raraららら
the omegaverse project
※タイトルが第2弾となっており、細かい部分で第1弾と第2弾がごちゃごちゃになっているようです。
カップリング表記が第1弾のものになので、そちらのレビューになります。
各作品2ページずつの漫画です。
「焦がれ王子のジレンマ」
悠人が目を覚ますと、ラシードがキッチンで朝食を作っています。
悠人のお腹の音が鳴っていたからとのこと。
昨日はいっぱい動いた~とキスマークだらけの体で起き上がり、そっちの意味じゃないと慌てる悠人と、優しく微笑むラシードの日本の朝。
食卓にはお味噌汁が並んでます。さすがラシードですね。
「ジュリエットのバカ」
二人の間に生まれた赤ちゃんが、飼い猫の尻尾をよだれまみれにしてしまうというお話。
ごめんなーと謝る琉夏に、「おれの方がおにーちゃんだから」と猫の心の声もあります。
そこへ大成が帰ってきて、みんなでお出迎え。
幸せの余りすぐに飛びつこうとする大成に、琉夏が「抱っこは手を洗ってから」とたしなめる家族の幸せ原風景。
こちらはアニメイトの特典ペーパーの続編と言えます。
この冊子では赤ちゃんの姿は出てきませんが、作家さんがTwitterでお名前も含めて描かれてます。
「インザケージ」
陽に花冠をプレゼントする衛司。
微笑ましい二人に、今度は廉司が「俺とお揃い」と四葉のクローバーの指輪をプレゼント。
「廉司くんとお揃い」と喜ぶ陽に、固まる衛司と牽制する廉司で火花がバチバチ。
その時のお花を押し花にして見つめている陽。すると、陽を呼びに来る人物が。
結婚式直前の様子でした。陽はタキシード姿。
受けがウェディングドレスでも好きですが、タキシードだと男性同士らしい良さがありますね。
「あにと弟」
キッチンで包丁の音を響かせる雪路の後ろから、甘えるように抱きしめる要。
雪路に怒られてすごすご退散するも、続いて響く包丁の音に、幸せそうに微笑むのでした。
セリフがありませんが、二人のその後の穏やかな幸せが伝わって胸が熱くなります。
また、要の方が頭一つ分背が高く、本編では花魁として受ける姿しか描かれなかった要の攻めらしい姿が見られたのも嬉しい。この二人のその後がもっと見たくなりました。