アイドルもの(芸能界が舞台のもの)を探していた際にこちらの作品に出会ったのですが、試し読みで東京ドームで柴ちゃん(受け)が担当アイドルからバーンされている描写を見て即購入を決意しました(笑)
現アイドルオタクのわたしは柴ちゃんが担当のポスターやうちわを部屋中に飾っていたり写真を触られた後に折り目付いてないかな?と心配する場面にあー!わかるわかる!と共感する面も多く攻めとの絡み以外にもアイドルオタクという設定を楽しんで読んでいたのですが、途中で春馬くんのお兄さんが登場します。まあ、あるわけないじゃん???という人物です(笑)
春馬くんを通さずに“お兄さん”と二人で会うシーンでも、いや柴ちゃんの気持ちが春馬くんに対して膨らんでるにしろ仮にも目の前にいる人、、あの人だよ??なんでそんな冷静に春馬くんの近況報告とかできるの???って気持ちが勝ってしまってそこから少し萎えてしまいました。他にも春馬くんの過去など。でも柴ちゃんはピュアで真っ直ぐなので春馬くんを利用したりっていう方向にならなくてよかったです。(オタクとしてはそこも引っかかりますがここはBLの世界)
純粋に受けと攻めの雰囲気を楽しめる方にはオススメできますが細かいリアルな関係なども重視する方には少し気をつけて読んでね!と言いたいところです。特に私のようにアイドルオタクをしている方には声を大にして言いたいですね。
そこに目を瞑ればとても可愛い微笑ましいお話です。絵も可愛くて柴ちゃんの表情ひとつひとつに癒されます^^ 倉橋先生の作品はこちらが初めてだったのですが絵はどたいぷだったので他の作品も読んでみようかなと思いました!