「恋するマタドール」その後
クリスティアーノと付き合うようになってから怪我をしなくなった流依。
それは数週間前、マスコミの取材で起きた出来事。
流依の怪我の説明をしながらクリスティアーノが、その場でこっそり絶妙に流依に刺激を与える悪戯をしかけ、この上なく恥ずかしい思いをしたからです。二度と怪我をするかと決意する流依。
図らずも辱めを受ける流依の様子が何とも言えず、二人の攻防はある意味微笑ましいです。
クリスティアーノの策略か思いやりか・・・愛情表現が若干屈折してなくもないのですが、この上なく愛してるのが伝わる掌編でした。