驚きの甘さ…!
え、これって本当にDom×Subユニバース?と
びっくりするくらいの極甘っぷりでした。
高校生の鈴はある日、学校で突発的なSubの発作に見舞われ、
その場に居合わせた後輩でDomの青砥とプレイをすることに。
その後、青砥からの提案で期間限定の仮のパートナーになります。
とにかく青砥のプレイがあまあますぎて、
Dom/Subユニバース特有の背徳的な空気感が皆無でした。
コマンドも鈴を組み伏せるようなものは0で、
とにかく鈴を気持ちよくすることに重きを置いていて
鈴を支配するというよりは終始鈴を愛でるプレイでした。
そんな青砥とのプレイに心身共に絆されてゆく鈴でしたが、
あるとき青砥とのプレイの最中に子供の頃に受けたトラウマが
フラッシュバックしてしまい、鈴は青砥と距離を置くように。
それでも鈴と関係を続けていこうとする青砥を置いて、
イギリスへ旅立ってしまう鈴が切なすぎました。
何があっても鈴から逃げることのなかった青砥に対して、
事あるごとに青砥を避けたり、逃げようとしてしまう鈴の
臆病さがもどかしかったです。
それでも鈴を諦めずに国境までも越えてきてくれた青砥の
健気すぎる執着愛に心が震えました。
青砥が決して諦めなかったからこそハッピーエンドを迎えたものの、
最後くらいは鈴の方からも歩み寄って欲しかったかな…と少々物足りなさも。
逃げてしまった分も取り返せるくらいこれからは青砥を愛し抜いて欲しいな。
ああ、色々言いたいことがあったのに…
最後の破壊の暴挙によって全部もってかれちゃいました。
いや、正直破壊×予渦もうっすら期待していたけれど、
そもそもノンケだし破壊の自由人すぎるキャラからして
ないか…と諦めていたのにやっぱりあるんかい!!!
せっかくバランズのみんなで新企画に挑むと盛り上がりを見せ、
人前で歌うことが苦手な春輝が優希やメンバーたちの助けを
借りながらレコーディングを頑張って大成功を遂げたり、
優希も倒れるまでお仕事頑張った末に大きな決断をしたり、
読みどころ満載だったはずなのに…
もうはかうずで脳内いっぱいだわ!!!
あ、全て破壊にもっていかれたなんて書いてしまいましたが、
もちろん春輝と優希のイチャイチャもエロもたっぷりと
堪能できる1冊となっておりますので、ご安心ください。
ヤバい!好き!(感嘆のあまり語彙力死んでてすみません)
ストーリーも恋模様も、最高すぎました…。
本作、スピンオフ作品とのことでしたが、オリジナルは未読です。
個人的にはスピン元を読んでいなくても全く不都合は感じられませんでした。
ヤクザの息子である遥来はかつて自分を救ってくれた椿に
子供の頃からずっと変わらぬ想いを寄せてきました。
ただ、椿が欲しい、彼を自分のものにしたい、と。
子供らしからぬ欲望を抱き続けて15年が経過。
けれど、二人の関係は相変わらず、世話の焼ける坊ちゃんと
過保護で世話焼き兄貴分のまま。
いくら経営者として手腕を発揮しようと子ども扱いで
対等に見ようとしてくれない椿に腹を立てる遥来。
その上、父がもってきた縁談話まで背中を押される始末で…。
これ遥来、脈なしでは?と不安に駆られたものの、
遥来からの呼び出しがあればすぐに駆けつけ、
遥来が危ないことに首を突っ込もうとすれば釘を刺し、
Ωのヒートに当てられてラット状態に陥れば抜いてやり…、
椿が遥来のことが大好きなことがわかりました。
それなのに、遥来が踏み込んで来ようとすれば素知らぬフリをし、
縁談相手と上手くいくように煽るようなことを言ってきたり、
いつまでも煮え切らない椿がもどかしくて堪りません!
地獄の極道面でガタイも良くて腕っぷしも強く、
大切なものを守るためならば自らを盾にしてしまう
ヤクザとしてはこれ以上ないくらいの男前なのに…
どうして遥来のことになると途端にヘタレてしまうのか。
ただ、口では遥来のことを大切な坊ちゃん以上には思ってないかのように
見せかけていますが、素直になれなくてもお互いが遥来のことを
誰よりも大事に想い合っているのが行動からもバレバレなんですよね。
そんなクールぶっているくせにクールになりきれないところがなんだか
可愛らしく見えてきちゃったり。
そして、そんな椿に振り回されっぱなしな遥来。
子供の頃から椿以外は眼中になくただひたすらに
椿だけを見つめてきたその一途さが愛おしいのです。
普段は強気には振舞ってはいるけれど、幼い頃から何度も誘拐されるなど
危険な目に遭ってきて父親や組員たちからも溺愛されて良い子に育ちました。
ヤクザのトップの子息と言えば甘やかされ放題のわがまま坊ちゃんと思いきや、
めちゃくちゃ努力家だし、腕っぷしも強いし、この受け、かっこよすぎる…。
椿からは子ども扱いされてきて相手にされなくても
初恋を貫き通し、椿に対しても真正面から
「出会った時から椿以外いらない」と言えてしまう遥来が本当に男前でした。
最後は遥来の粘り勝ちでした。
いざ折れてしまうとあまあま大放出な椿にニヤニヤするしかありませんでした。
ただ、念願の恋人同士になれたものの、この先の二人がもっと見たい…!
これ、続きますよね…?
続巻では恋人モードな二人が見られることをお待ちしております!
身体の関係から始まるアダルトラブ…と思いきや、
めちゃくちゃ純愛でした!
会社員の山田はアプリを通じて知り合った男と一夜を過ごそうとするも、
ホテルに現れたのはなんと苦手な同僚・瀧宮で…。
元々他人と一緒にいることが苦手な上に過去の失恋トラウマも相まって、
頑なに人を寄せ付けようとしない山田。
ゆえに周囲からは怖がれがちでしたが、瀧宮は真面目で芯のある
彼の人柄に惹かれ、密かに想いを寄せていました。
けれど、当の山田は人当たりがよく社内でも陽キャグループに属する
瀧宮に対して苦手意識をもっており、彼の好意にもちっとも気付きません。
そんな山田の思いとは裏腹にアプリきっかけで身体の関係をもってしまい、
互いがゲイであることを知って以来、瀧宮から猛アピールされることに。
周囲から見れば瀧宮の山田への好意は明らかなのですが、
トラウマが原因で人間不信のようになってしまっている山田は
瀧宮からの好意を素直に受け取ろうとしません。
こんなにもまっすぐでわかりやすくい好意なのに…とじれったい!
どれだけ塩対応されようと、はっきり突き放されようと
山田への想いが揺らぐことなくめげずに求愛行動をし続ける瀧宮。
大人の駆け引きなんて0で、そこにあるのはただ山田への好きという
気持ちだけで、そのひたむきな一途さが沁みました。
最後は瀧宮の粘り勝ちでした。
報われてよかった…!
そして、散々こじらせてきた山田ではありますが、気持ちが固まると
自ら「僕と、付き合って下さい」と言えちゃうのも男前でした。
仕事も恋も不器用だけど、コツコツと真面目で、
好きな相手には愛情深い山田が愛おしくてたまりません。
瀧宮と恋人同士になると、ガードが途端にゆるゆるになって
素直で可愛くなっちゃうところも可愛いんですよね。
あんなにツンツンだったのに、エッチの最中は
普段抑えている「好き」が溢れ出ちゃう山田のギャップよ…。
どうか、今度こそ、末永くお幸せに。
なんだこの幸せ空間は…。
はじめから最後まで幸せしかありませんでした。
これが新婚さんパワーなのか…。
本作は狼の春佳と兎の秋音、新婚二人の蜜月な日々を描いた物語です。
華奢で穏やかそうな秋音とは逆に大きくて怖そうな春佳ですが、
その逞しい腕で小さな秋音を軽々と抱き上げて守り、
セックスの最中も体格差のある秋音を気遣う超溺愛夫でした。
嬉しいことがある度に尻尾がぶんぶん揺れていたり、
不安なことや悲しいことがあると耳が垂れてしまったり、
耳や尻尾に感情がダダ漏れなところも可愛らしかったです。
対する秋音はその優しい性格や健気さは見た目のままなのですが、
種族が兎という特性上、些細なきっかけで発情してしまい、
とろけた表情で春佳におねだりする様がめちゃくちゃエッチという
ギャップの持ち主でした。
エッチの頻度問題による微笑ましいすれ違いだったり、
春佳が秋音の職場の若い男に可愛く嫉妬してしまったり、
小さな問題は勃発しているもののそれすらもお惚気にしか見えず、
本当に終始あまあま尽くしでした。
新婚さんらしくエッチの頻度も多めです。
甘く優しいエチから本能丸出しの激しめエチまで
ご堪能いただけちゃいます♪
全編を通じて相手を幸せにしてあげたい、
相手が大好きという二人の気持ちが溢れていて、
優しく甘い気持ちに浸ることができました。
糖分や癒しを求めている方はぜひ本作がおすすめです♪
発売お待ちしておりました~!
2巻の表紙は荻野さん!
真夜に負けじと眼福イケメンで破壊力も抜群です♪
人気VTuber“まひる”こと真夜とマネージャーの荻野は恋人同士。
仕事でもプライベートでもパートナーとなり、蜜月を過ごす二人。
相変わらず陰キャ真夜を甘やかして愛でて甘やかしまくる荻野の
濃ゆい溺愛に糖分過剰摂取状態でした♡
そんな二人のイチャイチャを堪能できる一方で、
今巻ではなんと真夜が事務所主催のライブイベントに参戦することに。
歌にダンスと、不格好ながらも仲間と一緒に
初めてのことに挑戦している真夜の姿を見ていると
他人とコミュニケーションをとるのも大勢の前に出るのも苦手で、
ヘラって引きこもって動けなくなっていた1巻の頃が思い出されて
成長したなぁ~と感慨深いものです…。(なぜか親目線)
けれど、練習を重ねてゆくうち、なぜか真夜の体調を崩すようになり…
メンヘラモード再び!
ライブの練習どころか配信すらもできなくなってしまい、鬱状態に陥る真夜。
そんな真夜を無理に配信に戻そうとするでもなく、
ただ静かに見守り、動けない真夜の世話をせっせと焼き、
眠れなければ眠くなるまで隣でおしゃべりをして、
優しく包み込んでくれる荻野の彼氏力が高すぎました。
ただ甘やかすだけではなく、真夜が自分で自分を傷つけるために
荻野に抱かれようとすればダメだよ、と押し止めてくれもくれ、
真夜を想っているからこそNOが言える荻野に真夜への深い愛情を
感じました…。
上司に偶然二人の関係が知られたときにも、自らの不安よりも
真夜のメンタルの安定を選んだ荻野が男前すぎました。
恋人で、年上で、マネージャーとはいえ、
根気よく向き合ってくれる荻野の包容力に感服です。
本当によくできた彼氏。
そんな荻野の献身によってラストで復活を遂げた真夜。
それまでの鬱屈とした空気を吹き飛ばすように
キラキラと笑顔でステージに立つ真夜の眩しいことよ!
しばらくしんどい続きだっただけに
このシーンはぐわっと胸が熱くなりました。
あと、上司から真夜のマネージャーをクビにすると
宣言をされたときにはヒヤッとさせられましたが、
二人の絆の強さが認められたことで保留になってよかった…。
荻野が真夜のマネージャーを絶対に譲れないように、
真夜もまた荻野ありきの“まひる”なんですよね。
どちらが欠けても“まひる”は存在しえないのです。
今巻は真夜の新たなる挑戦が描かれていると同時に
荻野の真夜への激重愛を描いた1冊でもありました。
特に続巻などには触れられてはいませんが、次巻も絶対くると信じてます!
表紙のおめめぱっちりな美少年に惹かれて。
本作が初コミックスとのこと。
印象としては王道ど真ん中の青春BLといったところでしょうか。
高校生の颯和は母親譲りの青い目が原因で友達ができず、
幼い頃からひとりぼっち。
中学生になるとその鋭い目つきが災いして絡まれるようにもなり、
高校生になっても喧嘩に明け暮れる日々。
そんなある日、上級生で人気者の匡士郎から声をかけられます。
傷だらけの颯和を避けるでもなく、コンプレックスだった青い瞳を
「青く澄んでて、 キラキラしてる」と褒めてきて…。
以来、学校内ですれ違ったとき、昼休み、と
事あるごとに声をかけてくるようになる匡士郎。
最初は声をかけられてもスルーだったり、
無愛想な返事しかしなかった颯和でしたが、
自宅の晩御飯に誘われたのをきっかけに
少しずつ心を許してゆくようになります。
小柄に似合わず喧嘩が強くて、他人に懐かない猫みたいだった颯和が
おいしいものを食べているときの夢中な表情だったり、レアな笑顔など、
匡士郎の前でだけ特別な素顔を見せるようになってゆく過程に
キュンとしてしまいます。
また、校内でも憧れの的で恋愛経験豊富そうに見える匡士郎が
意外にも恋愛初心者で颯和相手だとぎこちなくなってしまったり、
不器用になってしまうギャップにも初々しくて微笑ましかったです。
もちろん颯和も恋愛は匡士郎が初めてなのですが、
いざ恋人同士になると自ら後ろの準備をしてくれていたり(男前)、
予想外に積極的で組み伏せられたときの色気にドキっとさせられちゃいました。
もう5巻になるんだなぁ…としみじみ。
だけど、作中ではまだ二人が出会って1年しか経っておりません。
ということで、今回は修学旅行編。
修学旅行なので友達たちも交えてのわちゃわちゃ青春エピソードと思いきや、
旅行先でも相変わらず二人の世界でイチャイチャしている小田島と矢野でした。
夜にお布団の中でこっそり色々致しちゃっている二人が
周囲に見咎められないかこちらの方がドキドキしちゃいました。。。
その他にも小田島が矢野の後押しによって家族との食事会に参加を決めたり、
学年が上がることで部屋が分かれ離れ離れになるのに不安になる矢野だったり、
これだけ相思相愛でも不安要素が尽きない二人でした。
その分巻も続くから全然いいのですが…。
ラストでは新キャラ登場も匂わせられ、次巻も楽しみです。
ケーキバースでした。
大食い動画の配信をするユイは食べることが大好き。
だけど、ある日突然フォークになってしまい、
視聴者に本当のことを言えないまま配信を続けていました。
けれど、ある日、フードデリバリーのバイトでやってきた鈴から
いい匂いがして、彼がケーキであることに気付いてしまいます。
そして、ユイのファンであるという鈴とある契約を結ぶことになり…。
とにかく鈴がかわいいの一言に尽きます。
小動物的な見た目の割に心を許した相手には人懐こく、献身的で…
こんなのケーキじゃなくても絆されるに決まってる。
ケーキバースではケーキの体液を食す(舐める)設定が多いように思いますが、
本作では体液のみならず直接的に身体を舐め回しても美味しいという設定です。
それゆえに配信の助手バイトとして通ってくる鈴の身体を
頻繁に舐め回すユイですが、それが“食事”というにはエッチすぎるんだ…///
そんなユイに食事と称しながらも全身舐め回されてとろけちゃう鈴も
エロかわでした♥