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レビューなんてあてにするな!2人だから恋になったんだよ。

2人のライフステージが変わり今までのようにはいかないはずなのにラブラブで、ようやく登場した佳乃さんは相変わらず美人で恋人からの連絡に周りが気づくほどダダ漏れとても幸せそうで大変良かった。
スイくんのお店でカレーモグついてる佳乃さん可愛くない?
「ロウくんはどんな大人になってくのかな」にシリアスな想像をしてしまったけど、出た言葉が「かみ、黒いの見たかった」可愛すぎない?年上だから我慢してた?
え、そんなこと?みたいな狼くんのびっくり顔もとってもいい。だって佳乃さん、この恋が初めてなんだよ、しかも相手は9歳も年下なんだよ、甘え方もわがままも分からない赤ちゃんだから、仕方ないよね。

2人でお昼食べてこいとの上司命令でお昼を一緒にした仁瑚くんと狼くん。狼くんは仁瑚くんのことを知っていたんですね。就職先が編集部というところが意外でした。何をやっていそうかと考えると難しいですが、コミュ力強者だから営業とか向いてそうだけど、髪色自由にしたいだろうし、でも企画とかも向いてそうだな。熱心な読者であったことは仁瑚くんにとっては意外だったんじゃないかな。この食事会で、仁瑚くんに言われた「自意識過剰」狼くんは身内のスイくん以外に面と向かって言われたことなんてなかっただろうし、近すぎて、狼くんが好きすぎる佳乃さんからは出ない言葉だと思いました。

夜道で散歩しながらの煙草
佳乃さんはロマンチスト。火を移すまでの1コマ1コマがまるでスローモーションで、佳乃さんの破顔がキュンとしました。狼くんの「すっ」は吸っちゃった!みたいなことかと思ったら「好きな人」に反応したのか、そんな初心な反応するの?あの狼くんが!ってなりました。今まで、余裕のある狼くんが佳乃さんの可愛さに振り回されて、逆にそんな狼くんを可愛いと言える佳乃さんに余裕が生まれてきた回でもありましたね。

狼くんの職場
1巻では佳乃さんの生活中心で描かれておりいつまで経っても狼くんの人となりが見えなくて、佳乃さん可哀想…って感情が強かったですが、今作では狼くんが佳乃さんに興味を持ったように、仕事や仲間にどのように興味を持ったのかを中心に描かれていました。狼くんにとっては「仕事が楽しい!」と思う入口なのかな。でも佳乃さんがおいてけぼりになってるよ…めっちゃ寂しそうな顔してるよ!気づいて!と2話の最終コマが対照的でしたね。

仁瑚くん
傍から見たらひっどい男と付き合ってましたね。
狼くんが仁瑚くんの家にお泊まりする時「なんか意外だなぁ」と言う狼くんですが「【自分は佳乃以外眼中に無い】だから牽制することなんて頭の片隅にもなかった」佳乃さんの気持ちに寄り添えてない未熟な部分が出てましたね。
佳乃さんも狼くんが善意100%で行動してると信じてるから上手く伝えられない。
交際約1年で信頼関係がそこそこできてからの環境の変化で、新しい環境が楽しいのは分かるけど、自分の気持ちが佳乃さんに届いていると思っているところ良くないぞ、狼くん!
眼中にも無いから「オレがフリーだったら全然アリだよ」なんて言葉もサラっと出てきちゃったんだろうな。嘘では無いけれど、あくまで自分が誰にでも開示できる気持ちの部分まで。
狼くんが本音をさらけ出して話す時にはいつも不安そうな顔をしているから余計にこの言葉に深い意味は無いんだなと思いました。

だんだんムカついてきた佳乃さん
そうだ!佳乃さん!もっと怒っていいんだよ!!
ベコベコにされたペットボトル可哀想に思いつつ、佳乃さんの心の声に「そうだ!そうだ!」の大合唱です。

「ロウくんをとられちゃったら」の佳乃さん、ひとまずお話置いといて、美しすぎるので堪能してください。
年の差があって、2人が全く違うコミュニティで過ごしてきたからのすれ違いな気もします。
ほぼ間違いなく狼くんが悪いですが!

仲直りシーン
甘々イチャイチャはもう、みなさんで堪能してください!そんななか、突如ぶり返す佳乃さんの不安
「そんなこと言わせないから」と狼くん。君が悪いのに、思わず泣きそうになった。過去の狼くんを思い出す佳乃さんを見て、あ、みんた先生この顔絶対描きたかったんだとなりました。
いつも飄々とした狼くんが本音を出す時の顔。この表情があったから仁瑚くんを恋愛的な意味で眼中に無いんだなと改めて思いました。

これから
駅のホームで佳乃さんが「オレのこと見つけてくれてありがとう」と言った時、思い出したのが仁瑚くんを励ますシーン。きっとこの場面に立ち戻ることが正解だと思うんだけど、過去の自分の発言と同じことを佳乃さんに言われて思わず、「この人だ」ってさらに確信したんだと思う。価値観とはちょっと違う、自分の大事にしてるところと一致した時の運命感が伝わりました。

私はこの終わり方、同棲編ある?と期待しました。
高校生や大学生の恋愛模様なら学校も放課後も四六時中一緒みたいな感じで2人しかない世界でストーリーが進むことが多いと思います。
恋をするつもりはなかったももちろん漫画ではありますが、社会人同士ならではの時間の使い方、恋愛の進め方があり、みんた先生の作風は等身大設定が多く周りの環境が2人の関係に影響をもたらすところが丁寧に描かれているなと思いました。

同棲の提案も以前の狼くんなら事後にサラッと言っちゃってたんじゃないかなって思います。

感極まってプロポーズのような言葉を伝えてしまったのが駅のホーム。佳乃さんにかっこいいって思われたいのに、自分の思うかっこいいとは程遠い状況で落ち込んでいても、佳乃さんはかっこいいって言ってくれて、狼くんは愛されてますね。

私はみんた先生の作品全肯定botなので今作が合わない方もおられるかと思います。先生の描く世界の中に浸ることが至高です。そんな私が望むことは今後同棲をする彼らの未来をそっと見守ることです。
続編大変期待しています。