自分的にはこの作品を読んでいない人なんていないんじゃないかという感覚です。ヤクザもんが苦手だからとかレビューがちょっとアレだったからという、凝り固まった固定観念や他人の評価なんてのは捨てて、この物語において一旦ケリがついた6巻まで、是非一気に読んで欲しいと思います。そして今からこの"囀る鳥は羽ばたかない''に出会える方、すごく羨ましいです。それだけはハッキリ言い切れる天上天下の神作です。
内容について深く語ればキリがないのですが、極上の男達が繰り広げる切ない純愛に悶え苦しむことになります。掲載雑誌ihr HertZ(大洋図書)を我慢するには仙人並みの忍耐力が必要になります。漫画というよりは映像を観ているような感覚になり、"引き"の作り込みは海外ドラマ顔負けです。深くハマり囀るジャンキーになったら、レクサスという車の存在がエロく感じたりスリーピースの男性にフラフラついて行ったり、必要もないのに警察官に道を聞いたりするようになります。
矢代と百目鬼、それをがっつりサポートする脇役の素晴らしさ、ストーリーの緻密さ、絵の構図のセンス、とにかく読んで五感で味わってください!死ぬほどおススメします‼︎
6巻の感想に相応しいコメントではないかもしれませんが自分のレビューとさせて頂きます。