東雲月虹
hitotsuakari no heya de
仕事帰り、吊革に掴まりながらくったりしている燈は
ふと近くの男性の後ろ姿に気づきます。
身長が高く、キャップ・Tシャツ・バッグと全部黒ですが
「スタイルいいときまるんだな…」と感心します。
「背中とか腕の感じも程よい筋肉で
アイツに似て…」
知らないうちに太一を思い出して少し赤くなったところで
その男性が燈の視線に気づくとまさかのご本人!!
つい顔をそむけて赤面全開の燈に構わず
「今帰り?偶然じゃん」と寄ってくる太一なのです。
これは恥ずかしい、けどよっぽど容姿も好きってことで
なんだかんだで惚れてるよね!
こういう何気ないところで思い知らされるヤツ良いです!!