熊猫先生お得意のピュアな受け&ちょっと意地悪な攻めのお話です。
バンドマンの遊は見た目はクールなイケメンだけど実は恋愛経験ゼロの童貞くんでホストのスカウトマンの攻めにあっという間にコローンと転がされてしまいます。
ウブな反応がめちゃくちゃ可愛いです。
攻めの慶太も普段はニコニコしていてチャラい感じだけど、ガチで口説きモードに入った時のシリアスな表情や壁ドンからの強引なセリフなんかのギャップが素晴らしいです。
ちょいヒゲで細身でスーツの似合ういかにも夜の街のお兄さんっぽいんだけど、ギラギラしてなくて、ちょっとだけおじさん入ってる感じが絶妙にカッコいいんですよね。
熊猫先生の絵はオシャレで可愛くて、個人的に大好きなので、登場人物達に愛着が湧いちゃいます。
慶太が遊をどんな風にエッチに育てていくのか気になりますね。
博士先生の作品を読むのは3作目なんですが、この作品が一番好みにハマりました。
まず主人公の蛍と犬神様のビジュアルが美しくてキャラもいいです。
受けの蛍は黒髪で可愛らしいけど、ちゃんと男らしさもある純粋な青年。攻めである犬神様は長髪の美形でツンデレキャラ。
傍若無人な犬神様が、実は蛍に対してしっぽぶんぶんだったことがわかって、可愛くて悶えます。
たくさん出てくるワンコの絵がリアルなんですが、すごく可愛いです。
村の青年が巣穴から落ちた仔犬を拾って、一緒に暮らしていくエピソードは、最後の別れのシーンで読む度にうるっときてしまいます。
また生まれ変わってもきっと2人は一緒にいるんだろうな〜
非現実的な設定で、しっかりエロもありつつ、ちゃんといい話に纏まってるところがすごいです。