はるのさくら
dear plus bunko 20th Anniversary Book
好きな雑誌の20th記念冊子。
コミコミスタジオ様でディアプラス文庫3冊購入で頂ける、ということで、予約開始の日にぽちっとさせて頂きました。
11人の作家さんが5,6ページ程度のショートストーリーを書かれていました。
だいたい既読の本の番外編だったので、楽しく読むことができました。
まずは安西リカ先生の「バースデー」のその後のお話「愛を注ぐ」。
滝本と百合原が「三希」と名付けた猫を飼っていました。
まさに新婚家庭の様子がうかがい知れて、ほっこりです。
一穂ミチ先生の「イエスかノーか半分か」シリーズより「It happens」
計と潮、深と竜起の4人が一緒だったりそれぞれだったり、ワイワイいつものように楽しそうです。
その姿を見るだけで私もニコニコ微笑ましく、楽しい気持ちになります。
久我有加先生の「何でやねん」より「変わらぬ愛」
2人35歳。
結成20年の記念日を2人きりで家でお祝いするお話。いいなぁ。
木原音瀬先生の「パラスティック・ソウル」より「シンクロニティ」
ごめんなさい、本編はまだ積み本タワーの中で読んでいないのですが、なんだか切なくなる雰囲気ただよってます。
早く本編読んで、それから再読しなくては、と思わせてもらった番外編でした。
小林典雅先生の「密林の彼」より「やっと東京の彼」
今月、1月に文庫が発売ですね。
月ヶ瀬がダヌワから東京に戻ってきた時の様子です。
菅野彰先生の「色悪作家と校正者」シリーズより「色悪作家と校正者の不幸な子供」
いつもの「鳥八」で2人して飲んでます。
砂原糖子先生の「言ノ葉ノ花」より「言ノ葉ノ移ろい」
長谷部が風邪をひいて、それを看病してる余村のお話。
キス終了と言われて、もうちょっと、とうろたえる長谷部がかわいかったです。
月村奎先生の「それは運命の恋だから」より「これぞ運命の恋だよね」
北村と慎吾バージョンで、慎吾視点のお話。
あら、えちシーンがあったのはこの二人だけだったな。
椿姫せいら先生の「AVみたいな恋ですが」より「はじめてをあげる」
元ゲイAV界帝王である心矢のデビュー作を入手してしまったしのぶが見るかどうか悩んでいるところに心矢が登場して…、というお話。
鳥谷しず先生の「紅狐の初恋草子」より「飛んでるにゃんにゃんクリスマス」
猫宮が千明の為に妖怪レースに出るお話。
みんなして楽しいクリスマス過ごしてるようでした。
渡海奈穂先生の「たまには恋でも」より「心変わりをするなんて」
椋本の嫁キャラが変わってしまい、心変わりを嘆いている椋本と、それを肴に飲んでいる岡崎。
こちらも未読だったので、ちるちるさんで皆さんのレビューを拝見させてもらって、なるほど、と納得しました。
やはり、好きな2人のその後の甘々な日常をちらりと見せてもらえるのは、とっても嬉しいものですね。
嬉し楽しい小冊子をありがとうございました。
このまま30周年40周年と楽しくついていきます!!!