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女性レイン7iNさん

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狼族の王子と、特別な力を持つ青年の出会いから始まるファンタジーBL。
保護する側とされる側として始まった関係が、日々のやり取りを重ねる中でゆっくり変化していく描写が自然で、無理なく読み進められました。

物語全体は落ち着いた雰囲気で、重い展開や過度な波乱は少なめ。
その分、相手を思いやる気持ちや距離の縮まり方が丁寧に描かれています。
溺愛要素も控えめで、甘さはやさしくほんのり。
受けの健気さも嫌味がなく、読後は穏やかな気持ちになれる一冊です。
ファンタジーBLが初めての方や、気軽に楽しみたいときに向いていると思います。

もぐら

ブラックな社畜生活から一転、異世界で癒しの日々を送るというユニークな設定が魅力のBL小説です。

限界まで仕事に追われていた主人公・巴が、ある日突然異世界に飛ばされ、そこで金を司る獣人の虎神・グンロンと出会います。

異世界では畑仕事をしたり、のんびり過ごしたりと、日常がガラッと変わることで巴の表情も柔らかくなり、その変化を眺めるのが楽しいです。
グンロンも仕事の重圧に疲れた存在で、二人の距離がゆっくり縮まっていく様子はほっこり。切なさや激しい展開よりも、 “癒されたい時に読んでほしい” ほんわかストーリーです。
異世界×獣人×恋、というちょっと変わった組み合わせが気軽に楽しめる作品でした。

設定のインパクトにまず驚かされますが、読み始めると意外とすっと物語に入れる一冊です。
サワガニのチャロがとにかく素直で健気で、その一生懸命さに思わず頬が緩みました。

人間の龍治との距離感も重すぎず、日常のやりとりが微笑ましいです。
ファンタジー要素はありつつも、話の軸は「好きな気持ちを大切にすること」で、とてもシンプル。
深刻になりすぎない展開なので、気軽にBLを楽しみたいときにぴったりだと思います。
ちょっと変わった設定のBLを読んでみたい人にもおすすめです。

おすすめ

王様×オメガという王道だけど、設定がしっかりしていて読みごたえのある作品でした。
ファンタジー要素が強めで世界観も作り込まれているので、物語にすっと入り込めます。
登場人物たちの感情の動きが丁寧に描かれていて、特に不器用だけど深い愛情表現が印象的でした。

重めの展開もありますが、その分クライマックスに向けての盛り上がりが良く、
読後感は意外と温かいです。
オメガバースが好きな人はもちろん、切なさと愛情のバランスがある作品を読みたい人にもおすすめ。じっくり物語を楽しみたいときにぴったりの一冊だと思います。

シオンかわいい

黒竜の王弟殿下は孤独なオメガの王子を寵愛するは、暗く閉ざされた出自を持つ王子シオンと、竜人族の王弟ラルフという、ファンタジーBL。
王族だからこそ「アルファでなければ価値がない」とされ、幽閉されていたシオンが、
運命に翻弄されながらも、ラルフと共に過ごすことで心と体を少しずつ開いていく過程が切なくもあたたかい。

最初は感情や愛情を知らず、人間関係に疎かったシオンが、
ラルフの静かな優しさや誠実な溺愛に触れて「安心」「信頼」「愛する」ことを知っていく成長の物語が胸に染みます。
ラルフの不器用で真っすぐな溺愛も、読んでいてじんわり幸福感。

ファンタジー要素と王族・オメガバースの設定が好きな人、そして「孤独な受けが救われるおとぎ話BL」が好きな人には、特におすすめです。

もふもふ

狐の婿取りは、もふもふ要素と優しい人外恋愛が心地よい癒やし系BL。

人に忘れられ力を失いつつある狐神・琥珀と、彼を救った人間の医師・涼聖の関係が丁寧に描かれていて、
静かな山奥の空気感まで伝わってくるようです。

琥珀の儚さと不器用さ、涼聖の穏やかな包容力の対比が魅力で、二人の距離がゆっくり縮まっていく過程はとても自然。
子狐の陽ちゃんが加わることで物語に温かみと可愛らしさが生まれ、家族のような雰囲気に癒やされます。

激しい展開よりも、信頼と想いが育っていく穏やかな恋を楽しみたい人におすすめです。

勇者とは

勇者になることを夢見ていた少年が、オメガであるというだけで家も未来も奪われ、
王の側妃として売られるというはじめから、もう一気に物語に引き込まれました。
ファンタジー+オメガバースの重めの設定?ですが、受けのリヒトが折れずに必死に生きようとする姿が、とても健気で愛おしい。

そして何より魅力的なのが、攻めの勇者ヴィクトール。
爽やかな英雄かと思いきや、実はめちゃくちゃ執着深いというギャップが最高でした。
見た目は光属性の王道勇者なのに、内側は完全にリヒトに囚われた一人の男。
でもその愛の深さが重すぎず、読者として安心して身を委ねられる絶妙なバランスです。

オメガとしての理不尽さ、身分差から来る葛藤など、シリアスな要素も多いのに、
読む手が止まらないほどテンポよく進みます。サブキャラの存在も効いていて、世界観がしっかり作られている印象でした。

巻き添え

異世界召喚ものとしては王道の展開ですが、主人公、鷹人の社会人らしい視点が入ることで
読みやすく、テンポも軽く進むのでスラスラ読めました。
最強騎士団に拾われる、という導入も分かりやすく、ファンタジーBLに求めている“チヤホヤ感”や“溺愛”をしっかり味わえます。

攻めのキャラ達が個性豊かで、特にダレスティア団長は包容力のある“強面の優男”タイプで非常に美味しい。
鷹人が過去のブラック企業経験から自信を失っているぶん、丁寧に甘やかされていく描写が気持ちよかったです。

No Title

最高にハラハラドキドキしました!
将軍・光彬と御台所・純皓のラブラブな関係に、佐津間の姫をめぐる策略や玉兎がグイグイ絡んできて、大事件の連続。
特にこのお話では、純皓の兄である麗皓の切ない秘密が明かされて、もう「そうだったの!?」と一気に物語に引き込まれました。

周りがどんなに騒がしくなっても、将軍様を溺愛する純皓の執着っぷりと、そんな彼に甘く組み敷かれる光彬の可愛さが健在で、ニヤニヤが止まりませんでした。困難を乗り越えるたびに、二人の愛の絆が強くなっていくのが本当に尊い…!

最後に向けて、政の陰謀や人智を超えた神との対決が本格化しながらシリアスな展開の中でも、二人の愛の絆が強くて安心できました。

No Title

宮緒葵先生の「華は褥に咲き狂う 恋と闇」
シリーズ第6巻は、ますます深まる愛と、その裏に潜む闇が交錯する豪華絢爛な時代ものです。

御台所・純皓と将軍・光彬の夫婦仲は睦まじく、安定した恵渡幕府に更なる繁栄の兆しが見える一方で、光彬の子を望む玉兎の存在や、人さらい事件の裏に見え隠れする麗皓の影が、二人の平穏を揺さぶります。

純皓が抱える光彬への強い執着と、将軍としての優しさを貫く光彬のひたむきさが、事件を通じてどう化学反応を起こすのか。愛と支配、そして過去からの因縁が絡み合い、息をのむ展開に引き込まれます。美麗な筆致で描かれる大奥を舞台にした、濃厚な一冊でした。