ゆーちん24
koi ga anonatsu ni aru
名前の由来を話す涼太と一生のふたり。
涼太の祖父の古い日記に書かれていた、
「彼(涼太)はあの子(千鶴)の最後の夏に吹き込んだ涼風だった」
という言葉。
祖父によって名付けられたという自分の名の意味を知り、より一層名前が好きになったという涼太。
そして一生は千鶴の幼い頃の記憶を回想します。
「ちづるという字は「千の鶴」と書くんだよ」
千鶴は多分生まれついて体が弱かったのでしょう。
兄からの、長く生きて欲しいという願いが込められた最初のプレゼント。
近寄りがたい雰囲気を持つ「祖父」と「にいさん」による、優しい名付けのエピソードでした♪