政界BLということで、社会問題を複数取り扱った骨太なシナリオでした。
テロ事件や自衛官自死事件の真相を追うというサスペンス要素もあり、寝食を惜しんでプレイしてしまいました。
Switch版をプレイしたこともあり、糖度は控えめだったように思いますが、どのルートも段階を踏んで恋愛模様が描かれており、じんわりと心に沁みてくる感じでした。
以下、ネタバレありの各ルート感想です。
・我妻タイガ
ハイレベルな性癖の持ち主。
あとビジュと私服がとても良い、、
萌え要素が詰め込まれたようなキャラでした。
ルートのシナリオは結構ツッコミどころもありましたが(主人公が20代で大臣になったり石川氏が激ヤバだったり、、)昔ながらのBLという感じでいい味出してました。
・東郷遊馬
優しくて繊細。
その分選択肢の難易度が高いです。
「遊馬は主人公のことを思いやってこう考えているだろうけど、それを踏まえた上で遊馬を思いやるためには、、」みたいな感じになりました。
ゲームのキャラクターというか生きている人間を相手にしている気分でした。
あとゲイを自認しているのがめちゃ好きです。深みを感じる、、
その上で口説きにきてくれるので最高でした。
・白洲武彌
実力派のライバル同士の恋、、、大好きです。
「政治の世界での実力」という部分がシナリオ中で説得力をもって表現されていたのも大きかったです。シナリオライターさん凄すぎる…!!!
超仕事ができてかっこいいけど子供っぽくて可愛いところもあるという最強キャラでした。
髪下ろしてるときのビジュも好きすぎる。。癖っ毛〜
「交際宣言」のエンドが特に好きでした。さすが白洲さん
・蓼丸一貴
色んなエンドを経ないと辿り着けない真相ルートです。
ヤンデレ、執着系です!
真相の解明が大部分を占めるのと、switch版だったこともあり糖度は控えめだったように思います。
しかしご都合主義でない、現実的な結末でとても満足感がありました。
あと主人公の反応を見るに蓼丸さんのアレは丁寧で良い模様、、PC版も欲しくなってしまう_:(´ཀ`」 ∠):
以上、感想でした。
ボブゲ初心者の方から上級者の方まで幅広く楽しめるんじゃないかと思います。
政界が舞台ですが、びっくりするくらい内容もスルスル頭に入ってきます!
オススメです!!!