レビュー
あらすじを拝見して興味を惹かれたのと(兄弟モノが好きなので)、絵が好みだったので購入しました。
攻めである弟は、今までに見たことないような狂気を感じさせるキャラクター。赤ちゃん言葉で話しつつ兄である受けを犯していき、両親の前で自分達に肉体的な繋がりがあることをあっけらかんと公表してしまいます。その辺は面白く読みました。
しかし、細かいところが気になりました。まず、受けに誘われて東京にやってきたみどりの存在。彼女の行動や存在があっさりしすぎていて不自然に感じました。また、最後の方で兄と弟の性行為に父親が参戦する場面も、やや強引に感じました。序盤の、アルバムの存在を受けに教える場面は、一応伏線だったのでしょうか…。
全体を通して、ちょっとずつ無理矢理な感じが出ていたと思います。