てんてん
ryujin wa izayoi ni maiorite
本品は『竜人は十六夜に舞い降りて』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、
異世界での螢の生活を描いたお話です。
グレンの生まれた土地は
ほとんど雨が降らないのですが
年に数回激しい砂嵐に見舞われます。
城下街はお抱えの魔術師によって
嵐を緩和する結界が張られますが
グレンの一族の様に
郊外に居を構える家は
自分で対策をすることになります。
その年の数回しかないうちの
1つが今、やってきていました。
グレンの姉の1人が魔術に長けていて
各テントに防御に魔法をかけてくれて
食料も水も有りますが
最近、祖父の師匠の元で
魔術の基礎を学んでいる螢は
いつ砂嵐が止むのかと
そわそわしていました。
螢としては毎日通っている所に
悪天候でいけない状況に
なんだか落ち着かないのですが
そんな螢の様子にグレンは
そんなに2人きりでいたくないのか
と卑屈な事を言い出して!?
B5サイズ4つ折り片面で
グレンが拗ねちゃうお話です。
突然のグレンの発言に
びっくりした螢が振り返ると
グレンは手酌で酒を飲み始めていて
最近のケイは
俺の事を忘れてるとしか思えない
と拗ねた顔で言われてしまいます。
螢は魔術だけではなく
基本の読み書きもできるようにと
帰ってきても勉強ばかりで
ここ最近、グレンとは
スキンシップどころか会話も
ろくにできていなかったことに
気づきます。
グレンしたい事を訊ねた螢に
そんなことは一つしかないと
螢の首筋にがっぷり齧りつく
という幕引きまで
勤勉すぎる螢に拗ねるグレンが
楽しいお話でした。
天候ばかりはどうにもならないし
グレンの物言いもわかるけど
直截過ぎるのは照れちゃいますね (^-^A
※他特典(レビュー済)
アニメイト特典は
伴侶の儀式後の2人のお話です。