あまりにも綺麗な表紙、そしてどこか不思議な「空中抱擁」とゆうタイトル。
ずっと気になっていましたこの作品!
手にとって大正解でした!!!
私はすごくすっごく好きです。この作家さんの感性。
素敵だと思います。上手く言葉にできないけど…胸がふぁっとします。
派手な展開はないのですが、表現のアプローチがとてもセンス良く
優しくて細く繊細な線画が美麗で
こころの琴線にそっとふれてくるような繊細さやせつなさがあります。
絵はもちろん、みてのとおりとにかく美しい…!
まさに眼福なのですが、それだけではない
独特の情感を漂わせています。は~ひたっちゃいます~
キャラクター、受のレイのどこか儚げな表情や蔵ノ介の熱と艶をおびた視線に
色香が漂っていてぐっとくるものがありました。
全体的には余韻や感性にまかせる表現方法なので、好みもあるかもしれませんが
言葉にはしづらい引き込まれる魅力を感じる作品でした。
話は割とあっさりまとまりますが、ふたりの愛が感じられたので
そんなに気にはなりませんでした。
それにしてもよく描きこんであります…sayoko先生。
それもどのコマも丁寧なので、読んでて気が抜けない感じも(笑)
あとカバー下やあとがきのイラストも大好き!!!
雨上がりの瑞々しさのような世界です*
ひさびさに純粋にいいな~と思ったり、キュンとする作品でした。
次の作品も早く見てみたいけど、季刊クラフト…まだまだ時間がかかりそうです;