私は宮緒葵さんのファンです。
が、しかしどうしたことか今回はどうにも私の萌センサーに引っかからなかったようで…。
あらすじは割愛させていただいて、私がなぜこんなに萌えなかったのだろうかというところを述べさせていただければと。
まず宮緒さんの特徴というのは攻めの執着具合。執着というよりヤンデレというところだと思うんですよね。
作品の全てとはいいませんが、攻めが執着してターゲットロックオンされた受けはもうどうやっても逃げれない。
とにかく攻めが受けを何が何でも手に入れる。
そのためなら手段選ばず、世界をなぎ倒す勢いでひたすら邁進していく。
私が宮緒作品の好きな所ってそういうところなんだと思うんです。
攻めが犬ってのも素敵ですしね。
で、今回の作品なんですが、義母モノってのは、やってくれるよ宮緒さんってな具合で大変評価できたんですが、龍神の話だからまあファンタジーなんですよ。
ファンタジーって私あまり読まないんですが、「ファンタジー=何でもアリの都合のいい世界」だと思うんですよね。
ルールがね、無いじゃないですか。
空も飛べる、相手の心が読める、魔力で倒す。水戸黄門の印籠よろしくうまいこといかなかったらなーんでもファンタジーで片が付く。
ちょっと障害を付けたかったらここまではいいけどこれは出来ないでOK。
私の捉える執着攻めヤンデレ攻めっていうのは
・攻めがいかに受けに対して努力しているか。
・目標と達成するために心血を注いでいるか。
・故に思いが強いか
だと思うんです。
攻めの義母が受けをすごく執着しているのはわかるんです。
しかしそこまでのプロセスっていうんですかね?
親子愛から発展した感情だからでしょうか、愛しい愛しいばかりでのっぺりしていて、感情がドロッとしていないというかそこが薄いような気がしました。
宮緒さんの作品「愛犬志願」ほどの作品のスケールが無かったし、当て馬的なキャラがブレ気味であまり生かされてなかった気がします。
そして終止攻めと受けの箱庭的な印象があり、なんていうかな…二人の運命が出来レースというか…難しいな。
いつもの宮緒節といいますか、なにかこう、突き抜けた感じが読者としてあまりなくてなかなかページが進みませんでした。
と、いうことで今回は萌で。
しかし宮緒さんはこの世知辛いBL界でも稀有な存在だと大変評価しておりますし、ファンなので。
また来年、素晴らしい執着攻を心より期待しております。
いやぁ、つまんなかった。
苦痛だった。
あまりにもつまんなかったから流し読みして終わったっていうね。
高2の葵が受。
攻めは黒鉄という長寿の化け猫。
葵の両親が事故で亡くなったところから物語ははじまります。
大した山場もなくのっぺりと日常的な話がずらずらと述べられて終了です。
大したオチもないです(笑)
どうやら同人誌を数冊出していて、それをそのまんま文庫本として出版したっぽいんですね。
中盤でいきなりいままでのあらすじみたいな文章が出てきて「え?同人誌をまんま載せてるの?普通こういうのって編集?とかさ、加筆修正しないの?」
とビックリしました。
とにかく文章が読みにくい。
読みにくいっていうかまったく引き込まれません。
初めのうちは受けの話と、猫の話と、化け猫の世界の話と、受けの友人の話が交互に出てきてストーリーの主軸がブレブレではぁ?ってなるイキオイ。
もうこの時点で嫌気がさしてました(笑)
キャラにしても攻めの魅力さが全く伝わりません。
モフモフは高確率であります。
モフモフの確変入ったんかってくらい。
でも全然魅力的じゃないんだよなぁ。
そして受の性格もブレブレ。
やたら両親が亡くなってセンシティブになってるわ、友人に当たりまくるわ、怒った言葉がやたら口汚いわ。
そうかと思えば普通の口調になったり。
なのにエロのときはアンアン言うからね。二重人格か。
好みの問題なんでしょうが私は無理ですね。
こんなん詐欺レベル。
出版社って同人誌をそのまんまのっけて加筆修正せずに商売してもいいの?
これで売れると思うの?
表紙に耳と尻尾を描いてればいいわけ?
バカにしてんの?
ラルーナ文庫って龍をめとらばってのもレビューを見てておもったけど要注意ですね(笑)
ノベルズから文庫化されての登場です。
実は既にノベルズで本編は読破済み。
日頃はこんな買い方しませんが、どうしてもその後のショートが読みたくてレジ特攻です。
本編はノベルズで皆様レビューされていますので割愛。
「水色影絵」
時系列がどうなのかよくわかんないですが尚季が洗面所で歯磨きしてたら飛月がやってきてのイチャイチャ。
「ダブルベッド」
所謂お義父さんととよばせてくださいネタです。
尚季パパが登場します。
その後の仲睦まじいエピソードとして二人は時間があればいろんなとこの温泉や旅行をしているようで微笑ましい様子が窺えます。
しかし、獣化していないとはいえ、いつ二人の間に辛い現実が起こるかわからない、だからこそ急ぐように二人で思い出を作っていく背景には幸せの反面、しょっぱいところもあり…。
そして尚季がパパに将来の進路として獣医を目指すと伝えるエピソードも。
不確定要素の多い不安定な二人の未来ですが短い作品でありながらも二人が未来に向かって生きていこうとする姿が垣間見れてよかったです。
私としては獣姦ものとしては一番押しですね。
文庫化にもなりましたし、SSもついてますし、未読の方は是非読んでみてはいかがでしょう。
ということで神評価とさせてもらいました。
このページの表紙イラストが全然違うんですけどね。
だれか直したげてー。(笑)
裏表紙のあらすじが、攻がちょっとムッツリっぽい感じを受けたので(笑)レジに特攻です。
私、ムッツリ攻めが好きなの。
主人公の葉月の一人称のみの語りで進んでいきます。
現在大学生の受の葉月と攻の白石は中学からの同級生。
葉月は自他共に認める超美形でモテモテ。しかも勉強、スポーツもそつなくこなすイケメンです。
攻めの白石も葉月より2センチ身長は低いもののガッシリとしたそれなりの男前だそう。
しかし最近白石がどうも自分に気があるらしいことに葉月が気付きます。
でも、態度や手つきはどうにも自分に気があるとしか思えないのに言葉にはださないから葉月は困る。
自分はノンケのイケメンだから白石に告白されたら断る気満々なんだけど、こっちから「俺のこと好きだろう?」とは言えない。友達の仲がこわれるのも嫌なんですね。
そうやって悶々としていたら夏休みになり白石と一緒に入っているサークルの合宿に行くことに。
そこで、紆余曲折から葉月が車に拉致られて野郎達に薬を使われマワされそうになり…。
という話。
そこからはまあ大体のテンプレを辿るわけですが…。
感想としては面白いかったという方には入るんですが、最後があまりにも駆け足すぎたかな。
まず良かった点をいえば、一人称で自他共に認める美形キャラでありつつ全然イヤミっぽくないくらいライトな文章であったこと。BL小説でここまでライトってあまりないような気がします。
まさにラノベ感覚。
これがBL小説として容認されていくのかはわかりませんが新鮮だなと。
残念であったのは攻めも受けも口調が同じでどっちが喋っているのかわからないところがたまにあったとこ。
それから攻め視点が無いため攻めの白石の感情がわかりにくかったですね。
ネタバレですが、受けは二度別の男に襲われます。
一度目は攻は寡黙に受けを助け(エチはしますが)、理性的に振る舞うんですが、二度目の時はすごくキレちゃうんです。
私は読みながら「普通一度目でキレるじゃろ?」ってツッコミ入れました(笑)
でもなんとなくこの作家さんの味というか文章、嫌いではないんです。
最後が駆け足で終わった感があるし、ツッコミ所もあるんですが、初めての文庫だそうなので、私は次回に是非期待させてもらいたいと思い、中立だけど萌評価にさせてもらいました。
私もレビューのステマにヤラレタ一人?です。
読んでてあんましにもつまらなすぎて半分で投げ出しましたがな。
私はいつもちるちるさんのレビューを基準にさせてもらってBLを購入します。
初期は神評価がズラーっと並んでたからね。そりゃ買うよね。
で買ったあとに他のレビュアーさんからのステマ発言で「うわーヤラレタわ」と思ったけど、それはもうアフターフェスティバル、後の祭りですからね。
買ったし、仕方ないから読んみたけど、いや、マジでイラつく内容で撃沈でした。
この作者の菊市さん、今までBL書いてたことあるんですか?
文章力はいいと思うんです。
しかし、BLの刑事モノではなく、作者の大好きな刑事モノにBLを無理矢理くっ付けたといった印象しか私は受けませんでした。
攻めは受けをことあるごとに「クールビューティー」て連発しまくるわ、敵役には「お嬢ちゃん」言われるわ、いやもう何なの?不自然すぎるわ、イラつくわ、読み手にケンカ売ってんのかくらいのウザさです。
私は半分読んで投げ出したからここまで言ったらヒドイかもしんないけど、この作者は本気でBL作家としてほんとにユーザーのこと考えて書いてるんでしょうかね。
BL好きじゃなきゃBL作家は無理でしょう?
「こういう感じでなんでも美形の受け設定ならアンタ達、萌えって喜ぶんでしょ?」
「こういう感じで攻めが受けにちやほやしてたらアンタ達萌えって喜ぶんでしょ?」
そういう感じでこの本を書いたようにしか私は思えませんでした。
ようは読者をバカにしてるとしか感じなかったなー。
で、ステマですがね、ステマかどうかはわかんないんだからステマステマいうたらカンジ悪いけどね、神評価4に趣味じゃない9ですよ。そら趣味嗜好もあるだろうけどやっぱおかしいんじゃないかと思うよね。
だってつまんねえんだもん。
どこの世界にもサクラはいるよ、でもこういうサイトでやるのはヒドイよね。
ここの腐女子の方ってレビューとかすごいしっかりした文章で書き込みされてて、常連の人とかすごいインテリだよなーっていつも思うの。
だからこそ、レビューにはすごい信頼を寄せてたんだけど、こういうことがあるとほんとにひでぇなって思う。
パチスロの世界にもサクラはいるけどね、サクラが出して「見せ台」作ったってそれをみて騙されるのは百人もいないんだよ。
ここはサイトだから何百人何千人のひとが見て騙される、それはしちゃイカンことだよね。
腐女子の数少ない大事なとこでやっちゃダメでしょう。
そういうことは密林だけにしてほしい(笑)
私はそう思えてならないのです。
さあいきますよ辛口が!
はじめからネタバレなのでいやなひとは読まないでね。
主人公受けが高3になってやってきたのは見た目もモッサリした眼鏡の新米教師の風間。
担任ではないけれど受け所属の写真部顧問になります。
受けは風間に好意を持ち、風間もまんざらではない雰囲気。
そんなある日、受けは繁華街でチンピラに絡まれたところを助けてもらいます。
助けてくれたのはド派手ヤクザの風祭。極道の若頭でした。
一目惚れだったらしい風祭は毎週デートに誘い受けを可愛がりますが、最初はビビっていた受けもどんどん風祭が気になります。
が、風間先生と風祭は同一人物なのでした。
おわり。(笑)
BL番、只野仁ですね。
私、この作家さんが結構すきでよく読むんですが、今回はどうにもこうにも面白いとはいえませんでした。
初めの数ページで二人一役がモロバレで気づいてないのは主人公だけはかなり疲れますわな。
初っぱなからバレバレだからなにかヒネリがあるのかと思いましたが無回転のヒネリゼロ。
最後に受けが同一人物を知って風祭を選ぶでハピエンてもう読者おいてけぼりです。
同時収録はその後の話なんですが、受けが誘拐、風祭が助けてっていう内容なんだけど……。
なんかこう、風祭はいい大学でた賢いヤクザ設定で株取引でシノギをガンガン上げてるんですが、みためは武闘派でやってることも全然高学歴っぽくないんですよね。
しかもヤクザ同志やりとりとかがなんかヌルイ。
攻めのいいとこがよくわかんない。
受けも受けでポヤンとして大丈夫?みたいな。
よくこんなフワフワした設定と内容で出版社もOK出したなと思います。
と、いうことで趣味じゃないですが、次回の期待値をこめて中立で。
コミックスって当たりハズレが激しいですね。
以前、「男子寮の玩具」をコキおろした私でしが、これもダメでしたね。
絵がそれなりなのは表紙だけです。
いつも思うんですが、この「表紙だけ詐欺」多すぎでしょう!
昨今、書店ではビニール包装されてて中身は見えないですからね。
で、中身を帰宅してムキムキしてみたらアラ不思議!同一人物が描いたと思えない雜ぶりじゃないですか。
とにかく見づらい漫画です。見づらいからイマイチ話もよくわかんないし。
絵はダメですがエロいのは間違いないです。しかしよくわかんないコマ割と雜な絵のせいで全然エロくないっていう。
私は絵が壊滅的に描けない人間なのでここまでディスるのはどうかと思いますが、何年も商業誌やってこれで表紙詐欺って酷くね?
他の良作と値段一緒なのよ?
BLでエロかったらなんでもいいんかと。商業誌でやってけんのかと。
こんなことなら電子書籍で試し読みして絵のクオリティ確認しておけばよかった(涙)。
散々ディスりまくりましたが、そういうわけで、絵が下手すぎて内容はよくわかりませんでしたし、表題作以外にも一作あったんですが読まずにやめました。
ブックオフ直行便です。
BL設定もここまできましたなー。
イロモノ設定、風神×雷神か、なるほどなるほどー。
というわけでレジに特攻です。
主人公の受けは大学受験に失敗したフリーター。
しかし残念なことに何度アルバイトをしてもすぐクビになっちゃう。
なんでかっていうと、自分の家系の女性が代々雷神を司るんだけどある事故から受けは男なんだけどその能力をひきついでしまったらしい。
その為バイト中にやたら身体が帯電しているせいで人に接触すると静電気を発生したり、自分の帯電した電気のせいでレジなどの電化製品を壊してしまいます。
実家がパン屋だから家業を手伝えばいいんじゃないかと思うんですが、本人は嫌らしく、アルバイトを転々としますが上手くいかない。
しかもこのままどんどん帯電質がエスカレートしたら身体がヤバイんじゃないかと心配していると家族からナイスな情報が。
それは風神を司る五十嵐家直系の人物に触れるとアースの役割を担うらしく、帯電が収まるというのです。
その直系が経営するカフェ屋さんのオーナーである今回の攻め鷹人で彼に会いに行くというお話。
受けの努力でなんとかそこのアルバイトにつかせてもらい、あまり波風もなく攻めとハピエンです。
なかなか文章能力が低いため書きづらいですがあらすじとしてはこんなもんかと。
で、感想としては結構なイロモノ設定なんだけどなんかイマイチってカンジですかね。
攻めがやたら大人でとても生真面目な設定で受けが高卒だから包容力系恋愛になってしまってるし、私は溺愛設定好きですが包容、年上、大人設定はあまり好きではないのもあるかもしれません。
イロモノ設定で穏やかにストーリーが進行していくのが私にはチグハグした感があり、いまいちグイグイ読み進めれなかったのがあるのかな。
当て馬に攻めの弟、剣吾ってコがいるんだけど、ひょっとして剣吾のほうが天真爛漫な性格で、こういう話には攻め設定にあってるんじゃないかともおもってしまいました。
と、いうことで萌判定させていただきました。
しかし、BL設定飽和状態で色々出してもらえるのはいいことだと思います。
これからも失敗を恐れず色々だしてもらいたいもんです。
初読み作家さんでしたが、まあ絵のキレイなことといったら。
私好みのタッチだったんでしょうが、うっとりしました。
んが!ストーリーとしては微妙だったかな。
芸能界モノのビッチ受けと裏方攻めの話なんですが、いまいち乗りきれなかったかなあ。
ひとつめは受けがビッチになるきっかけがレイプだったっぽいんですが、イマイチわかりにくい。なんつーか、ぼやかしすぎてて受けの敵役?の悪役加減がボンヤリしててわかりにくい。
二つ目は攻めが受けを好きになったキッカケがよくわからなかったところですかね。
なんかいきなりすぎるし、以前からずっと受けを見ていたらしいんですが、これまた表現がボンヤリ。
そして攻めは受けに対してなんかもうなにやってもスーパーマン設定。
たまたま受けのレイプ映像のマスターCDがあったから瞬殺破壊とか都合良すぎてビビったぜオバサンはよぅ。
なんかもうスーパーマンすぎてね、攻めの良さが半減してるかんじするし……いきなり颯爽登場してガンガン寝技で骨抜きにして受けの障害物蹴散らして、受けのメンタルを持ち上げてって…。あまりに完璧で逆にキャラが薄くなってるような気がしました。
しかし!絵はほんとにキレイ!こんなに上手い方がBL業界にいてくれてありがとうレベル。
普通、表紙がキレイで中見たら絵がイマイチって散見されますが、このかたは逆。表紙より中身の美麗さがすごいです。
これでストーリーがしっかりしてたら文句なしの神評価なんですけどね。
また天王寺さんの漫画を手に取るかといわれれば……うーん、そうとう面白い話なら読むかな。
という感想で萌x2にさせていただきます。
まず、本屋で購入したとき、てっきり表紙の上っかわのこが攻めだとばっかり思って購入したのが失敗でした。
読めばなんてことないビッチ受けじゃん。
裏表紙にちゃんと書いてあるのにきずかないなんてもう事故レベル(笑)
まあ買っちゃったし、読んでみるとこれがまた面白くなくて。
もう途中からはぱらパラパラっと流してジエンドにゃん。
今回はなにがこんなに駄目だったかっていうと、とにかく読みにくいところでした。
絵が雑っていうか、ごちゃごちゃしてて…絵もそんなにキレイじゃないです。表紙の絵は「頑張って描きました」ってカンジでしょうか。
やっぱり漫画だからね。絵は大事だよね。
以前も思ったんですがこういう同人誌レベルのものをどうして出版社は乱れ打ちの如く出すんだろう。
出版するだけ赤字じゃね?
もっと出版社としてプライドをもってがんばってほしいよね。