平凡受けオメガバース。孤児院出身、魔力なし顔も平凡、バース性も不明なロバートが自分の境遇や能力を悲観する事なく飄々と前向きに努力と工夫で生きていく姿勢に好感が持てました。
かなりの高スペックなのに自己評価が低いのが原因で逃亡&雲隠れになるわけですが、
そこは番(予定)に逃げられたダリウスの奮闘ぶりも読み応えバッチリです。
書籍化の発表の後、ロバートとダリウスはどんな姿なんだろうかとワクワクしていましたが想像以上の素敵な2人でした。
平凡な容姿との描写なのにそうじゃ無いイラストも少なく無い中、平凡なのに可愛らしいロバートを生み出してくれたaio先生の素晴らしい表紙と挿絵も最高です。