まりぽん812
parasitic soul
「何でも望みが叶う薬」が元で、紆余曲折を経て結ばれたジョエルと八尋。結婚して3年目にして、やっとスペイン地区に新婚旅行にやってきます。
ジョエルがわざわざプールのあるホテルをチョイスしたのに、八尋はデッキチェアで本を読むばかりで泳ごうとしません。ジョエルが「もしかして、泳げないとか?」と問うと、顔を赤くしてしまいます。
あら?犬って泳ぎが得意じゃなかったかしら?と思い、ネットで調べてみると、なんと犬種によっても、個々の犬によっても、泳ぎの得意不得意があるそう。本編で、『犬のDNAの影響で、聴覚と嗅覚に優れた八尋』という記述があり、てっきりビルア種は犬の優れた能力をすべて受け継いでいるのかと思い込んでいましたが、いろいろと個人差があるのですね。
昔プールでおぼれかけたことがトラウマになって、顔を水につけることもできない八尋。ジョエルは、まず水の中にもぐる練習をするよう手ほどきします。八尋は鼻を手で摘ままなくても潜れるようになりますが、目は閉じたまま。一緒に潜ったジョエルは、細かな気泡をまとった八尋の無防備な姿が綺麗で、思わずキス。驚いて目を開けた八尋は、水面に顔を出してから、「(ジョエルは)水の中でもかっこいいなって思って、自分がどこにいるのか忘れそうになった」と可愛い殺し文句。キスするジョエルに、「人が見てる」と嫌がる八尋。水の中なら大丈夫みたいだからと、ジョエルは八尋を抱きしめ水中でキス続行。
いやいや、プールサイドから水中の様子は結構見えるものです。プールサイドにいる老夫婦は、きっと微笑ましく思って、許してくれますね。なにせジョエルと八尋は新婚旅行中なのですから。