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男性NaNoさん

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死に戻りの王子と騎士の狂愛渦巻くダークファンタジー

死に戻りの世界で再会する純情な王子・ルカスと専属騎士・リヒトの絶望と悲壮感、そして底知れない執着愛が渦巻くダークファンタジー。

ルカスが不憫すぎるのですがそれ以上にリヒトが色々とんでもなかったですw

絶望の底で鈍色に輝く様な愛を感じます…内容も主従物でダークファンタジーなのですが物語の根幹はリヒトとルカスの愛と執着でした。

絵の美麗さと作画コストがハイカロリーでそれだけでもかなり重厚なのですがストーリーもかなり重厚です。

特にリヒトの執着愛が尋常じゃなくて…でも彼が一番大切にしているのはルカスの幸せと笑顔。

ルカスが笑って生きていられたらきっとそれだけで満足…そうなんで、すんごい自己犠牲タイプなんですよね。

ルカスの死に戻りにも大きく関係しているのですが底知れない愛の重たさなのにでもルカスを縛り付けないんですよね。

どちらかというと縋っているかのような…依存度合いとかルカス至上主義が過ぎるので…w

1巻とナンバリングされてる時点でお気づきかと思いますがまだ完結していません。

むしろ1巻は凄いところで終わってるのでもう続きに対する読者的な渇望が尋常じゃありません。

この主従が辿り着く先が一体何処なのか?何なのか?

一体どんな結末が待っているのか?

まだまだ予想も難しいし予断を許さないですがそれだけにこの作品に対する期待値が個人的には凄く高いです。


顔面最強・完璧(?)王子とドジっ子君のメロきゅん全開ラブコメ!

いやぁ~、メロい!ひかるんまじメロい!!!

もち先生沢山お話を描かれるので色んなキャラが誕生するのでが今作もまた今までと違った毛色のキャラ爆誕ですw

先ず主人公にして受・輝(ひかるん)ですが筋金入りのドジっ子キャラで顔は攻の梢に負けないレベルの完璧ぶりなのに色々残念過ぎて…。

でもマンガに置いてドジっ子キャラなんて愛すべきキャラでしかないですよねw

ひかるんもそんな感じのキャラで見ていてほんと可愛いんですよね。

そして相手の攻・梢。この人顔面最強の完璧王子様なんですけど中身はド陰キャ根暗オタクwww

しかも実はひかるん推しなんですよねぇ~、そこがまた堪らん!

そんな二人がBLコンカフェ「Bunny Love」を舞台に繰り広げるメロきゅんラブコメがこの作品です。

ひかるんのメロさにオタク根性全開の梢が個人的にはめちゃ堪りませんでした。

何より梢のギャップがもう本当に最高だし萌えましたねぇ…これは反則ではw

ラブコメなのでそんなシリアスな展開やハラハラするシーンはないので終始楽しく読めました。

でも単調な内容じゃなくて軸がしっかりしているし梢と輝の背景も実は…w

読んでいて楽しいお話ですしあっという間に読破しちゃう作品でした!

正直続編が物凄く欲しいです…きっともち先生もまだまだ描きたいんじゃないかなぁ。

読者が声を大きくすればそれが可能性になるのがBL漫画の良いところw

なのでぜひ読んで欲しいですし続きが欲しいと思った人は一緒に応援して欲しいですね。

少しレビューから逸脱しましたがそういう魅力のある作品だと思います。

小田切家長男・清にぃのオトナ彼氏との臆病な恋

小田切三兄弟の長男・清丸が満を持して主役を務めるお話です!

三男・華丸の彼氏は年下幼馴染。

次男・武丸の彼氏は堅物同級生。

そして長男・清丸の彼氏は年上バー店主。

三者三様に特徴や個性があってこのシリーズは最高です。

つまりこの清にぃでは前二作とはまた全然違った恋模様を堪能させてもらいました。

長男としての責務と「清丸」という名前の重たさに清にぃがスレてしまうのは仕方ないですよね。

時系列的にはこのお話がシリーズで1番過去のことになるかと思います。

冒頭からかなりスレてるし爛れてるし自棄気味なんですよね…でもこの頃の清にぃはこれしか逃げ道が無かった気がしました。

でもそんな爛れた日々を送っていたツケが回って来て痛い目にあって…。

そんな中でバー店主の巡と出会い、ある事がきっかけで彼の逆鱗に触れてしまい抱き潰されてしまって…。

そこから始まった二人の雇用関係とセフレ関係。

二人とも「孤独」や「寂しさ」と呼べるモノを抱えていて刹那的な温もりを求める何処か似た者同士でした。

個人的に一番好きだなって思ったところはやはり清にぃの変化ですね。

最初はスレて爛れて…な感じだったのが段々と可愛くなっていくのがもう最高すぎました。

全体的にはビターでアダルトな恋模様なのですがその根底にあるのは温もりを求めたり寂しさや空虚な部分を埋めたい何か、だなと思いました。

清にぃの心情面に注視して読み進めるとよりそういう風に感じられると思います。

そしてきっと読了後には清にぃのこと好きになると思います(笑)

コミックスの描き下ろし自体はページ数控え目なのですがその分各書店さんの小冊子が濃厚で濃密で最高すぎました!

圧巻の青春ホラーBL!!重厚なストーリーに感嘆です

※お憑かれさま、黒瀬くん 上とレビュー内容同じです

これがデビューコミックスとは思えないくらい圧巻の作品でした。

悪夢にうなされて幽霊が見えちゃうぼっち少年の結真が6年ぶりに故郷に帰って始まるストーリー。

そこに待っていたのは恐ろしい霊に囲まれていた幼馴染の叶糸との再会。

彼らの関係性、そして再会して始まる関係…動き出すストーリー。

クールな執着攻×不幸体質な健気受の長くて因縁と純愛に物語で最高に良かったです。

何故結真は不幸体質なのか、何故叶糸は結真を想うのか…

それは前世からの因縁なのですがその部分も綿密に折り重なっていて想像以上に複雑な様相になっています。

ですが作中でそれらの要素も全て絡まった糸が解けるように詳らかになっていくのですがそれがまた凄く良かった。

前世、現世でのそれぞれの想いも重なり合い…怨嗟と紙一重な部分もあったりとホラー要素も強い。

でも純粋な愛、叶わなかった想い、時を超えてやっと結ばれた愛や満たされた想い…上手く言えないのですがそれら全てが精緻に描かれていました。

たこまっちょ先生の画力も驚愕レベルで美麗なキャラ、そしてその画力で怪異を描かれてるので中々に本格的にゾゾっとする部分もありw

そして何より圧巻のストーリーのが素晴らしかった!始まりから終わり、そして回収という部分でも全てにおいて大満足でした!

圧巻の青春ホラーBL!!重厚なストーリーに感嘆です

これがデビューコミックスとは思えないくらい圧巻の作品でした。

悪夢にうなされて幽霊が見えちゃうぼっち少年の結真が6年ぶりに故郷に帰って始まるストーリー。

そこに待っていたのは恐ろしい霊に囲まれていた幼馴染の叶糸との再会。

彼らの関係性、そして再会して始まる関係…動き出すストーリー。

クールな執着攻×不幸体質な健気受の長くて因縁と純愛に物語で最高に良かったです。

何故結真は不幸体質なのか、何故叶糸は結真を想うのか…

それは前世からの因縁なのですがその部分も綿密に折り重なっていて想像以上に複雑な様相になっています。

ですが作中でそれらの要素も全て絡まった糸が解けるように詳らかになっていくのですがそれがまた凄く良かった。

前世、現世でのそれぞれの想いも重なり合い…怨嗟と紙一重な部分もあったりとホラー要素も強い。

でも純粋な愛、叶わなかった想い、時を超えてやっと結ばれた愛や満たされた想い…上手く言えないのですがそれら全てが精緻に描かれていました。

たこまっちょ先生の画力も驚愕レベルで美麗なキャラ、そしてその画力で怪異を描かれてるので中々に本格的にゾゾっとする部分もありw

そして何より圧巻のストーリーのが素晴らしかった!始まりから終わり、そして回収という部分でも全てにおいて大満足でした!

フェロモンが「〇〇ない」二人の運命の出会いと恋

フェロモンが出ないΩの陽希とフェロモンを感じ取れないαの一。

ド陰キャで執着系溺愛αと強気で健気な陽キャΩを描いたはいかろ先生のオメガバース作品です。

設定が面白かったです!フェロモンでないΩとフェロモン感じ取れないα。

そんな二人は運命の番だった様で…二人の出会いから始まる恋。

心より先に身体から入ることになるのですがそこから二人の気持ちが描かれていく展開になっています。

キャラ個性も凄かったです!αと言えばイケメン、スパダリが多い傾向ですが一はド陰キャ・黒ずくめ・根暗とαらしからぬ様相で(笑)

運命の番を信じていた陽希にとってその相手がこんなだったなんて聞いてないw

一が陽希を求める様になった理由も最初は好きよりも…なのですがお互い段々と心が追い付いて来ていつの間にか…。

そんな展開の描写が凄く良かったですし愛よりも先に身体を知った二人。

でもそんな無骨に恋をした彼らは十分にロマンチックだったと思います。

フェロモンが出ない「欠陥」Ωと感じてる陽希の感情面にはぎゅっとする部分も多かったです。

そういった理由から過去の恋愛でもしんどい思いをしていましたし…切ない。

同じくフェロモンを感じ取れずαとして見られない「欠陥、できそこない」αと思っている一。

こんな二人が運命だったことも出会ったことも惹かれあったことも全部が決まっていた感じがしました。

そういう視点でもやっぱりロマンチックじゃないでしょうかw

とても素敵で魅力的なキャラとストーリーになっていると思います。

個人的には滅茶苦茶オススメしたい一冊でした。

おさなな両片想いのアオハルスクールラブ、待望の恋人編!

しょま恋2巻!おさなな両片想いBLの続編が帰ってきました恋人編のスタートです!

先ずこの作品は完全に続編となっているので未読の方は是非1巻から読まれることを強くオススメします。

ヒロとナオ、そしてめいちゃんの基礎知識と馴れ初めそして恋人になる過程をしっかり知った上で読まれると良いですw

ずっと両片想いだった二人が無事結ばれて恋人になった後のお話で今回もアオハル、スクールラブ全開です!

前作ではナオが叶わない恋にうじうじしていたところがあったのですが今回は逆転してますね(笑)

ヒロって学校の王子様ポジだけど彼が王子様でいるのただただナオの為なんですよね。

ヒロの頑張りや努力の理由って全部がナオの為であってそのフィルターを外せば彼もただの恋する男の子。

ナオに対して綺麗なだけの感情じゃないことを自覚して隣にいる自信を喪失したり…とほんと悩める恋するDK最高すぎる(真顔)

対してナオはヒロと恋人になってから一皮剥けたというか強くなったなって感じがしました。

そんな二人の焦れキュン全開な恋模様を今回も堪能させて頂きました!

めいの存在も本当に愛しい!この子がいないとしょま恋は成り立たないまである…。

ヒロとナオの焦れったくてもどかしくて、そして愛しくて尊くて仕方ない恋模様を存分に浴びさせて頂きました!

愛の重い2人が付き合ったら…とんでもなくハイカロリーでした♡

超溺愛ワンコ×ほだされ健気受の愛の重すぎるお話♡

本当にヘビー級に愛が重たいのですがいわゆる執着愛とかとは毛色が違います。

愛が重すぎて振られ続けてきた大学生・恭とそんな彼に声をかけた恋愛観がそっくりな同級生の蓮。

こんな二人が付き合うことになって爆誕したラブラブカップルのお話でした。

ほんと現実でこれくらい愛が重いとドン引きされない?ってくらいなのですが価値観が同じだからびっくりするくらい好相性w

ある意味お互いこれ以上ないくらい相応しい相手と出会たなって思います。

読んでいて愛が重たすぎてメンヘラと紙一重なくらいな部分もあって…そういった部分で多少なりとも齟齬出てこないかと少し気にかかったりしましたが…

この二人は全く問題なくて最初から最後まで愛の重たさと強さを持続したままフィニッシュを決めました(笑)

かなりハイカロリーな内容になっていると思いますしこの一冊だけで過剰摂取になりそうなくらいの内容w

でもこういう底なし沼レベルのカップルが見たかったなって思いました。

私の琴線に触れたこともありますが刺さる人には堪らない一冊だと思います。

個人的にはこの二人の続きの話も欲しいなって思いました。

曝け出して…優しさと切なさ、本音を隠した恋模様が最高に萌えました。

親友に叶わない想いを抱いていた隠れゲイの世那とそんな彼の秘めた想いを見抜き絡んできたイケメンチャラ大学生の瑠珂。

この二人の始まりはどちらかと言えば最悪かもしれませんがでもそこからすっごい繊細で優しい恋に発展していきました。

世那の叶わない想いが辛すぎる…報われないのが確定的で心がぎゅっとなりました。

実際こんな想いを抱いていたらしんどいだろうなぁって思いました。

だからこそ世那の前に瑠珂が現れて関わる様になったのは彼にとっては結果的には幸運でした。

世那って本当に健気で可愛いなと思います。それと同じくらい…いやそれ以上に不憫なんですけどねw

ですから当初はそんな世那に付け込んできた瑠珂どうなの?って感じだったんですがでも瑠珂で良かったです。

余りに詳しく書くと読む楽しみを奪ってしまうのでこの二人の恋模様は是非実際に読んでみて欲しいです。

瑠珂は瑠珂でまた色々あって…でもそんな彼は初めから世那のことが気になってて…

最初の動機は不純かもですが気付けばもうお約束レベルの…w

でも中々じゃあ付き合いましょう!にはならなくてそう言った部分の展開や描写がまたとても良かったです。

世那は最終的には叶わない想いを昇華するのですがそれも全ては瑠珂が居たから出来たことだと思います。

最後はしっかり結ばれますのでそこまでの彼らの恋模様を是非読んでみて欲しいなと思います。

アオハル&音楽BL、感動と最高のフィナーレ!!!

宮田トヲル先生初の長期連載も遂に完結巻になりました!

瑞々しく眩しいアオハル&音楽BLの最高で最上のフィナーレでした。

きっとこの形で終わるだろうなって言うのは連載開始時から感じてイメージしていましたがそんなの遥かに超越するくらい素晴らしい結末でした。

うたかなが出会って恋をして愛と友情と音楽で結ばれた絆の結末と言うか集大成として最高の形で描かれたんじゃないかなって思います。

でもこれで本当に終わったんだ…という寂しさも去来して…ただそれは言い換えればもう不足なく全て描き切って下さった、そして受け止められたんだろうなって思いました。

個人的にはうたかなと同じくらい滝くんや井波サンが大好きなのですが二人ともサブキャラとしての立ち位置が完璧すぎて…うたかなの重要な部分で大きな力になっていて彼らの役割もまた素晴らしかったです。

特に井波サンは濃いキャラだしダークホース的なイメージもあって好き嫌いの別れるキャラな感じもありましたが個人的には滅茶苦茶大好きなキャラです。

こういうキャラって本当に貴重だと思うしうたかなの未来を切り開いたのは彼だと言っても過言ではない…。

全部書いてしまいたいくらいなのですがやっぱりこの作品を読んで直接確かめて欲しいなって思います。

「読んで良かった!」そう思える作品だと思いますので自信をもっておすすめしたいです。

自分にとっても思い入れ深く忘れられない作品となりました。