小綱実波先生様、この作品を世に送り出してくださり有難うございます。
感想・・・?一体何を申せましょうや。大変大変満足でございました。
せめてお気に入りポイントを叫ばせて頂くと、最後シーン、事の起こりともいいますか、ネタバレが残酷、且つなるほど納得で良かったことと、ヨアヒム王のお顔がイラストで見れて嬉しかったですね。
そして何よりもイチオシ、P66が御挿絵と相まって神ってました!(`・ω・´)
3人の恋、いや、タイトルにある通りまさしく3人の「恋の骸、愛の果て」模様が大変に良くて、悶えました。
ルーカス良かった、本当に良かった。有難う先生、ルーカスにこのような救済を有難う!(T_T)
さあて、もう一度読み返すぞー!
やっと前世の秘密がばれた!
この瞬間をどれだけ待ち望んだことかーーーー!
いつばれるの?どんな形でばらすの??じれったい。でもそのじれったさがいい。1巻からここまで引っ張って、期待を裏切らないその場面。待ってました。
あーーもう大満足。
殿下のちょっと狂気すら感じるリアクション、震えるレオリーノ、最高オブ最高・・・!
そしてそのままレオリーノをかっさらい、閉じ込めてかーらーの、丁寧且つ長ーーいイチャイチャからの濡れ場!たまらん―――////
因みに物語前半の執拗なまでのキスシーンもすんごい良かった////
人物の深掘り感とか心情とか葛藤とか物語の作り込みとか展開とか、ここまで満足度高い瞬間が味わえるのは、1巻から引っ張ってきたその土台があってこそなんでしょうね。
3巻が楽しみだなー。
ムーンライトさんで先読んじゃってるけど、それでも楽しみです。
因みに挿絵やキャラ絵がちょっと増えてます。
うん…もうちょっと。もうちょっと下さい。
表紙と、あらすじと、大作の予感がしてぽちっと購入。
こういうの待ってた―――!!
ファンタジーBL小説好きならはまっちゃうんじゃないでしょうか!
受さま超絶美青年というのも個人的に大好物。
もし好みがわかれるとしたらこの受さま、強い系じゃなくて体が弱くて守ってもらう系ってとこかな。いろいろ事情があってしょっちゅうHPとMP消費してぐったりしちゃってます。
作中での描写も相まって本当に深窓の姫。白くて細くて折れそうで、日にも当てられなさそうというか、ちょっとしたご無体されたら死んでしまいそう。挿絵で「おっと!しっかりした男の子だった」と引き戻される感じ。
それでも芯が強くて自分は好印象です。
しかし久々に出会った骨太大作です。ただダラダラと長いだけじゃない。雰囲気だけじゃない。満足!
続きが気になりすぎてフライングしてムーンライトさんで読んじゃいました。いや、それでも続刊買いますけどね。これは紙でゆっくり読みたい作品。
あと、フライングした印象ですが、こちらの作家さんは徐々に明かされる物語の暗い面、残酷ともいえる設定に抜かりがない。う~ん、この潔さが良き・・・!
もうね、文句を付けるとしたら、
挿絵の数~~~~~~!!こんなにぶ厚い本なのになぜ挿絵4枚!?
最初の人物紹介で脇キャラも見えたのは嬉しいけど、それにしても4枚・・・!ガックリ_| ̄|○
自分の場合は挿絵込みでBL小説買うタイプなのでさびしい~~~。
攻様達がほれ込む魅力的キャラであるイオニア君(受様の前世)、人物紹介で横顔だけ・・・!(T_T)しかも作中でも口元とか背中とかだし~~~!
あーーんもっと見せてくださーーい!
大人の事情?大人の事情なの?出版社さんよーー!
それでも次巻さっそく予約しますけどね・・・。
だってこの表紙にこのおびーーー!エロエロ期待するジャン~~~~~!
ちがった・・・エロエロ3Pじゃなかった・・・。
いや、エロはあったよ、3Pもあったよ・・・ちょびっとネ(T_T)
受に最初絡んでくる攻1が添い寝のお仕事してくれて、案の定ちょっとエロい関係になってくんですけど、そこは期待通ーーり!
「おもしろくなってきた~!」って読み進めていくと、第3の男、攻2が登場。しかもこちらは編集者という新たな個性。。。
なのでなんというか、添い寝の攻1くんと盛り上がってきてたお話の流れが一旦ポキっと折れちゃったように感じました。
攻くん同士は過去に因縁があったみたいで、仲が悪い。
そういうのは待ってました~!展開なんだけど、
・・・なんだろ??ーーー編集者の彼と添い寝の彼、情報量が多すぎ??
第2の攻くん、第1の攻くん、添い寝の同業者でライバル同士とかじゃダメだったのかな~?
添い寝のお仕事の設定とっても良かったのにな~~~。
あと第2の攻くんが匂いフェチって変態設定があるんですけど、もっともっとガンガンその設定キてほしかったな~。Hの時、受のあらゆるとこクンクンしまくって欲しかった。
3P、攻の匂いフェチ、編集と作家、添い寝のお仕事、攻と父親のいざこざ、仲悪い攻たち。
色んな期待設定モリモリなのに、逆に盛りだくさん過ぎなのかなあ??、どれもちょっとずつ小出しで、薄い印象になっちゃったような勿体ない漫画の印象を受けました。
次回に期待します!( ´∀`)b!
タイトルと帯と試し読みの絵のクオリティから、楽しみにして上巻を買ってみたのですが、自分の期待したものとは違った―!(>_<)無念。
絵はとにかく丁寧で体つきもエロいし、眼福なんですけど、なんですけどーー!贅沢な事を言うとーー気持ちの盛り上がりとか、駄目なのに感じちゃう~!感に共感させてもらえませんでした。
演出のせいかな??絵の見せ方??心の声が少ないから??わからない。。。
作中には2カプのお話があるんだけど、両方ともそんな印象。
見た目凄く豪華な料理に見えるのに味が薄い感じ。
「エロく描かれた絵」を眺めて満足したいわけじゃないんだーーー!エロに入り込ませてほしいんだーーっ!
絵がここまで綺麗じゃなくて、体の描き方ももっと拙い作品でも「わあエロイ♡」ってグっとくる作品は沢山あるので、そう考えるととても残念・・・!
次回に期待します( ´∀`)b!
だが、
この作品は例えるなら、上質な神ボタージュ。
自分はこの作品がとても好きになったのですが、思ったより神評価なかったんで、ここはひとつレビューしてみました。
オメガバースものと言えば、
オメガは自分のバースに葛藤し苦しみ、不幸な生い立ち、境遇にさらされ、強姦、ドロドロ愛憎劇デフォルト。気分は昼ドラ。まさに肉料理。
この作品にはそれらを求めてはいけません。
かくいう自分も最初「アプリで出会い。。。随分現実的というか。。オメガものにしては地味な導入だな」とか、旦那はいらんが子供は欲しいとか言う女性のようでBLっぽくないとか色々思いました。
けど、なるほどと思い直したのは、男性にも子供が欲しいなら自ら産める選択があるということ。
内容は、どんでん返しとか、読んでて苦しくなるとか、ドラマチックさがたまらないとか、激しく心を揺さぶってくるタイプのお話ではないとは思います。
話は終始読みやすい。かといって文体が軽いとかではなく、きちんと丁寧に書き込まれてます。なのに読みやすい。ぐいぐい入ってくる。作家さんの力量なのか、凄いと思います。
そして特筆すべきがず――っと甘酸っぱいときめきがあって、心地いいのです。
久しぶりに胸がきゅーんとして甘い気分にさせてくれる恋愛ものを読ませてもらいました。
こういうオメガバースものもあるんだなあ。
あとエロい。まーエロい。
過激なオメガ系じゃないのにエロい。満足。
作家さん買いはしないので、他にどんなお話書かれてるとか詳しくないですが、非常に丁寧なお仕事というか、内容や展開は大人しい印象を抱かせるかもしれないけど、いい作品を書かれるのだなと思いました。
肉料理のインパクトや勢いはないかもしれません。
ただ自分にとっては優しい塩加減で口当たりがよく、まろやかな神ボタージュでした。