東雲月虹
kouhaikun no ijo na seiheki
生物室で二人きりの水島と木戸。
ふと疑問に思ったのでしょうか、
「お前ってやたらあちこち舐めまわすよな…」と
赤面しながらつぶやきます。
「好きなものって口に入れたくなりません?」
さも当然のような言い方ですが水島に即否定されます。
小さい頃、よく親に叱られていたそうです。
「かわいいなって思うと、つい我満できなくて…」
回想の木戸は小学生くらいでしょうか、
既に眼鏡をかけていて草むらにしゃがみこんでいますが
何かを見つめてうっとりしています。
つい我満できなくて「いろんなものを…」…………。
青ざめる水島はごく一般的な反応でしょうねww
「ま…まさかいっつも水槽眺めてる理由って………」
「小さい頃の話ですって」
……本当かなぁ……??
水島を舐めまわすのはいい事ですが(?)
昆虫とかヤメテね……。
いくら過去とはいえ、またもや後輩の異常な性癖が露呈したのでしたww