私にはまだ早かった…月に笑う、までだなと。闇社会モノBLに耐性はあるつもりでしたが、正直読んでる途中で何度も本を閉じてしまうくらい、読み進めるのがキツイ描写が多かったです。上巻は、惣一の加藤への想いを拗らせ過ぎて色々やらかしてる痛い受けだなぁという印象止まりだったのですが、下巻の怒涛のバイオレンスな展開に、私は今何を読んでいるのか?と分からなくなるほどでした笑
この物語全体を通して、惣一をあそこまで痛めつけないと、その先の加藤との穏やかな生活は得られなかったのだろうか。。嫌な雌なんですよ、惣一、感情的だし、自分の思い通りにならないとヒステリックになるし、奇声を上げて全裸で外に飛び出すし笑笑、
決して惣一に好感は持てないんだけど、ちょっと同情しました。
木原音瀬作品史上最も嫌な受け、そして哀れな受けだと思いました。