てんてん
itsuwari no miko wa mdara ni naite
本品は『偽りの皇子は淫らに啼いて』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編から5年後、大星視点で
彰湖を伴って初帰郷するお話です。
高台にある岩城に
爽やかな風が吹き向ける初夏。
大星は崇林族の本拠地に
実に5年ぶりの里帰りを果たします。
彰湖の存在がなければ
救国軍はここまでの改革を行えず
大星の生活にも潤いと彩りは
無かったことは確実です。
愛妻の姿を探していた大星は
中庭に面した廻廊で足を止めました。
都では化粧と女装をしている彰湖ですが
庭を眺められるように置かれた長椅子で
眠っている今は崇林族の若者が着る
長衣姿です。
それでも筋骨たくましい騎馬の民に比べると
男装した美姫しか見えないのは
惚れた欲目だけではないはずです。
皇太子の影武者として捕えられても
己の命を懸けても曲げぬ意志の強さと
義務感、聡明さを兼ね備えた彰湖は
大星の心を捕えて離さず
今では大星にとって公私ともに
大事な伴侶となっていました。
長椅子では休めないだろうと
彰湖を抱き起こした大星でしたが…
B5版ペーパー両面にて
本編では語られなかった
大星の心境が語られています。
起こさないようにと
できるだけ優しくしたつもりなのに
彰湖はうっすらと目を開きます。
疲れているのだからこのまま
寝台まで運んでやろうと囁くと
大星の胸に甘えるように
頭を持たせかけてきました。
大星はそのまま
寝かせてやるつもりでしたが
ここしばらく今回の休暇のために
仕事に追われて2人でゆっくり過ごせず
帰郷したら一族の誰もが
惣領とその伴侶に会いたがって
2人がくつろぐ暇もなかったために
愛でたい、啼かせたいという
肉欲が大星の中で疼いてしまいます。
しかし、
それは彰湖も同じだったらしく
ラブモードに突入して彰湖を喘がせる
というオチまで
5年たっても相変わらずエロHで
仲の良さを見せつけられたましたよ♪
あとがきにて裏設定として紹介された
彰湖の母の落とし胤説や
栄順が母方の従兄弟との話も
さりげなく絡ませていて
お得感が高いペーパーでした (^_^)v
本編終了後、5年の月日がたっているようです。
国を立て直すため奔走していたらしい2人。
今回やっと大星の本拠地に帰ることができ、彰湖は女装ではなく若者の姿で過ごすことができた。
うたた寝をしている彰湖の姿を見て、公私を支える大事な伴侶だとしみじみ愛しく感じ入ってる大星です(*^^*)
寝台に運んでゆっくり寝かしてやろうと思っていたのに、可愛らしい彰湖を見ていたら、啼かせたくなり(☆▽☆)
今回の里帰りでは、彰湖は大星の嫁として一族に受け入れられたけど、子供は妾を持てばよい、と言われたよう。
それを気にする彰湖に対し「終生、お前だけだ」と熱く愛を語る大星。
愛されてるねぇ、とにまにましちゃうペーパーでした( ꈍᴗꈍ)