放課後に行われる秘密のゲーム「カーストゲーム」でクラス内のカーストの位置が決まり、皆それぞれのカーストに沿った役割に従わなければいけない。
いわゆるリア充とか非リアとか、ガリ勉とかオタクとか、クラスのリーダーとかいじめられっ子の位置を決めるゲーム。誰が上で、誰が下、誰が誰の言うことを聞かなくてはいけないか。そんな本当の世界では空気に馴染んでいる事をもっとハッキリと見せてくれる漫画。
だけれど最上位の「キング」と「ターゲット」以外はカーストが移り変わってもあまり変わらないキャラもいるんだな…と思う場面もある。
その中で梓(受け)が最初はキング、刈野(攻め)がワナビー(パシリ)だった。はずなのに…そのワンコのフリをしていた刈野に新しいゲームでいじめの標的(ジョーカーと呼ぶ)までに蹴落とされ、更に罠を仕掛けられてキングになった刈野の好きな時に抱かれなくてはいけなくなってしまい形勢逆転。一気に地獄に突き落とされたような展開ですねw
なんやかんや何組ものカップリングが出てきて、同じ時期にストーリーが進むので時系列がちょっと複雑だが、そこは全然気にしない。
鬼畜ドS×中々折れない強気なアホの子
闇がちょっと深い優しいクール攻め×健気ビッチ
2巻に出て来る暴力的でロマンチストな不良×優等生のフリをしたドM
などなど…他にもいっぱいあります。メリバだったり過激なカプも多いけどとても魅力的。(攻め受けの表現がちょっとズレたりするかも。分かんないデス)
やっぱり刈野×梓が一番カワイイ〜!最初は梓感じ悪いし頭悪いなぁ…と思っていたけれどもどんどん梓というキャラが好きになりました。アホでエロくて色気あって芯の強いイイ子!!!!どストライクです。エロシーンも最初は強がっていたのに、すごく色っぽくなって刈野に開発されてくのも悪くないなぁ〜、と。
エロシーンは過激で、痛そうだなーと思ったりするのもある(乳首にピアス開けたり)。憎しみや騙し合い、エロエロが混じったそれぞれのキャラの関係は内容的にとても重たくて濃い。だけれど絵柄のスッキリさで不快感は全くありませんでした。
絵もストーリーも文句無しで、好きな人はすっごい好きになると思います。
最後に長文失礼しました。あと次巻のレビューみたいなのも混ざってすいません(._.)