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女性レイン7iNさん

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シオンかわいい

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛するは、暗く閉ざされた出自を持つ王子シオンと、竜人族の王弟ラルフという、ファンタジーBL。
王族だからこそ「アルファでなければ価値がない」とされ、幽閉されていたシオンが、
運命に翻弄されながらも、ラルフと共に過ごすことで心と体を少しずつ開いていく過程が切なくもあたたかい。

最初は感情や愛情を知らず、人間関係に疎かったシオンが、
ラルフの静かな優しさや誠実な溺愛に触れて「安心」「信頼」「愛する」ことを知っていく成長の物語が胸に染みます。
ラルフの不器用で真っすぐな溺愛も、読んでいてじんわり幸福感。

ファンタジー要素と王族・オメガバースの設定が好きな人、そして「孤独な受けが救われるおとぎ話BL」が好きな人には、特におすすめです。

もふもふ

狐の婿取りは、もふもふ要素と優しい人外恋愛が心地よい癒やし系BL。

人に忘れられ力を失いつつある狐神・琥珀と、彼を救った人間の医師・涼聖の関係が丁寧に描かれていて、
静かな山奥の空気感まで伝わってくるようです。

琥珀の儚さと不器用さ、涼聖の穏やかな包容力の対比が魅力で、二人の距離がゆっくり縮まっていく過程はとても自然。
子狐の陽ちゃんが加わることで物語に温かみと可愛らしさが生まれ、家族のような雰囲気に癒やされます。

激しい展開よりも、信頼と想いが育っていく穏やかな恋を楽しみたい人におすすめです。

勇者とは

勇者になることを夢見ていた少年が、オメガであるというだけで家も未来も奪われ、
王の側妃として売られるというはじめから、もう一気に物語に引き込まれました。
ファンタジー+オメガバースの重めの設定?ですが、受けのリヒトが折れずに必死に生きようとする姿が、とても健気で愛おしい。

そして何より魅力的なのが、攻めの勇者ヴィクトール。
爽やかな英雄かと思いきや、実はめちゃくちゃ執着深いというギャップが最高でした。
見た目は光属性の王道勇者なのに、内側は完全にリヒトに囚われた一人の男。
でもその愛の深さが重すぎず、読者として安心して身を委ねられる絶妙なバランスです。

オメガとしての理不尽さ、身分差から来る葛藤など、シリアスな要素も多いのに、
読む手が止まらないほどテンポよく進みます。サブキャラの存在も効いていて、世界観がしっかり作られている印象でした。

巻き添え

異世界召喚ものとしては王道の展開ですが、主人公、鷹人の社会人らしい視点が入ることで
読みやすく、テンポも軽く進むのでスラスラ読めました。
最強騎士団に拾われる、という導入も分かりやすく、ファンタジーBLに求めている“チヤホヤ感”や“溺愛”をしっかり味わえます。

攻めのキャラ達が個性豊かで、特にダレスティア団長は包容力のある“強面の優男”タイプで非常に美味しい。
鷹人が過去のブラック企業経験から自信を失っているぶん、丁寧に甘やかされていく描写が気持ちよかったです。

No Title

最高にハラハラドキドキしました!
将軍・光彬と御台所・純皓のラブラブな関係に、佐津間の姫をめぐる策略や玉兎がグイグイ絡んできて、大事件の連続。
特にこのお話では、純皓の兄である麗皓の切ない秘密が明かされて、もう「そうだったの!?」と一気に物語に引き込まれました。

周りがどんなに騒がしくなっても、将軍様を溺愛する純皓の執着っぷりと、そんな彼に甘く組み敷かれる光彬の可愛さが健在で、ニヤニヤが止まりませんでした。困難を乗り越えるたびに、二人の愛の絆が強くなっていくのが本当に尊い…!

最後に向けて、政の陰謀や人智を超えた神との対決が本格化しながらシリアスな展開の中でも、二人の愛の絆が強くて安心できました。

No Title

宮緒葵先生の「華は褥に咲き狂う 恋と闇」
シリーズ第6巻は、ますます深まる愛と、その裏に潜む闇が交錯する豪華絢爛な時代ものです。

御台所・純皓と将軍・光彬の夫婦仲は睦まじく、安定した恵渡幕府に更なる繁栄の兆しが見える一方で、光彬の子を望む玉兎の存在や、人さらい事件の裏に見え隠れする麗皓の影が、二人の平穏を揺さぶります。

純皓が抱える光彬への強い執着と、将軍としての優しさを貫く光彬のひたむきさが、事件を通じてどう化学反応を起こすのか。愛と支配、そして過去からの因縁が絡み合い、息をのむ展開に引き込まれます。美麗な筆致で描かれる大奥を舞台にした、濃厚な一冊でした。

No Title

今回は光彬にまさかの異母兄弟がいるかも、っていう話でびっくりです。
本物か調べるために、二人が変装して潜入捜査をするのがめちゃくちゃ面白かったです。
純皓が「目付」に化けて、クールな感じで光彬を助けているのがカッコよすぎました!
シリアスな展開も多いけど、二人のイチャイチャもしっかりあって、やっぱりこのシリーズは裏切らないなって思いました。

巻が進むごとに純皓がさらに光彬を大切にしているのが伝わってきて、読んでいて感動しました。

御台

宮緒葵先生の「華は褥に咲き狂う ~火華と刃~」を読みました。
この話は、すごく立派な将軍の光彬と、そのお嫁さんの純皓が主役のお話です。純皓は男なのに、息をのむほど美しくて、まさに「華」という感じ。
一番すごいのは、純皓さんのギャップです。
昼間はすごくしっかりしたお嫁さんなのに、夜になると光彬を誘うのがめちゃくちゃ良い、読んでいてドキドキが止まりませんでした。

この「昼と夜の顔」の設定が本当に良かったです。
今回は、光彬と生い立ちが似ている人が出てきて、町で変な事件が起きる展開になり、物語に緊張感がありました。
ただラブラブなだけじゃなくて、二人で困難を乗り越えようとする姿が感動的でした。
純皓の過去の秘密みたいなのも少しずつわかってきて、これからどうなるのか気になります。

和の世界観と、小山田あみ先生の絵がとにかく綺麗で、感情移入しながら楽しく読めました。

お世継ぎ

華は褥に咲き狂う 悪華と純華
江戸時代の将軍と、その奥さんになった美男子のイチャコラ…いや、深い愛の物語。

強くて優しい将軍・光彬。
彼の心を掴んだのは、息をのむほど美しい男性の奥さま純皓です。
二人は本当に仲良しなんですが、今回はちょっとしたピンチが。

将軍家に跡継ぎがいないからって、家臣たちが光彬に「新しい奥さまどうですか?」と女性を送り込んでくるんです!
果たして二人の愛は試練を乗り越えられるのか…?という展開がすごくドキドキします。

単なるラブラブな話で終わらないのがこの本のすごいところ。
将軍の仕事や、裏でこっそりと動く人たちのお話もあって、読みごたえもバッチリです。
キャラクターの気持ちがすごく伝わってくるから、ついつい読み進めちゃいます。
綺麗なイラストも入っていて、物語の世界にグッと引き込まれます。

時代もの

前作から二人の愛がさらに濃厚になってて、とにかく最高でした!
将軍の光彬と御台所・純皓の二人、時代物って聞くと身構えちゃう人もいるかもしれないけど、これがめちゃくちゃ良いんです。

光彬が純皓を本気で守ろうとする姿が、もうたまらなく魅力的!読んでいると、彼の愛情表現に何度も胸が熱くなります。

辻斬り事件も加わって、ただ甘いだけじゃなくて、ハラハラする展開も楽しめます。
時代物なのに文章はすごく読みやすくて、気づいたら物語にグイグイ引き込まれていました。