「二人でパパはじめました」スピンオフの怜於編、完結の下巻になります。元ホスト時代の先輩後輩で、再会からのホンワカ育児モノでした。
育児も仕事も一杯一杯で行き詰っていたところに再会したのは、昔から心惹かれていた憧れの先輩でした。
その先輩が公私ともに支えてくれ、あまつさえ惜しみなく愛情をくれて、包容力抜群な上に愛する我が子とも仲良しで…。
となったら、惚れるのも時間の問題で。
…だった上巻。お付き合いはまだでしたが、そうなるのが明らかだったので、ひたすらイチャイチャ甘々を堪能できました。途中No1ホストが当て馬になりそうな不穏な雰囲気もありましたが、可愛いルカ君のおかげで穏便に終ったのも良かったですね。
親にも認められ仕事も順調で、人によっては平和過ぎて物足りないかもしれません。…が、ハッピーエンド主義としては、ニヤケッぱなしで始終幸福感を感じていられました。そこに可愛さ満載なお子ちゃまが加われば、最強なのは言うまでもありません。
かなり気に入ったので、本編の親子共々登場する…更なる続編を期待しています‼
「二人でパパはじめました」に登場していた、シンパパ怜於編になります。前作で一緒にいた後輩が相手かと思ったら全然別の人でしたが、2人共好みのキャラで本編よりもこちらの方が気に入りました。
別の相手と書きましたが、実はホスト時代の先輩で、離れてからもお互いに思い出しては勇気を貰っていた存在でした。そんな相手と疲れた時に再会し、公私ともに支えられたとなったら…。
ましてや、大切な子供や店ごと愛してくれたら…惚れてしまうのも納得というものです。
その包容力たるやキュンキュン必須で、まだお付き合いはしていませんが真っ直ぐな愛情に時間の問題だと安心できました。可愛いお子ちゃまと一緒に組んだ、パパを守る協定も最高です。
もちろん前作のカップルや可愛いつむちゃんも登場し、更に仲良しで幸せな様子に癒されました。怜於も続け‼と、早速下巻に急ぎます。
大好きなシリーズで、長男の本編はもちろん、一般の四男のシリーズも読んでいます。ここに来て三男のBL本が発売されると知り、彼氏のいる次男を差し置いて匂わせも全くなかった三男ですか⁉と若干興奮しました。
過去最高のページ数の厚みに、さぞや濃厚なアレコレが…なんて妄想を広げたのですが。
安心してください、中身はいつもの炸裂した半端ないブラコンでした。
ブラザーラブでBLだなんて、知らずに手に取った人が怒るんじゃないかと心配になったほどです。
と書きつつ、キラキラ大家族のいつもの日常が見れるので、このシリーズのファンとしては楽しめました。三男の魅力が伝わって益々好感度が上がった上に、違う一面が判明した次男も良かったですし。
これでシリーズ40冊目とのこと、もういっそのこと兄弟全員に焦点を当てて書き続けてください‼
大好きなシリーズの最新刊、前巻で入った横槍に不安を覚えながらも、いつものようにイチャイチャ甘々を堪能できると楽しみにしていました。会社社長と元当たり屋君の、身分差同棲モノになります。
その横槍とは、青依君へのフィリピンでの研究員お誘いでした。彼を支えたいのならもっともっと成長するべきだと、揺さぶりをかけてくるのです。
そして、分不相応だと断った青依君に対して、自分のせいで可能性を潰してるんじゃないかと悩む印南さん。お互いに相手を大事にして想い合ってるのに、上手く伝わらずにすれ違う様子に胸が痛みました。
そこへ追い打ちを掛けるように印南さんの甥っ子がやって来て、自宅でも仕事でもお邪魔虫として傍に居る中で、微妙にギクシャクしたままなのがモドカシイのです。
からの、不穏過ぎる最後の場面は一体何なんですか‼
これで次巻発売を待て…だなんて、非情過ぎます。今ほど、原作を読んでなかったことを後悔したことはありません。どうかどうか誰も失わずに、以前のような仲良しに戻りますように…。
大好きなシリーズの最新刊‼とくれば、テンションが上がるってものです。おまけに、3カップルそれぞれを堪能できる…だなんて、興奮しちゃうのも仕方ありません。
さて肝心のお話は…というと、相変わらずの寮でのイチャイチャになります。
とは言え、高3になって大学進学を控え、ちょっとしたすれ違いや小さな喧嘩(?)があったりもしましたが。
それすらも絆を深める、更なる愛情となっていたので…何の問題もありません。何せ好き過ぎて、ポリネシアンセックスが一度も成功しなかったり、寝込みを襲おうとしたり、リモート越しのエッチをしてましたから。
というわけで、ひたすら甘々を堪能できて、幸せな読後となりました。9巻でも、変わらないイチャイチャ甘々を待ってます。
お恥ずかしながら、ネームバースの世界に触れるのは初めてになります。童話と転生が融合された作品と知り、その新発想に興味を惹かれて手に取りました。
お話はベテラン転生者で尚且つ立派なモブの青年が、シンデレラの世界に転生し、まさかの王子様のお相手だった…というモノでした。
モブ慣れしていたことや妹の幸せのために、必死に王子を避けていたのですが。
もちろん、ネームバースの運命の相手からは逃れられず、安心のハッピーエンドでした。
邪魔者もおらず、妹も運命の相手とも結ばれ、全くストレスが掛からない読後でした。初めて知った世界は、やっぱり相手はイケメンに限る…ですね(笑)。
美形男系大家族シリーズも27冊目となり、もはやBLよりもキラキラ兄弟を愛でるモノと認識しています。いえ、イケメン兄弟たちのワチャワチャを見るのは大好きなので、癒し担当として重要な役割を担っているのです。
そんな第27巻は、鷹崎さんが32歳の誕生日を迎えます。
今の様に仲良くなってからの初めての誕生日に、皆から盛大に祝われるのは言わずもがなで。
全員でのイカタコパジャマはどうかと思いますが(笑)、子供たちの友人まで加わってのパーティには幸せが溢れていました。
からの、きららちゃんが書いたパパへの手紙に不覚にも涙腺が緩んで、皆良い子だ~と気分はおばあちゃんです。
そんな感じで、充功君のランウェイ騒動や鷹崎家の親子遠足もありましたが、ほぼ彼の誕生日の話題だったので、今巻では不満はないようです。…いつもあとがきで愚痴ってた甲斐がありましたね、鷹崎さん(苦笑)。
大好きで、作家買いしてる先生です。全幅の信頼をしているのであらすじも読まずに購入するのですが、大好きな作品のスピンオフと気付き、更にテンションが上がったのは言うまでもありません。
お話は不運続きのお人好しリーマンが、ある人との出会いを経て、ちょっとの勇気と努力で人生を変えていく成長物語でした。
もちろん、その途中には疑似恋愛から恋心が育ち、少しのすれ違いに切なくなったり。
と書きつつ、相手からは好意がバリバリ伝わってくるので、安心して両片思いに萌えれました。
だけではなく、恋人になるまでの過程にこちらも幸せ一杯になったり、前作カップルと一緒に同居したり優しくて愉快なダンサーの仲間たちとのワチャワチャさが楽しかったり。そして何より、ダンサーたちの筋肉美に、大いにウットリさせてもらいました。
嬉しいことに、また続編で彼らに会えるようです。それを仕事の励みにして、毎日頑張っていきます‼