「僕らにまつわるエトセトラ」から九號先生のファンですが、
陽キャと陰のある男子のカップルをとても上手に描かれるなぁと感じます。
過去の経験から心から素顔を頑なに表に出さない穣。
それを(記憶違いはあったものの)初恋の頃の記憶を交えながら、
改めて今の穣へ惚れていく蒼佑がどんどん心の壁をぶっ壊していきます。
田舎町、教師と生徒、いとこ同士...そんなしがらみと過去はどこまでも穣に影を落とし、
自分の気持ちは追い詰めてしまうだけなのか?と蒼佑に葛藤を与え擦れ違いを生んでしまうのですが、
最後には想いが通じ合い、あたたかい気持ちに浸れます。
想いが通じ合えたところで早速すぎない?というHシーンも大変満足できました・・!
舞台が広島の田舎町ということで、穣はじめ周囲の人々の広島弁がかわいいのもストーリーの魅力を増す要素になっています。