東雲月虹
oni to tengoku
『きみの好きなところ』というタイトルです。
天獄「腸骨!」
青鬼「ちょ…?どこ…?」骨?
腸骨とは腰骨の上部分、腸を支えている骨だそうです。
さすがマニアック。
天獄(青鬼先生を見ながら)「顔も好きです」
青鬼「…どーも」ちょっとうれしいのに顔に出しません。
天獄「僕は?僕のは?」
青鬼「……。ちょっと、待って……」
思い出すのは今までされた
後ろから腕掴まれたり押し倒されて手首を縛られたり股間を足で踏まれた事…。
天獄「………ないならいいですよ無理に探さなくても」
口だけ少し尖らせて拗ねたような表情をすると
青鬼「あッ!その顔だわ!その顔!」
ははぁ、拗ねてる顔がお好きなんですね。
普段は飄々としてるからなかなか見られないレアな表情かもしれませんが
きっと青鬼先生にしか見せない顔でしょうね。
二人とも大人だから、
本当に好きなところは恥ずかしくて言えないのかもしれません。
裏のカラーイラストは天獄先生です。
黒のハイネックにカーキ色っぽいコートを羽織って
右腕を少し前に出しているようです。
上巻の青鬼先生のダウンジャケットが見きれているので
これは二枚でひとつの作品なんですね!
青鬼先生の左手と天獄先生の右手を繋いでいるんだと思います。
天獄先生の横顔が少し驚いているように見えるので
もしかしたら青鬼先生から手を握ったのかも…。
街あかりなのか車のライトなのかわかりませんが
ぼんやり灯って冬の外デートも寒く無さそうです。
派手さは無いのですが色々想像して楽しめる素敵なイラストです!