慢してる可笑しさが透けて見える!不思議な台詞たちでした。
頑張り屋で人の気持ちを上げるのが上手い立花、セリフを読んでいるだけで好感が持てます。一生懸命で純粋でぐいぐいくる立花に、10以上歳上の片岡がペースを崩され可愛い誘いに断れずズルズル我慢を強いられていくのが可笑しくて萌えました。
ノンケだった受けが開発されてメロメロに求めてトロトロになるのもエ口過ぎました…!
立花のお父さん登場は少しギャグに寄りすぎていましたが、その分サクッと読めました。
Kindle unlimitedにて。すごく良かった…!読みやすく展開と文章にストレスが無い、純度の高さ。そして大切なことが詰まっていたし、幾らでも読めるくらい登場人物が魅力的で居心地がいい。安西先生の後書も楽しそうで、のびのびいきいきと書かれている小説って感じられるものなのだなと思いました。
お世辞が下手で愛想のない銀行マンが慣れない恋に頑張るのも、年下でちょっと可愛いのも最高。Hの時に余裕ないのも滾る。
和泉に審美眼があり、ほぼ対等に理解できる真一(彼氏の兄)もまた良いキャラでした。彼も本気で和泉を好きになり劣勢を感じるからこそ「お前(真二)にはこの価値は分からないだろうけど」と何かにつけて釘を刺していく。嫌な奴になりそうでいて、どうして自分の方が和泉と話が合うのにコイツなんかと、という気持ちには嫌いになれなかった。でも真っ直ぐな真二から和泉は目移りなんてしないし、それが彼の審美眼だった。話が合うのと恋は違うのだというのは少し残酷だけど思うところがあったのでキッパリ書いていただいて納得できました。
和泉が自分なら選ばないような貰った指輪をずっと大切にしているのもすごく良い。一生懸命選んだ彼の気持ちが、姿形が優れている事よりも大事で嬉しいもんね。
あらすじを読み、体格が良くて純粋で抱かれたい受けなんて最高だ〜と思って読みました。
Kindle unlimited です。
抱いてほしいと言われたことはあるが、そっちは無理だと言って断っていたレイモンド。庭で会うようになったマーヴィンと心を通わせていく会話の数々がホワホワで良いのです。
兄弟にも陰で守られ純粋に育てられ、実は周りから「淡雪」と呼ばれている…というのはちょっとやり過ぎだが、自分が体格がよく可愛いと言われるのが自分だとは思っていない、彼が好きなのは自分じゃ無い、もっとか弱ければ…と思う様子は、マーヴィンと共に「可愛過ぎる…」と毎回真面目に思います。こんな純粋な良い子だったので先に身体を繋げたのはちょっと、と思いましたが警護の後顔を赤くして出てくるとかエッチでいい。。好きな対面座位もイラストつきであったので最高でした。
Kindle unlimited に登録があったので、木原先生の「恋するラビット」を読みました。編集者の宮本とオーディオブックの朗読者souのお話。宮本は顔が整っていて、souの超ファン。souは蔦科でその特徴から声質が良い。蔦科の人間は体の何処かから植物が生える。
蔦があること、それで虐めにあったからsouは自分のことを醜いと思うのかもしれませんが、視力を失った宮本主軸のお話で彼の顔は分からず、蔦がどこにあるのかも分からないままであれこれ想像してしまいました。宮本の方が年下なのに、社会性や顔のこともあるのか彼を「あなた」と呼ぶのも良いし、朗読を聞いてみたくなった。またsouが声は優れていても自分では要らないと言い、卑屈で狭小と自認していたり部屋が汚くしていたりと、そういう人らしさとかこれからどう宮本と過ごしていくのか、もっと読みたくなりました!
夢を見ているようなすごくすごく素敵な絵で、お話も甘々でエ口で癒されました。。ずっと読んでいたい。攻が格好良い。後輩としての頼れる台詞も、ストーカーとしての荒っぽいけど冷たくない台詞どちらも良い!!
部屋が汚いだとか、最初から料理できる訳でないとかの描写も、キャラの一つ一つの動きに心をグッと掴まれながら読めました。
受は少々女っぽい性格に感じたし、コメディタッチのミニイラストが若干うるさいですが…
仕事はこれから後輩がこっそりパソコンの設定変えるとか、それとなく効率化を進めてあげてほしいなと思いました。
作者の他のお話は読んでいて少し違和感を感じるところがあったのですが、こちらは全く感じませんでした。