もうBL沼に生息して5年も経つとだんだんレビューを書く方の気力は失われていくんです。
以前はツィッタランドがあって、そこで啓蒙活動してたりもしたんですが‥色々物騒な夜の中になりましたよね。
ただ、人様のレビューを読む方は相変わらず好きで、夜な夜なちるちるへやって来ては何かないかな〜とチェックしてます。
うすいしっぽ先生のこと、恥ずかしながら存じ上げす‥いやうっすら存じてはいたと思うのですが、何故か今までアンテナにかからなかったんですよね。
猛省してます。
レビュー書いてくださった方ありがとうm(_ _)m
正直、(えっ?射精管理BL?ちょっともう飽きてるな)と思いつつ読み始めたんです。
もう風俗店勤務とか、アイドルとか、裏垢男子とか、ヤクザとか、はいもうお腹いっぱいだし何ならだんだんモラルに逸脱しすぎてるストーリーは受け入れられない身体になってるよ、と思いました。
しかし読みながらどんどん惹き込まれて夢中で続編、単話までポチリました。なんと射精管理BLの皮をちょっとだけ被った魂の救済BLだったんですよ!
まず、キャラ造形が良い。絵も少しレトロな感じで良い。ギャグとシリアスの塩梅がとても良い。とても良いコメディというのは無双だと私は以前から主張しているのですが、今作も当に。
ノンケとセックスするために、最初は強引なんですが、最初からちゃんと合意なのも良い。
なし崩しに同居するのに、本気になったら一旦出るところも良い。からの週末会うように至るところのドラマとか。
ストーリーの緩急がとてつもなく上手いと思いました。
道具を使うセックスって、痛そうで基本嫌いなのですが、この拘束具を使う理由が素晴らしく良かった。橘先生は拘束具が死ぬほど似合うし。
単話まで買ってしまったわたくし、橘先生がメスイキするところまで見届けているわけですが、本当にケーキ買って祝いたいくらいでした。
小田切先生からの一方的な愛だけじゃないところもグウッと変なうめき声を上げて倒れそうになるのですが、何と言ってもハイライトは何気なくハグした際の「◯してる」じゃないですかね‥あそこ何度読み返しても泣けるんですが‥日頃の疲れで心がカサカサになったとき読み返すの決定です。
早く出ないかな3巻。とりあえず単話とコミックスを並行して買っていくこと決定です。
年末に神作に巡り会えて最高の気分です♡
Dogsも好きなんですが、今作はちょっと萌えられなかった。
主人公ふたり共が、1ミリくらいしか成長してないんですよ。
斉藤さんは、サル、サルと何度も言われてるんだからいい加減サルから人間になるかと思ったら今作ではゴリラだし。
愛情があんま伝わってこないんだよな~‥ガツガツとゴリラで。
カッコつけすぎなんよふたり共。
矢島は矢島で、今作は男たらしに続いて子どもたらしでもあることが描かれていたけど‥
何で子どもにこんなに好かれんのか、もっと説得力ください。
愛情の感じられるセックスシーンほしいです。
ガツガツしてるのに、矢島が妙に顔を赤らめるのがすごくチグハグな感じで。
最初から権力を嵩にきた斉藤さんがノンケの矢島を絡め取り沼に引きずりこんだわけだから責任持って溺愛して不安にさせんなよと思った。
とにかく余白が多くて、それがDogsの良さでもあるけど今回はちょっと悪いところ出たなと感じた。禁煙したから何だって言うの??って感じ。
私には分かりづれえよ!!
裏垢男子とAVモノに辟易していたのに買ってしまいましたが面白く読みました。
すごく力のある作家さんだと思います。
受けがとても魅力的ですが、なにせ裏垢男子が嫌いなものでウ~ン裏垢男子じゃなければなぁ‥などと本末転倒なことを思ってしまいました。
作家様、ゲスさに振り切って描かれたようで、何にせよ作家が性癖をぶち込むと傑作が生まれる法則があるので、その法則によりこれは傑作となります。
攻めものっけから仕事中トイレでハメ撮りを見るところからスタートし、中盤でお仕事BLみたいにデキるリーマンになるところが整合性取れてないんじゃ‥と思いますが、これくらいの荒々しさは吉と出ていると思います。
受けのお尻が常に準備万端なため攻めの身勝手さが強調されてしまったかなと。お尻を2人でじっくり準備するシーンが欲しかったです。
雑誌で7号とシバさんの話だけ読みました。
ピュアで可憐で若く綺麗な男の娘たちの勤める性風俗が舞台で、読みながらものすごくモヤモヤしました。
ピュアで可憐で美しく性格も良い男の娘が仕事でオジサンとセックスするのですが、生挿入まであるわ乱交はあるわ風俗の仕事はエグいのに、お客さんであるシバさんに本気で恋愛感情を抱いているというシチュが違和感で、性のプロなのか純愛なのかお仕事の話なのか一体どれなん!?と読んでてモヤモヤが止まりませんでした。
また働いている男の子達が番号で呼ばれているところや、とても若いところなども倫理的にひっかかりまして‥
エロを読みたくてBL沼に入ったはずなのに、実はそうではないということを、こういう時に気付かされます。
関原みつ豆先生名義の「親友と子作りすることになりました。」がぎゃん甘だったので、他に読みたいな〜と思いこちらを買いました。
ハルちゃんがハチャメチャに甘ちゃんで、湧き上がる嫌悪感をかき消すためにセリフをあまり読まないようにしました。つまりハルちゃんのわちゃわちゃした発言や泣き顔はサラッと読み飛ばしました。
えぇ、甘えん坊で素直で欲しいものは手に入れつつ周囲の人間にとても愛されてて、人生ガチャで大当たりなのになぜだか泣いてばかりいるハルちゃんに対する妬みなんですよ‥
独特な言葉遣いとぐしゃぐしゃベトベトの泣き顔が性癖に合わなくてごめんなさいです。
ハルちゃんの「しゅき〜〜」「なのぉ~~」みたいな言葉遣いって脳内で音声再現されるので好みの方にはすごいパンチ力だと思います。
いやいやいくら何でも‥と思いながらも面白く読ませるのが傑作というものです。
あんなほっそ細のチャラ男子来たら、いくら何でも判るやろ?わけぇって。
リーマンがオフでは儚げミステリアス美人ていくらなんでもファンタジー過ぎるやろがい。
と思いました。それでもグイグイ読ませるのは、圧倒的な性行為描写があるからです。
カネ子先生のキャラって細くて尖ったお洒落な若者出てくるイメージがあります。
受けも攻めも綺麗で中性的な雰囲気があるんですよ。
なのにセックスとなるとAVみたいにガツガツと破壊力があります。
綺麗なキャラに玉袋描くのカネ子先生の性癖ですかね‥?
今回圧巻だったのは、お風呂でイキながらオシッコしつつ、恍惚とした表情見せて相手を見返す受けです。
チャラい俺様責めの敵う相手じゃないんですよ。
だいたい商業BLは潮とかってごまかすんですが、カネ子先生はガッツリお風呂で受けが自ら(?)オシッコするし、しかも場所は風呂のお湯の中です。
美しい男性がドロドロになってまぐわう事に直球で素晴らしいですが、こっちも体力ないとキツイです。