大好きなカップルの修学旅行とくれば、楽しいはずがなく…。期待で胸ふくらむ、第12巻です。
もちろんテンション高い星にワクワクするのは言うまでもなく、そんな彼を見て「クソかわ」連呼の顕に萌えました。
だけではなく、修学旅行でも同級生の前でも隠すことなく、思いっ切り恋人繋ぎしちゃう2人が尊いのです。バカップルぶりも相も変わらず、(皆一緒の部屋で)思いのままHを始めちゃうのも辛抱堪りません。
そんな顕からのプロポーズまで聞けて、先生ってば読者をキュン死させる気ですか⁉
いえいえ、この2人の行く末を見届けるまでは何としてでも生き続けるので(笑)、13巻も楽しみに待ってます‼
ネガティブな気持ちになると「ぬいぐるみ」になっちゃう呪いにかかってる御曹司の、一世一代の初恋がとうとう完結を迎える第3巻です。
大好きなシリーズだったので続きを読めるのは嬉しいのですが、早くも終わるのが寂しい…複雑な気持ちで読み進めました。
ですが、そんな気分を吹き飛ぶほどの面白さに夢中になってページを捲り、最高のハッピーエンドに感動して興奮しまくりでの読了でした。
始まって早々の告白お断りに、親からの反対とクビ宣言に愛の逃避行…。
と、障害が大きかっただけに、喜びもひとしおでした。まだぬいぐるみになるようなので全てが解決したわけではありませんが、可愛いので問題なし‼です。
最後に、東君が童貞と分かり、テンションが上がったのは言うまでもありません。
仏頂面、だけど溺愛激しい、あの彼氏が帰ってきました。シリーズ、3作品目になります。
前巻で当て馬も撃退し、もう2人の間には何の障害もないかと思われましたが。
まさか仏頂面問題が残ってるとは思わず、それもトラウマになる程の理由があったとは…と衝撃的でした。しかも、それが実の祖父のせいだったなんて。
何てことしてくれたんだ‼と若干切れながら、そのことを頑なに隠そうとした豊にもイラっときました。だって、由良さんは心配して、田舎にある彼の実家まで駆け付けたんですよ⁉ なのに、あの言い方はないでしょーと。
と、モヤモヤすることもありましたが、好きな人の前だけ笑うのもイチャイチャ甘々も尊くて、幸せな気分での読了でした。
一方で、あの可愛かった甥っ子たちが成長して、こちらもカップルになりました。チビッ子好きとしては男の顔を見ちゃうのに、少し複雑な気持ちになったのは否めません。
この2人のエピソードよりも、仏頂面カップルのアレコレを見たかったので…ちょっと残念でした。
「腐揃いの教室」が好きだったので、スピンオフのこちらも手に取りました。同じ弓道部同級生の2人が、賭けから始まる堕とされ愛です。
成績不調の部長が自分よりも上手い部員に、スランプ脱出の理由を教えてもらおうと、下心いっぱいな賭けに乗っちゃうのですが。
もちろん、スランプなのに勝てるワケがなく、あれよあれよとエスカレートする賭けの内容に恋心を自覚しちゃうという…。
ある意味、BLアルアルなお約束展開ですね。
それが繰り返されるので、途中で飽きちゃったのが正直なところです。あろうことか、読みながら眠気にも襲われちゃって、残念ながらこの評価となりました。策士な、執着責めは好き…なんですけど。
それと個人的に苦手だったのが、身内のHシーンを見てる行為でした。
人気作家の疑似シングルファーザーと亡き双子の弟の息子+保育士のハートフルストーリー第9巻。同居はしていてもBL色薄めな本シリーズ、亮太君が可愛くて癒し担当となっている、大好きな発売が待ち遠しい作品の一つです。
今巻は短編集仕立てになっていて、どのエピソードもホノボノさ全開でした。
と書きつつ、亡くなった双子の弟視点のお話では、思わず胸が詰まることもしばしば…。
ですが、その弟の想いがちゃんと兄に引き継がれていて、現在の亮太君の幸せに繋がっているのに嬉しくなるのです。加えて、なっちー先生とお姉さんの、頭ぽんぽんの思い出も素敵で。
それらが愛情になって一心に注がれている亮太君ですが、初めて覚えたハグや初体験の塾での言動が可愛くて微笑ましかったです。ハロウィンでダンゴ虫を選ぶのも、彼らしくって最高でした。
一方、BL色薄めとは言え、なっちー先生のダダ洩れな想いを姉に見破られたり、亮太君にちゃんと認識されてたり、はたまた彼氏自慢をしていたり。井筒さん本人にも指摘されて、こちらはこちらで幸せそうでした。
もちろん大満足な読後感に、既に次巻が楽しみになってます。
前巻に引き続いての、ハイジャックに巻き込まれての絶体絶命編です。原作を読んでいないので、緊張感いっぱいで臨みました。
結果的に言えば、アルの大活躍で無事に解決するのですが。
そこに到達するまでには、アルのまさかの全裸エプロン姿があって、それもニュースで放送されちゃうというオマケ付きで、本当に彼は期待を裏切りません(笑)。
と書くとふざけている様ですが、銃で撃たれたりもしているので、シリアスさは全開でした。
そんな中で見せた、暁の渾身的な行為の数々に燃え滾ったのは言うまでもありません。変身しちゃうアルのために人質として残り、アルを治療するために自ら血を差し出す…それも倒れちゃうほどに。これを愛と呼ばずして、何と言えばいいのでしょうか。
それでも一筋縄ではいかなさそうですし、突然現れたキエフに不穏な感じがしますし、早くも8巻が読みたくてウズウズしています。
大好きな、あの2人が帰ってきました‼
ライバル関係から始まり徐々に育った恋心、ですが素直になれない2人なので、お付き合いは順調ですか⁉と一抹の不安を抱えつつ…臨みました。
しょっちゅう一緒に過ごし、Hも頻回にやっちゃってて、パッと見は仲良しに見えるのですが。
なのに、お互いに同じ悩みを抱えていてお互いに悶々としてるのが、ある意味彼ららしいと言えます。そこに両親へのカミングアウト問題も絡んで、ヤキモキさせられました。
ですが、ちゃんと歩み寄れる2人なので問題ありません。根底にはお互いへの深い愛情があって、しっかりと伝わってきますから。好きだからこそ臆病にもなるし、悩むんですよね。
そんな大好きな2人をまだまだ見守っていきたいので、続編の一報を期待しています‼
『絶対BLになる世界~』シリーズのスピンオフと知り、本編が好きなので期待大で臨みました。本編は兄視点でしたが、こちらは彼の弟が主役になります。
本編では弟はイケメン同級生の彼がいましたが、こちらの世界ではお付き合いはしていません。男子高生たちが、ただただワチャワチャしています。なので、題名に忠実だと言えますね。唯一BL臭がするのは旗野君で、ここでも兄に片思いしていました。
BLあるあるなエピソードの中で、如何に主人公がBLを回避するかが面白かった本編とは違い過ぎて、正直戸惑いました。いえ、男子高生たちのワチャワチャは好きなのですが、同人誌的な内容の薄さに1100円を払ってまで…と思うとモヤモヤして。
と書きつつ、最初から彼らの青春物語だと視点を代えれば、きっと面白く感じると思います。彼らの事を、より深く知れますし…ね。
前世でハマっていたBLゲームの世界に転生した、腐女子の物語第4巻。転生したのは、イケメンでモテモテな兄を持つ弟だったのですが。
BLゲームなので、もれなく彼も謎にモテモテになるのはお約束ですね。
一途に想い続ける幼馴染みの雛ちゃん(女子)、俺様で逆らえない会長、犯罪まがいの用務員、グイグイ攻めてくる楓君…とカオス状態に。
中でもツンデレが過ぎる告白と不器用な行動に、ギャップと共にドキドキ必須な夏緋先輩が辛抱堪りません。と思ったのは、主人公も一緒のようで…。
どうやら、マルチエンディングのキャラ別ルートに突入したようです。自分的には夏緋先輩推しなので全く問題なし‼ というか、このまま進んで~と願いながら、5巻待機となりました。
一途ショタ君とおっとり高校生お兄さんの、癒し日常BLも6冊目となりました。椿君10歳の小動物のような可愛さに、いつも癒されて毎巻それが楽しみだったのですが。
ここに来て悠兄への好きが溢れて来ちゃったのか、少しずつ漢っぽさが出てきて戸惑ってます。
よく分かってないのにHっぽいことをしようとしたり、ライバル(⁉)に宣戦布告したり。
と書きつつ、中身はまだまだお子ちゃまなので、可愛いなぁとホノボノもしました。
一方、肝心の悠兄の方ですが、そんな椿君のことばかり考えてるので、作戦は成功してると言えそうですね。まぁ、分別のある人なので、今すぐどうこうとはならないと思いますが。
このままショタのまま進んでいってほしいような、高校生くらいになって成就させてほしいような、毎回究極の選択を勝手にしながら次巻発売を待ってます(苦笑)。