「久藤(α)」×「宮内(β)」の執事カプのお話です
もう、これは、泣ける(断言)。
私は、ほんっとに「涙腺崩壊」というか「精神崩壊」ってレベで泣けました。
その泣けたポイントをご紹介、、、
葵(運命の番と結ばれたΩ)が妊娠した事が発覚した事で、ずっと葵の「一番」になりたいと願っていた宮内は、久藤の前で昔を思い出して涙を零してしまうのです。
久藤はそれを見ておもわず抱きしめてしまい、それによって自分の恋心に気づきます。
このね、宮内の回想シーンから泣くまでのとこが、本当にたまらない……
「宮内はね、ぼくの王子様だよ」
なんて言う葵は、性別を意識することなく、これから自分がその性別によってどれだけ苦しむのかをまだ知らず、無邪気に笑うのです。
そんな幼い頃から葵を守り、愛し、「一番」の存在になりたかった宮内は、
「誰…よりも…っ」
と、零して泣きます。
βだからβだからと、このシリーズで1番「性別」というのに苦しむのは、断言します、宮内です。
あともう一つ…宮内がずっと美しい。可愛い。尊い。
街中に2人で出かけた時に、見知らぬΩが発情期になってしまうのですが、
その時に宮内が久藤を連れて裏路地へ行くんです。
それって、なんていうかもう、「久藤に運命の番がを見つけて欲しくない」ってことじゃないですか
「自分以外の所へ行かないで欲しい」っていう想いの前兆だと思うんです
それに、久藤に「この運命じゃご不満か」と言われたあとの照れ顔……
もう、めちゃ惹かれてるやん!!!
「誰かにとって特別な存在」に自分がなるというのが、宮内にとっての夢なんでしょうね……(T^T)
巻の最後の方でのエッチで、噛み跡を残して欲しい、とβながら久藤にお願いしたりするのも、
「特別な存在」である証が欲しいのだと思います。
でもね、
そこで「俺は、お前をΩにしたいわけじゃねぇよ」と言う久藤も好き……
……ヤンキー顔な人ほど根は優しい理論は、やはり成立すると思うんですよね、はい。
…若干話が逸れました。
つまりはですね、
「完璧な執事・宮内」と「ヤンキー顔で周りから怖いと言われる・久藤」
⤴︎ ⤴︎⤴︎こんな2人なのに、一緒にいる時だけはすぐ照れたりしちゃう……
そう、ギャップ萌えなのですよ!!!
これだけ、愛する人の幸せだけを願ってきた宮内には幸せになって欲しい…
その一心です。
久藤の過去もかなり壮絶なものでしたので、お互い過去や性別に囚われすぎず、愛し合って欲しいものです(T^T)
次巻からもかなり泣けます
執事モノ×オメガバース!それすなわち最高です…
(※ストーリーというより、ポイントポイントの魅力を記したいと思います)
「次郎(α)」と「葵(Ω)」が惹かれ合うシーンがたまらない!!!
2人は出会った時からずっと互いの「香り」に翻弄され続けています。次郎は、それと裏腹に葵に辛く当ってしまったり…(இoஇ; )
でも、そんなもどかしい2人を決定的に近づけた事件が起きます。
葵の「発情期」です。
「運命の番」には逆らえない、ということを強調したように思います。この価値観は、これからのストーリーにおいても重要です。
エッチシーンは、やはりエロい。たまらなくエロい。
心はまだ許さないのに、体が求めてしまう…みたいな展開ってすごくいいですよね…( ≖ᴗ≖)(え)
もちろん、愛し合ってのエロもたまりませんよ!?
あ〜〜〜でも先の巻を読んでしまってる私としては、こちらのカプ以上に執事カプ(次郎の執事・久藤(α)×葵の執事・宮内(β))を推してしまってるので、
この上巻でも彼らに注目してしまう……
もちろん最初は順番通りに読むべきだと思いますが、ぜひ最後までいったら、こちらの巻に戻ってきてみてください
最後に!
やはりオメガバースならではのαとΩの繋がりというのは、唯一無二です。性別から入った恋愛でも、幸せになってくれたらもうそれで…!(T^T)
ただただ、2人の幸せを祈ります。